「そっか。」娘の気持ちに寄り添うだけでよかった。
みなさんは、
テストまで残り3時間。
そんな時、どんな気持ちで
お子さんの隣にいますか?
信じて見守りますか?
勉強を一緒にしますか?
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(間に合う?)
(今それやる?)
(なんでそれやってるの?)
(これやらなきゃ。)
(あれもやらなきゃ。)
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以前の私は
いろんな思いが頭の中を駆け巡り、
その言葉を飲み込むだけで精一杯でした。
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でも、今回は違いました。
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⸻
⸻
👧「今回、算数と国語も自信ない。
悪い気がする。」
テスト3時間前。
隣に座った娘が言った。
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少し前の私だったら、
(なんで?)
(今さら?)
(もっと前からやっておけばよかったじゃない。)
そんな言葉が頭の中を駆け巡っていたと思う。
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でも、その日の私は違った。
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👩「そっか。算数と国語、自信ないんだね。」
ただ、それだけだった。
⸻
その日は娘の第一志望校の
オープンキャンパスだった。
本当は行きたい。
でも、その日の午後にはテストがある。
前日、娘は泣いていた。
👧「行きたいよ。でも行けないよ。」
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以前の私なら、
(今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ。)
(テスト前なんだから勉強しなきゃ。)
そんな言葉が浮かんでいたかもしれない。
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でも、その日は違った。
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👩
「そっか。」
「行きたいんだね。」
「でも、行けないかもしれなくて嫌なんだね。」
ただ娘の気持ちを受け取った。
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その夜。
塾から帰ってきた娘は元気がなかった。
👧「今日の算数、すごく難しかった。」
新しい単元に入った授業。
👩「そっか。」
👩「難しかったんだね。」
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不思議だった。
娘は元気がない。
テストも近い。
勉強も順調とは言えない。
それなのに、私は揺れなかった。
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説明会の後、
家には帰らなかった。
👧「帰る時間がもったい。」
そう、娘が言ったから。
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塾の近くのマクドナルドでお昼ご飯を食べて、
そのまま勉強することにした。
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もちろん、
ずっと順調だったわけじゃない。
⸻
途中、
娘は何度も言った。
👧「もうやだ。」
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いつもの娘なら
そこから泣いて、
「もう、やりたくない。」
と、なっていたと思う。
いつもなら、
私がなだめて、
励まして、
何とか気持ちを立て直していた。
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でも、その日は違った。
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👩「少し外歩いてきたら?」
そう声をかけると、
娘は一人で外へ出た。
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しばらくして戻ってきた娘は、
👧「よし!やろう!」
そう言って、席に座った。
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そして、
また問題を解き始めた。
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私は、何もしていない。
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娘が自分で歩いて、
自分で気持ちを切り替えて、
自分で戻ってきた。
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ああ、
娘はこうやって少しずつ、
自分で自分の課題と向き合っていくんだな。
そう思った。
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その日の結果は、
苦手だと言っていた
国語が120点。
算数は123点。
総合で405点だった。
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久しぶりの400点台だった。
でも、
私が一番嬉しかったのは点数じゃない。
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不安があっても。
迷っても。
「もう、やだ!」
と、言いながらも。
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自分で気持ちを切り替えて、
前へ進もうとしていたこと。
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ああ、そうか。
私は娘を何とかしなくていいんだ。
励まさなくてもいい。
アドバイスしなくてもいい。
解決しなくてもいい。
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娘は私の考えを
聞いているわけじゃない。
アドバイスがほしいわけじゃない。
問題を解説してほしいわけじゃない。
ただ、
「わかってほしい」
だけなんだ。
⸻
前の私は、それができなかった。
娘の言葉を聞くたびに、
自分の不安が動いた。
自分の受験。
自分の価値観。
自分の「努力しなきゃ」という思い。
それが反応していた。
だから落ち着いて聞けなかった。
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でも、今は、少し違う。
⸻
娘の課題と、
私の課題。
その境界線が見えるようになってきた。
⸻
だから最近は思う。
今、必要なのは、
娘を動かす言葉じゃない。
⸻
娘の心が安心して
戻ってこられる場所でいる
ことなんだ、と。
⸻
今日も、揺れながら母をしています。
はじめまして。
5歳の男の子と10歳の女の子を育てながら、
毎日悩んで、揺れて、少しずつ前に進んでいる母、みおです。
このnoteでは、中学受験や子育て、夫婦のこと、自分の心のことを、正解探しをやめた視点で書いています。
同じようにしんどさを抱えている方の、少しの休憩場所になれたらうれしいです。
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