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AIマスタリングが便利すぎると話題に【DTM】

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アノニマスDTM編集部でございます。

近年、AIを活用した音楽制作サービスが急増しています。

AIは、作曲・編曲・ミックス・マスタリングまで、多くの工程を自動化することが可能で、初心者でも短時間でクオリティの高い音源を作れるようになりました。

こうした背景から、個人クリエイターや小規模スタジオでも、プロ並みの音楽を手軽に制作できる環境が整いつつあります。

SOUNDRAW

人気の音楽制作サービスの事例

  • AIVA:AI作曲に特化したサービス。ジャンルやムードを指定してオリジナル楽曲を生成可能。

  • Amper Music:商用利用にも対応したAI作曲ツール。映像制作との相性も抜群。

  • Soundraw:AIが自動で曲の構成やテンポを調整してくれるため、短時間で楽曲制作が完了。

これらのサービスは、「作曲はしたいけれど技術が追いつかない」というユーザーのニーズに応えるもので、DTMerや初心者の強い味方です。

splice

サンプル素材サイトの活用

AIによる自動生成だけでなく、サンプル素材を活用する方法も一般的です。
有名なサイトには以下のようなものがあります:

  • Splice:膨大な数のループ素材やワンショットサンプルを提供。ジャンルやテンポで検索可能。

  • Looperman:ユーザーがアップロードしたフリーのループ素材が多数。無料で利用できるものも豊富。

  • Cymatics:プロクオリティのサンプルパックが充実しており、初心者でも簡単に曲作りに組み込める。

サンプル素材を組み合わせることで、作曲スキルが浅くても短時間で完成度の高い楽曲を作れるため、AIツールと併用するのがおすすめです。

DTM

しかし、便利さには注意点もあります。

  • オリジナリティの低下:同じ素材やAI生成パターンを他のクリエイターも使用しているため、楽曲が似通いやすい。

  • 音質・バランスの調整負担:AIやサンプル素材だけでは、曲全体の音量バランスやEQ調整が完璧にはならない場合がある。

  • 制作フローの分断:複数サービスを行き来する必要があり、操作や管理が煩雑になりやすい。

  • 著作権リスク:AIが生成した楽曲の元データやサンプル素材には、権利関係が不明確な場合がある。商用リリースの際に予期せぬ著作権問題が発生する可能性があるため、ユーザーは注意が必要。

こうした背景から、ユーザーは「短時間で完成度の高い音楽を作りたい」「オリジナリティを保ちながら効率的に制作したい」「作曲から配信まで一元管理できる環境がほしい」というニーズを強く感じ始めています。

LANDRのロゴ
LANDR

AIマスタリングサービス「LANDR」

そんな中でも"今"注目なのが、LANDRです。
LANDRはAIによるマスタリングサービスから始まり、現在では作曲支援、サンプル素材提供、リリースサポートまで、音楽制作の幅広い領域をカバーしています。

  • AIマスタリング:AIが曲のジャンルや音質に合わせて最適化。

  • オンラインDAW機能:ブラウザ上で簡単に作曲・編曲可能。

  • サンプル素材とループ音源の提供:初心者でもすぐに楽曲制作をスタートできる。

  • 配信・販売サポート:完成した楽曲をSpotifyなど主要プラットフォームにリリース可能。

これにより、初心者からプロ志向のクリエイターまで、幅広く活用できる環境が整っています。「手軽にプロクオリティの音楽を作りたい」「時間をかけずに完成度を上げたい」という方には特におすすめです。

ミックス・マスタリング

LANDRを特徴づける機能が、マスタリングをAIで独自に自動化できる点です。数ある音楽生成AIサービスでは、作曲や編曲はサポートされるものの、ミックスやマスタリングの工程がブラックボックス化されており、完成音源のクオリティは必ずしも高音質とは限りません。

一方、LANDRのAIマスタリングは、実際のレコーディング現場で行われるマスタリング工程をAIで再現・一元化することで、従来のAIサービスでは得られない高音質な仕上がりを実現します。

さらに、LANDRはサンプル素材も豊富に取り揃えており、作曲からマスタリングまでを一つのプラットフォーム内で完結可能です。この点で、サンプル提供に特化したサービスとは差別化され、初心者からプロ志向のクリエイターまで幅広く活用できる環境が整っています。

説明だけでは伝わらないことも多いかと思いますので、実際にLANDRを使ってみます。まずは期待値の高いAIマスタリング機能を使ってみます。

AIマスタリング

LANDRのAIマスタリング
AIマスタリング

マスタリングの画面でトラックをアップロードします。

LANDR
AIマスタリング

右下に処理状況が表示されます。完了するまでに、1〜2分ほど要しました。

処理が完了したトラックを選択すると、原曲とマスタリングで比較し、スタイルや音圧も都度調整が可能です。まずはデフォルトの設定でマスターを作成してみます。

ファイルフォーマットの作成
ファイルフォーマットの作成

ファイルフォーマットは24bitのHD-WAVにします。最高品質のフォーマットを提供できるのもLANDRの魅力の一つと言えます。

※トラックの試聴時は音量にご注意ください。

原曲

AIマスタリング by LANDR

EQとLUFSの比較
EQとLUFSの比較

「sample_01」が原曲で、「sample_01_m」がマスターです。マスターは原曲と比べて平均音圧が約-3.0dB高く、5kHz〜10kHz付近がややブーストされています。

聴感上の印象としては、ハイハットのシャリ感がより明瞭になり、ボーカルの抜けも向上しています。また、ステレオの広がりも増しており、人間が手掛けたような自然さを感じられます。

サンプルを使った作曲

LANDRのサンプル一覧
サンプル

LANDRにはDTMで活用できる豊富なサンプルが用意されています。ヒップホップ、R&B、テクノ、ローファイなど、多彩なジャンルに対応しており、用途に応じた幅広い楽曲制作が可能です。

LANDRのフィルター検索
フィルター検索

フィルターで特定の楽器を探すことも出来ます。

LANDRのフィルター検索
フィルター検索

マルチ楽器は、複数のパートで構成されているトラックです。

LANDRのサンプル一覧
サンプル

今回はヒップホップのスムーズドリラーというパックを使って作曲します。

スムーズドリラーのサンプル一覧
スムーズドリラー

パックの中からお気に入りのサンプルをダウンロードして、DAWで作曲・ミックスまで行い、マスタリングはLANDRで行います。

自動マスタリングのプレビュー画面
AIマスタリング

今回はマスタリングでスタイルを「開く」、音圧を「高」にします。

[開く]
プレゼンスとパンチのある音に重点を置いた、現代的でオープンなサウンド。

LANDR マニュアルより

原曲

AIマスタリング by LANDR

EQとLUFSの比較
EQとLUFSの比較

「sample_02」が原曲で、「sample_02_m」がマスターです。マスターは原曲と比べて平均音圧が約-4.0dB高く、5kHz〜10kHzの帯域がしっかりと出ています。

マニュアルの記載通り、仕上がりは現代的なサウンドとなっており、音ゲーやダンスミュージックといった華やかで派手なジャンルに最適な設定です。

モバイル版LANDR

モバイル版LANDR
モバイル版LANDR

LANDRはアプリにも対応しているため、ブラウザでライブラリにトラックを保存しておけば、外出先でもAIマスタリングを行えます。共同作業の際にも、柔軟にプロジェクトを進められるのが利点です。

ただし、アプリは日本語に対応していない点には注意が必要です。とはいえ、AIマスタリングのUIはブラウザ版とほとんど変わらないため、その点は安心できます。

モバイル版LANDRの通知
モバイル版LANDR 通知機能

LANDRのアプリには通知機能があり、ライブラリにトラックが追加されたり、AIマスタリングが完了したりすると、スマホに通知が届きます。そのため、共同作業者からの連絡を待つ必要がなく、スムーズに進行できるのが便利です。個人的にも、この通知機能は非常に評価できるポイントだと感じています。

数ある音楽AIサービスの中でも、LANDRはマスタリングに特化しています。短時間で高品質なマスタリングを提供してくれるため、DTMerはもちろん、音楽生成AIで作曲をしている方にもおすすめです。

サンプル音源は300万以上と非常に豊富で、LANDR内限定で配布されています。幅広いジャンルのサンプルが揃っており、Spliceなど他のサンプル配布サイトからの乗り換えを検討している方にもおすすめです。

料金プラン比較

LANDRの料金プラン
LANDR 料金プラン
spliceの料金プラン
splice 料金プラン

LANDRの「Studio Essentials」とSpliceの「サウンド+プラン」を比較してみます。

同じクレジット数でも、LANDRではAIマスタリングが無制限で利用でき、さらにSpotifyへの配信も可能です。サブスクリプション料金はSpliceが月額12.99ドル(約1,800〜1,900円)ですが、機能面・コスパともにLANDRに軍配が上がります。

LANDRはどんな人に向いてるか?

音質の良し悪しに悩む方は、DTMでも音楽生成AIでも少なくないでしょう。せっかく時間をかけて作った楽曲も、音の仕上がり次第では印象が大きく変わってしまいます。やはり、完成した作品はできるだけ高音質でリスナーに届けたいものです。

そんな時、LANDRがあればその悩みを手軽に解消できるかもしれません。AIマスタリングによって短時間でプロ品質の仕上がりが得られるため、DTMerはもちろん、AI作曲を行っている方にとっても心強い味方となるでしょう。

さらに、LANDRではサンプル音源やライブラリ管理、Spotifyへの配信など、多彩な機能を活用できるため、単なるマスタリングツール以上の価値があります。制作から配信までのプロセスを効率化しながら、作品のクオリティを最大限に高めることが可能です。

DTMerやAI作曲家の皆さん、ぜひ一度LANDRを試して、あなたの音楽制作の幅を広げてみてください。きっと、今まで気づかなかった表現の可能性や音の魅力を実感できるはずです。


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