過去最低点。「塾辞めろ!」以前なら怒鳴っていた父が飲み込んだ言葉。
みなさんは、
お子さんの受験や進路について、
夫婦で同じ考えを持っていますか?
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我が家はずっと違いました。
👨「もっと勉強させた方がいい。」
👩「そのやり方じゃ、伸びるものも伸びない。」
👨「小学生なんだから、
親が管理しなきゃダメだろ。」
👩「それじゃ、考える力が育たない。」
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正反対の考えで、
何度もぶつかってきました。
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だから今でも、
夫婦の意見が完全に一致しているわけではありません。
夫は不安になる。
私も迷う。
本当にこれでいいのか分からない。
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それでも、
260点の日。
以前とは少し違う
私達がいました。
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テストの日。
娘はスタディールームで
友達と勉強していた。
私は夫と息子と3人で
朝ごはんを食べていた。
最近の私は、
娘の勉強をほとんど見ていない。
管理もしてない。
進捗も分からない。
何を勉強しているのかも分からない。
私は夫に聞いた。
👩「最近、私さやの勉強
全然見てないんだよね。
全部さやに任せてる。
パパはそれでいいと思ってる?」
夫は少し考えて答えた。
👨「良いも、悪いも、判断できないな。」
そして続けた。
👨「俺も仕事忙しくて回らないし。」
👩「私もそんなにできない。
だから私はもう
さやから言われるまで待ってて
見守ってる感じなんだ。」
夫は少し考えて、
👨「そうか。」
と言った。
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賛成だったのか、
反対だったのか、
正直よく分からない。
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ただ、
👨「それは違う。」
とは言わなかった。
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だから私は、
今まで通り娘を見守ることにした。
夫もまた、
何も言わなかった。
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その日の公開テスト。
結果は260点。
いつもより60点近く低かった。
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夕方。
私は夕飯を作っていた。
すると夫が聞いた。
👨「さや、どうしたの?」
👩「点数が悪かったんだって。」
👨「だろうな。」
私はすぐに言った。
👩「でも、言わないでね。」
夫は何も言わなかった。
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夕飯中。
夫は不機嫌だった。
👨「その負のオーラやめてくれない?」
👨「早く風呂入れ!」
👨「早く寝ろよ!」
娘は反発した。
👧「パパうるさい!」
勉強しろとは言わない。
でも、
夫の不安やイライラは
空気になって漏れていた。
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夕飯が終わり、
夫と二人きりになった。
夫はすぐに本音を漏らした。
👨「ひどい点だな。」
👨「行く学校どこもないんじゃないか。」
私は言った。
👩「パパ、第一志望じゃないと行かせないって
前に言ったよね?」
👩「さやもちゃんと分かってる。」
👩「だから、それ以上何も言わないで。」
夫は黙って聞いていた。
そして、少ししてから、
ぽつりと話し始めた。
👨「さや、気づけばいいけどな。」
👨「でも、いつ気づくんだろうな?」
👨「俺たちがちゃんといられるうちに
気づけばいいけど。」
👨「大人になってから気づくのかな。」
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夫が不機嫌になるのも無理はない。
土日は息子を連れて公園へ行く。
家のことをする。
私と娘が勉強できるように時間を作る。
その積み重ねがある。
だから結果を見た時、
ショックを受けるのは当然だと思う。
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それでも夫は、
娘には言わなかった。
不機嫌にはなった。
イライラも漏れた。
でも、
👨「だから勉強しろ!」
とは言わなかった。
👨「だから言っただろ!」
とも言わなかった。
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私はそんな夫の姿を見ていた。
娘の課題を娘に返すこと。
それは私だけではなく、
夫にとっても簡単なことじゃない。
点数を見れば不安になる。
言いたくなる。
動かしたくなる。
気づいてほしくなる。
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それでも夫は、
その気持ちを娘にぶつけなかった。
飲み込んだ。
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260点だった日。
夫の不安は消えていない。
迷いもある。
きっと今も、
「このままで大丈夫なのか。」
と思っている。
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それでも夫は、
娘にその不安を背負わせなかった。
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私はそんな夫の変化が、
ありがたかった。
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今日も、揺れながら母をしています。
はじめまして。
5歳の男の子と10歳の女の子を育てながら、
毎日悩んで、揺れて、少しずつ前に進んでいる母、みおです。
このnoteでは、中学受験や子育て、夫婦のこと、自分の心のことを、正解探しをやめた視点で書いています。
同じようにしんどさを抱えている方の、少しの休憩場所になれたらうれしいです。

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