夜の海と船
1974年、漁業が最盛期の稚内において、港には数え切れないほどの漁船が係留され、朝から晩まで様々な人で賑わっていたといいます。親父から聞いた話では、深夜0時になると一斉に漁船が出航していくことがあり、その様子がとにかく圧巻だったとのこと。
そんな夜の漁港を撮ったネガがいくつかありましたので、今回は夜の海と船を紹介したいと思います。兎にも角にも、うねるような熱量というか高揚感を感じさせる夜の漁船たちがカッコいいな、と思ったのでした。
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このような写真は他にもたくさんあるのですが、残念ながら多くのネガが経年劣化によるダメージを受けていました。勿体ない。
さて写真について何かしら解説ができれば、多少なりとも文章の体裁が整えられるのですが、どうにも船についての知識を持ち合わせておらず「船、いっぱいいるねー」と幼稚園児並みの感想になりがちで、ならば黙っていた方が良いと判断した今回です。
それにしても、深夜0時付近にカメラを構えて漁港にいる一般男性、というシチュエーションが特異すぎる気もしますが、仕事(鉄道)のシフトで遅番だったり泊まりだったりという生活リズムの親父でしたので、港で写真を撮ってから出勤していたと考えても良さそうです。
そうでもないと、吹き付ける風と海の音しか聞こえないであろう下の写真などは、わざわざ撮りに行くには過酷過ぎる条件がてんこ盛りで、想像するだけで震えてしまいます。でももしかしたらそれほどの魅力が夜の船にはあったのかもしれません。

