韓国ドラマ【サイコだけど大丈夫】本当の愛と家族の形を見つけた話
はじめに
私の持病、「韓ドラ俳優もれなく全員好きになっちゃう症候群」。
そして、それに併発した「一人にロックオンすると過去作を漁り尽くさないと気が済まない病」。
この2つが重なった結果、私の日常生活は今、深刻な「過密スケジュール」に陥っています……(嬉しい悲鳴)。
今回このドラマを見始めたきっかけは、完全にキャスト。
『涙の女王』で私を虜にさせたキム・スヒョンと、『花郎〈ファラン〉』でヒョンシクの妹役だったソ・イェジ。
「あ、見たことのある二人!もう見るしかないよね、逆に見ない理由はないよね」という、韓ドラファン特有の使命感で視聴スタートしました。
いざ見始めると、「え、この人も出てるの!?」という嬉しい再会の連続。
『イカゲーム』で鮮烈な印象を残したパク・ギュヨン
『無人島のディーバ』のキム・ジュホン
そしてYouTubeの切り抜きで出会い、「もっと早く知りたかった!」と悶絶したミュージカル『メイビー ハッピーエンディング』のパク・チンジュ(チョン・ミドさん目当てで検索した自分を褒めたい)。
いつもなら「顔がタイプ!」「役がかっこいい!」という理由ですぐに俳優さんを好きになる私ですが、今回は初めての感情に出会いました。
失礼を承知で言わせてください……
私の好きなタイプの顔ではないのに、オ・ジョンセさんの圧倒的な演技力に、魂をすべて持っていかれてしまったのです。
登場人物
ムン・ガンテ(演:キム・スヒョン)
精神病棟の保護士。幼少期に両親を亡くし、自閉スペクトラム症(ASD)の兄を支えるためだけに生きてきた青年。自分の感情を押し殺して生きてきましたが、ムニョンと出会い、激しく衝突しながらも愛を知っていきます。
コ・ムニョン(演:ソ・イェジ)
超人気の児童文学作家。しかしその中身は、反社会性パーソナリティ障害の疑いがある、冷酷で傲慢な女性。母親からの歪んだ愛情によって深いトラウマを抱えています。
ムン・サンテ(演:オ・ジョンセ)
ガンテの兄。ASDでありながら、ムニョンの大ファンという一面も。彼の純粋さと成長が、この物語の最大の鍵となります。
あらすじ
人生の重さに耐えきれず愛を拒否する保護士ガンテと、生まれつきの欠陥で愛を知らずに育った童話作家ムニョン。
一見、正反対の二人が出会い、お互いの傷を剥き出しにしながら治癒していく――。
それはまるで、残酷だけど美しい「一編のファンタジー童話」のような、再生と救いのロマンティックコメディです。
印象的なポイント
ムニョンが髪をばっさり切るシーン
暴走するムニョンの髪を、ガンテが整えてあげるシーン。
「ヒョンの髪も僕が切っているんだ」というガンテに対し、ムニョンが「キノコヘアはいや!」と即答したところ、思わず笑ってしまいました。
サンテのあの独特な髪型がよぎって(笑)。
でも、切り終えた彼女に「綺麗だ」と答えたガンテの眼差しには、たしかな愛が宿っていました。
「まだ遅くなかった」家族写真
サンテとムニョンが先に写真館へ向かい、一人取り残されたような気持ちで胸を痛めるガンテ。
でも、二人は彼を待っていました。
サンテに「無理に頑張らないで、楽な顔で。それが本当のムン・サンテでしょ」と声をかけるムニョン。そして、そこへ駆け込んだガンテの笑顔。
「まだ遅くなかった」 3人で並んだ家族写真は、言葉にできないほど多幸感に溢れていて、最高に素敵でした。
サンテが「兄(ヒョン・オッパ)」になった日
弟ガンテに電話をかけ、「ご飯を食べたか?」と聞き、小遣いをあげるサンテ。
「兄らしく面倒を見てあげたい」という彼の真心に、涙腺が崩壊しました。 その姿を見て「私もお兄さんが欲しい」と歩み寄ったムニョン。
サンテが彼女を家族として受け入れ、「ムン・ガンテ!……コ・ムニョン!」と名前を呼んだ瞬間、胸が苦しくなるほどの感動が押し寄せました。
ガンテが夢見た「もしも」の風景
途中で挿入される、ガンテの想像シーン。
もしサンテがASDじゃなかったら……。
スーツを着たサラリーマンの兄が、学生の自分の恋路を邪魔しにくるような、当たり前の日常。
ガンテがどれほどその世界を望んでいたか。切実な願いが透けて見えて、一番心に刺さったシーンです。
視聴を終えて
最終的に、3人それぞれが抱えていた「箱」を飛び出し、自分の足で歩き出す姿に胸がいっぱいになりました。
「大丈夫じゃなくても大丈夫」。
不完全な者同士が寄り添い、本当の家族になっていく過程は、どんなお伽話よりも美しかったです。
演技派揃いのキャスト、心に響くセリフ、そしてオ・ジョンセさんの神がかった演技……。
完走した今、私の「過密スケジュール」はさらに更新されそうです。
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それでは、また次の「推しレポ」でお会いしましょう。
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