【DTM】友人や仕事仲間と共同制作出来るセッションツール Satellite Plugins
アノニマスDTM編集部でございます。
今回はDTM界隈で話題沸騰中のMixed in KeyのSatellite Plugins(以下SP)をご紹介します。
※本記事はSPでの作業・検証内容を個人的見解で記述したものです。
利点はOS依存しないこと、主要DAWであればどれでも使えること。
各クリエーターが自分のDAWにSPをぶっ込めば、リアルタイムでオーディオやMIDIを共有でき、制作も行えます。
まさに国境なきプラグインです。しかも無料(・∀・)

アカウントは新規で作成するか、Googleのいずれかでログイン出来ます。

LogicProXを使ってSPを連携させます。新規でMIDIトラックを作成後、InputにSPを挿入すると、上図の表示名を決める画面が出てきます。

新規でセッションを作るなら左、誰かのセッションに参加するなら中央。今回は左を選択します。

補足すると、セッションへは招待コードを入力しないと参加出来ません。この点に関しては後述します。

新規でセッションを作成する際、セッション名(とりあえずtest)、キー、スケールを選びます。
キーとスケールは録音されたトラックには影響出ませんが、ゲストを考慮したらキーは予め決めておいた方がスムーズですね。スケールは一旦メジャーかマイナーのいずれかで問題ないかと。

セッションの準備が出来たら、次は設定です。BPMはホストユーザーもゲストユーザーも同じ数値にします。サンプルレートはプラグインの仕様上、24bit/48kHzにする必要があります。
DAWでBPMを変更すると、セッションも連動します。

試しにDAWでビートのオーディオサンプルを入れて、プラグインスロット(赤マル)にSPを挿入します。すると、セッション内でオーディオトラックが作成されました。トラック名は統一します。
※デフォルト設定だと録音可能の状態(青マル)で作成されるようです。

録音可能状態でDAW側を再生すると、セッション内で波形が表れます。赤マルはトラックのボリュームです。トラックの尻尾は無音を1小節分ほど残しておくのがベターです。

ループ仕様にしたい場合、DAW上で再生範囲を指定していても、セッション内では頭に戻っても録音可能状態は解除されませんし、トラックの伸縮も出来ません。つまり尻尾をドンピシャで止める必要があります。
それでは、他のユーザーを招待してみましょう。

Invite by Emailに招待したい人のアドレスを入力後、SEND INVITEをクリックすると、下に招待した人のアドレス(赤線)が表示されます。
続いて招待した人の権限を決めます。
Co-Host:ホストユーザー同様セッション内での操作制限はありません。
VIP+:ユーザーの追放とトラックの削除も可能。
VIP:録音と再生のみ可能。
Viewer:閲覧のみ可能。
というわけで、参加する友人(richoricho)は私の実験に付き合って頂きますwwww
彼女のPCスペックはM1Mac、OS/BigSur(バージョン聞いてない)。DAWは私と同じくLogicです。
しかし、序盤から問題発生。richorichoから「見れるけど、参加できない」とメッセージが来ました。

VIP+で招待したにも関わらず、いざ参加してみるとどうやらViewer扱いになっていたようです。
確かに、セッション内で1 Viewerというのが表示されています。(赤枠)私はてっきり参加してる人の数を表しているだけかと思っていました。

疑問に思い、改めて招待画面を見ると、新たにrichorichoの名前が加わっており、権限がViewerになっていたのでVIP+に変更しました。

1 Viewerが消え、richorichoの名前がトラックに表示されました。チャット(赤枠)も出来ます。が、何故か彼女は日本語が打てないという事態に。

MENUを開いてみましたが、特にチャットに関する項目はなく、VIP+だからなのか、所詮無料だからなのか、パッと理由は分かりませんでした。

しょうがないので、richorichoにはローマ字で頑張って頂きます。早速録音してもらうようお願いしたところ、新規トラックが表示されました。

最初は録音したトラックが表示されませんでしたが、セッション内のウィンドウを適当にクリックしたら反映されました。
このプラグイン、トラック問題で困ったらとりあえずクリックすれば直るというアナログな一面があります。

続いて、これらのトラック(ボーカル)を私の方で簡単にアレンジしたいと思います。ドラッグするだけでDAWに持ってこれます。これがSPの真骨頂です。

2トラックをモノラルにし、適当にエフェクト処理後(黄枠)、Busトラックにセンドし(赤矢印)、SPプラグインを挿します。(黄枠)
補足ですが、プラグインスロットの最下段にSPを挿さないと、エフェクト処理はセッションの録音に反映されません。
エフェクト処理する際、DAW側はドラッグしたトラック以外は全てミュートにし、セッション側はrichorichoのトラックを全てミュートにしました。
が、再生中にエフェクト処理をすると他のトラックが聞こえなくなりました。
つまり、他のトラックをモニターしながらエフェクト処理する場合、大元のSPを挿してるmidiトラックをミュートにし、それ以外のDAWのトラックはミュートを解除する必要があります。

アレンジしたトラックはrichorichoの方でも問題なく聴けたようです。この場合は、セッション内の元トラックをミュートにします。

今回はLogic間でのセッションでしたが、主要DAWならどれでも使える点は強いですね。「公式サイトに記載がないDAWでも使えたよー」という人がいれば、是非情報共有頂けますと幸いです。
まだまだ発展途上感は否めませんが、今後のアップデートに期待ですね。
気付いた点や抜けてる点があれば随時追記していきます。
【追記】
------ここから
20210916-追記
・ショートカット皆無
・削除したトラックはUndoで戻せない。
・プラグインスロットでSSの段を変えたり、SSが挿入された状態でトラックを複製するとSSウィンドウ内で追従される。
・ウィンドウのリサイズが出来ないため、デュアルディスプレイでないと作業効率が悪い。
・パンが振れない。

・ホストがオンライン状態でないと、ゲストは参加出来ない。
------ここまで
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