「お姉ちゃんなんだから」その一言を夫婦で飲み込んだ夜。
みなさんは、
きょうだい喧嘩を見たとき、
どこまで口を出しますか?
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以前の私は
「お姉ちゃんなんだから、
貸してあげなさい。」
そう言っていました。
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でも、今回は違いました。
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その日はホテル三日月へ。
家族みんなでプールに4時間。
手がふやけるくらい遊び、
子どもたちはずっと笑顔だった。
娘は、
👧「勉強しなくて、
こんなに遊べるなんて楽しい。幸せ。」
そう言っていた。
夫も、
👨「こんなに喜んでくれるなら、
連れてきた甲斐があるな。」
と、嬉しそうだった。
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夕飯は、中華料理屋へ。
娘は、
おもちゃ付きのお子様ラーメンを選んだ。
息子も、
👦「ぼくも、お子様ラーメン。」
ところが夫は、
👨「パパのラーメンと半分こしよう。」
と、提案した。
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いつも息子が食べきれずに残すからだろう
とは思った。
でも、喧嘩になるだろうなぁ、
とも感じていた。
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結局、お子様ラーメンを頼んだのは娘だけ。
娘のもとに、おもちゃが運ばれてきた。
息子は、
👦「僕も、お子様ラーメンがよかった。」
と言いながら、
娘のおもちゃに手を伸ばした。
娘は、
👧「それ、私のだから。」
👧「触らないで。」
と、貸さなかった。
娘は、おもちゃの吹き戻し笛を吹いて、
楽しそうに遊ぶ。
息子は、
👦「貸してよぉー!ねぇねだけずるい!!」
と、泣きそうだった。
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ああ、
やっぱり始まったか。
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正直、私は思っていた。
「どう考えても、さやには幼いおもちゃ。」
「わざとやってる。」
「少しくらい、貸してあげればいいのに。」
でも、その言葉は言わなかった。
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驚いたのは、夫だ。
以前の夫だったら、
おそらく、
👨「5年生が遊ぶおもちゃじゃないだろ。」
👨「赤ちゃんと一緒。」
👨「そうが、かわいそう。」
そう言っていたと思う。
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でも、この日、
夫も何も言わなかった。
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これは、二人の課題。
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夫婦そろって言葉を飲み込み、
ただ、今の二人を見守っていた。
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しばらくすると、
息子のラーメンが運ばれてきた。
息子は、夢中で食べ始める。
娘は、お肉が苦手。
残ってるお肉を見て
👧「食べる?」
と、息子に聞いた。
👦「僕、もらう!」
息子は、嬉しそうに答えた。
さっきまでのおもちゃのことは、
もう終わっていた。
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これまでのきょうだい喧嘩を振り返ると、
長引かせていたのは、
子どもたちではなく、
私たち大人の一言だったのかもしれない。
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子どもたちは、
自分たちで気持ちをぶつけ、
自分たちで切り替え、
また笑っていた。
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親が解決しようとしなかったからこそ、
子どもたちは、
自分たちで次へ進むことができた。
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あのとき飲み込んだ一言が、
二人の力を信じることにつながった。
そんな夕飯だった。
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今日も、揺れながら母をしています。
はじめまして。
5歳の男の子と10歳の女の子を育てながら、
毎日悩み、揺れ、それでも少しずつ前に進んでいる母、みおです。
夫や子どもを変えようとしていた私が、
自分と向き合うことで、家族との関係が少しずつ変わり始めました。このnoteでは、中学受験や子育て、夫婦のこと、そして自分の心について、日々感じたことを綴っています。
同じように悩み、しんどさを抱えている方にとって、少し心を休められる場所になれたら嬉しいです。

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