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トータル5時間くらいサグラダファミリアを見たので誰かに話したい

#889
2026.2.6.
中学受験組が学校に戻ってきて、「久しぶり〜!」「おかえり〜!」を連呼するテンションの高いサポーターである。やっぱりみんながいる学校は良い。


さて、撮って出しの海外旅行写真記事とは別に、いろいろと残しておきたい話を書いていこうと思う。
今回は撮って出さなかった(笑)サグラダファミリアについて。

サグラダファミリア訪問は今回の旅のメインイベントのひとつ。
そもそもなぜ旅行先にスペインを選んだかといえば、ちきりんのvoicyで語られていたから。(有料コンテンツで聴けないかも↓)

ガウディ没後100年、サグラダファミリアある程度完成目処、オーバーツーリズム問題…などなど、もしかしたらこれから見に行くのが困難になるのでは?と思い、チャンスがあるならば今のうちに行こうと思ったのだ。

ちなみに十数年前は「桜田ファミリー」かと思っていたくらい興味がなかった世界遺産である。



最初の出会いは初日の夜。現地で出会った日本人と飲んで「見に行こうぜ」的なノリで行ったやつである。

シンボル


ということで翌日。
朝からグエル公園を見学し、合間にカフェで多少食べ物を胃に入れて、いざサグラダファミリアへ!

まずは周りをぐるっと1周。

受難のファサード側
生誕のファサード側
近くの公園がフォトスポットになっていて人だかり

チケットは公式サイトで事前に購入済み。いくつかタイプがあって、ガイドツアー付きとか塔に上れるやつとか。

私はガイド無しの塔に上るものにした。36€。
塔は「生誕のファサード」か「受難のファサード」を選んでどちらか一つ上ることになっている。ちょこちょこ調べて「受難のファサード」を選んでいた。

チケットは入場時間と塔に上る時間を指定して購入する。私は12:15→13:00。

ちきりんオススメの回り方によれば…
①まずは中に入って第一印象で感動する
サグラダファミリアについての展示を見る
③知識を得た状態でもう一度見て感動する
というのがよいらしい。

入場を塔に上る45分前にしたのは、展示を見る時間を確保するためである。


ゲートでチケットチェックと、荷物検査。
荷物検査は空港の手荷物検査と同じようなレベルだった。

生誕のファサード入り口では、みんなオーディオガイドやツアーガイドさんの話を聞いて立ち止まっている。

オーディオガイドは、アプリをダウンロードして自分のスマホで聞く。ちなみにwi-fiは微弱。

地図もアプリから見られる


時間もないのでまずは入ってみよう!

どひゃー
どわー
うほー
わわわわわ

感動しつつも、私は焦っていた。
入場からファサードに上るまでの45分間で、展示をある程度見ておくべきじゃないのか?

どこにあるんだ展示!!!

探している間に地下の礼拝堂?が見える窓を発見

見当たらない。


探して探して、ようやく「受難のファサード」側の出口を出て左の方に、展示に繋がる坂道を発見。展示は地下なのだ。

こっちか!

でもこれがまた…何が書いてあるのか分からない。3ヶ国語で表示されているのだが、英語でも読み取れないという…。圧倒的英語力不足!

ちきりん曰く、「それぞれのモチーフの意味やらが紹介されていて、展示を見た後に大聖堂に戻るとそれまでと全く違うものに見える」ということだった。
うーん、モチーフの説明ってこれかなあ?

Googleレンズで翻訳しようとしたが、電波が悪くてうまく機能しない。

うううー。
でももう塔に上る時間だ!大聖堂の方に戻ろう!

幾分駆け足で、エレベーター乗り場があるらしき場所に戻った。
めちゃ空いてる!もしかして、塔に上るチケットって、かなり少ないのかもしれない。

どんな感じで先に進んでいくのか様子を見たい転ばぬ先の杖的な思想の持ち主である私。少しの間そのゲートを見守る。

いや、様子がおかしい。
さっきからいろんな人が係員の人に話しかけるのだが、誰一人中に入っていかないのである。

思い切って私も聞きにいく。
「この『受難のファサードに上る』のチケットの入り口はここで合ってます?」
いろいろ答えてくれるのだが、何を言っているのか分からない。

が、聞き取れたフレーズは”close”。

クローズ!!!
塔に上るのはクローズ!!!

驚きすぎてフリーズした。そんなことがあるのか?とりあえず心を落ち着けるために、大聖堂のイスに腰掛ける。
ネットで「サグラダファミリア 塔 上れない」などと検索。どうやら、天候によって塔の上には上がれないときもあるらしい。その場合、普通のチケットと塔に上がれるチケットの差額分が返金されるそう。

いや、返金しなくていいから、上に上がらせてくれっ!!!

待っていたら動き始めないか…などと思ったのだが、待てど暮らせどそんなムーブはなかった。

かなり長い間座っていたら、だんだんと気持ちが落ち着いてきた。

ふうう…

とりあえず、微弱Wi-Fiでなんとかオーディオガイドに接続してみよう。あ、繋がった。大聖堂の解説を聞く。なるほどねえ…。

ようやくオーディオガイド


時間はいくらでもあるので、もう一度ゆっくり展示を見ることにした。

すると、さっき見ていたところよりももっと奥まで、様々な展示が続いていることが分かった。
微弱ながらもWi-Fi接続できるので、今度はGoogleカメラの翻訳も駆使してみる。



ステンドグラス製作の様子とか

素敵な色合い
こんな種類の色が使われているのか
動画も
作業場

サグラダファミリアには、ガウディ以外の建築家も携わっている。「受難のファサード」側をデザインした方の仕事ぶりも↓

この人のデザイン、好きだなあ
彫刻も美しい


そして、もっと詳しく書いてあった!モチーフの意味など。

単に「カタツムリの柄♪」とかではなく、生物の構造を細かに分析して建築に生かしていく。単細胞生物や木の幹の形も取り入れている。

内側に三角形の穴が空いている植物は捻れていくと最終的にその穴が六角形になる。(認識合ってるかな?)

柱が上の方で枝分かれしているのは大木をイメージすると共に、構造上で建築物の安全性を高めている。

一石二鳥

植物だけでなく鉱物の形も装飾に取り入れられている。

鉱物の知識も!

そして、さらに奥の方にあったデジタルの展示2点もすごかった!
ひとつはこれまでの建築の歩みを模型×プロジェクションマッピングみたいなやつで追っていったもの。どう変化してきたのかが分かりやすい。

驚くべきはもうひとつ。
なんか大量の紐に大量のおもりがぶら下がっているものが。この展示だけでは意味がわからずなんじゃこりゃ。

それがデジタルで説明が始まり…1本の紐におもりを吊るすとこんな風にたわむ。それが大量になるとこんな形になって。

それをひっくり返したものがサグラダファミリアの形だと!

え!
そういう形に設計されてたん!?

たくさんのおもりが吊るされた紐たちが映像で最後くるっと逆さまになった瞬間にゾワっとした。すごーーー!




建築、植物、鉱物…etcの幅広く深い知識をもち、しかもそれをめちゃ大きくて個性的で美しい造形に落とし込んでいく…

気狂いの沙汰である。

と思うと同時に、今まで見に行った様々な展覧会なども、基本的にみんなどこかに「気狂いの沙汰」があったもんなあと。
それの世界遺産規模バージョンが、ガウディのサグラダファミリアなのか。

そりゃあ、なかなか作り終わらないわけだ。
そして、こんなにも世界中から人が来るわけだ。

そこまで展示を見てようやく腑に落ちて、もう一度大聖堂に戻った。
確かにちきりんが言うように、全然見え方が違う大聖堂がそこにはあった。


さて、ミュージアムショップもチェックしてみよう。

パズル
ステンドグラス柄は映える
このデザイン可愛くない?
透かしグラスも可愛い
この柱と同じデザインの小物たちいいよね!
パズルのパッケージ可愛い
正統派パズル



ここまでで3時間半である。塔のショックで放心していた時間もあったが、展示見たり本物見たりと行ったり来たりして、十分に堪能することができた。


惜しむらくは、塔に上れなかったこと。
そして私はなかなか諦めない女。



翌日もバルセロナ市内観光の予定だったので、朝から公式サイトと格闘。繁忙期は1週間先まで埋まっていることもあるらしいが、この日はまだ買えた。

なかなか支払いがうまくいかなかったのだが、なんとかして15時15分からのチケットをゲット!
まさかの2枚目〜!(1枚7500円)

この日は朝から風の様子が気になって仕方なかった。昨日行ったグエル公園ではめちゃくちゃ風が強いなと思ったけれど、あれは丘の上だったからか?木々が結構揺れている気がする。今日も上れなかったらて無意味な3枚目か?

昨日と同じ手順をたどって中に入る。

今回は入り口近くの完成模型のオーディオガイドからちゃんと聞く
生誕のファサードの装飾たち

入ったところの係員さんに「今日はエレベーター動いてる?昨日は上れなくて」と聞くと、「今は動いていますがあなたの時間まで動いているかは…神に祈ってください」とお祈りポーズをされるという笑。
信じてるぞ、神様!!!

はい!
はいはい!

時間になりエレベーターに向かう。

動いてる!

並んでいる間に「やっぱりダメです」とならないために、できるだけ早めに列に並んだ。

そしてついに…
受難のファサードの上に!!!

エレベーターの先も少し階段で登る
隙間からバルセロナ市内
建設中
細かな装飾

あまりゆっくり見られる場所はないのだが、隙間からバルセロナ市内を見渡せたり、建設中の塔を近くで見られたり、装飾の細かいところまで見られたり。

景色も良い

16時には鐘の音が鳴り響いた。
今はテープの音らしいが、いずれは教会内部で演奏する音が生で流れるようになるのだとか。

像も下界を見つめる
内部
三半規管がやられるカタツムリ螺旋階段



ということで。

結果5時間サグラダファミリアで過ごした私が、今更ながら見方をまとめるとすれば…

◆チケットは事前予約
私は見られなかったが午前中の光と午後の光の入り方を見たいのであれば朝の時間にするとよいと思う。
◆アプリ&オーディオガイドダウンロード
Wi-Fi弱いから事前だと安心
◆少し早めに行ってまわりをぐるっと1周
◆最初はあまり情報を入れずに雰囲気を味わう
◆塔に上る
◆降りてきて初見を堪能し終えたら地下の展示をじっくり見る
◆大聖堂に戻る
◆ミュージアムショップを楽しむ


こんな感じかな?



スペイン方面に行かれる方、本当に本当に行って損はないので、ぜひともサグラダファミリアを楽しんできてください!




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