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【DTM】効果音制作に使えるモジュラーシンセ

今回は効果音・SE制作に使えるモジュラーシンセについてお話致します。


モジュラーシンセを使ったサウンドメイク(動画付き)

まずはモジュラーを使ったサウンドメイクを動画にしてみたので、どうぞ....。ダイレクトに音を伝えたいので、コンピューター上でフィルターは加えず、ミックスも行ってません。

モジュラーシンセの概要

モジュラーの多くはユーロラック規格に沿って作られており、規格に合ったケースや電源を揃える必要があります。それが整っていれば、あとはモジュールを嵌め込んでケーブルをパッチングするだけです。

「え、めんどくさ...ソフト音源で良くね?」

はい、まさにその通りです。モジュラーは始めるまでに多少根気が必要なのと、お金もソフト音源以上に要します。

モジュラーのようなアナログシンセの醍醐味は、自分で一から音を生成し、それに伴う偶発性を楽しむ...という点にあると思います。いわばシンセのためのサウンドメイクですね。

ソフト音源は元を辿ればハードウェア

DTMで使うソフト音源はプリセットを選ぶことで「既に出来上がったサウンド」を楽しめるわけですが、元を辿れば、シンセやエフェクター等ハードウェアの仕様をコンピューターにプログラミングし、音をサンプリングしてるわけなので、裏を返せばモジュラーを使うことは「ソフト音源を作る側」に立てるという解釈も出来ます。

実際に音を出すまで必要なモジュールを一から揃えようとした時、どういうモジュールを買えば良いのか分からない...ってなりますよね。そんな時はフルシステムのモジュールを買えば良いんです。

全てが揃ったモジュラーシンセ:Pico System Ⅲ

冒頭の動画で使用したモジュラーですが、EricaSynthsの「PicoSystemⅢ」

これ一台でサウンドメイクは無限大に広がります。フルシステムはパッチングしていくうちに要領が分かってきます。

いわゆる「やって覚えろ」デス( ´ ▽ ` )b

筆者の経験則から言わせて頂くと、ガイドブック読んだり、誰かに聞いたりして覚えるより実際に試した方が早いです。

PicoSystemⅢは同梱品に組み込み式のパッチブックが付いてくるので、知識0でも簡単に音が出せます。初心者には心強いおまけですね。

ドライバーとネジは付いてくるので別途買い足す必要なし。

そして可愛いステッカー付き。

PicoSystemⅢはモジュールタイプとスタンドアローンタイプがあり、上のリンクは前者になります。

後者はラックと電源を別途揃える必要はないですが、恐らくモジュラーに興味がある人のおよそ99.99999%は手を出したら絶対ハマるので、今後モジュールを買い足すことになると思います。

コスパも考慮すると、私はモジュールタイプを薦めます。別途電源とケースは必須です。

モジュールの場合、このようにユーロラックにはめ込んで使用します。ケーブルが色鮮やかでインテリアに持ってこいですね〜(ぇ??

おすすめの電源付きユーロラックケース

おすすめのラックはArturiaのRackBrute3Uという電源付きのケースです。非常にコスパが良く、何と言ってもデザインがおしゃれ! 

私、サブ鍵盤でArturiaのMINILABmkⅡを使ってるのですが、このメーカーはどうしてウッドなデザインにこだわるのか毎回不思議に思います。(まあ、そこが好きなんですけどね)

RackBruteは6Uもあるので、めっちゃハマりそうだな〜って人は6U買っておいた方が良いです。3Uだとモジュール買い足す予定がある人には窮屈すぎます。

パッチケーブルは買い足しておこう

パッチケーブルは通常TSの3.5mmケーブルを使用します。本体付属のパッチケーブルだけでは物足りないと思うので、追加で10本ぐらい買い足しておいた方がベター。

信号を分岐出来るスタックケーブルも4〜5本持っておくと、サウンドメイクのバリエーションが広がります。

ヘッドホンやスピーカーで聴く際の注意点

以上を整えればモジュラーをある程度楽しめるわけですが、実際に音をスピーカーやヘッドホンで聴くためには注意が必要です。

モジュラーの信号は出力が大きいので、ダイレクトで出力するとスピーカーの場合は最悪壊れます

私の場合、ヘッドホンやスピーカーで聴く時はマスターアウトからステレオミニ→TS×TSの標準フォーンケーブルでミキサーのラインに入れて出力します。

モジュールによって仕様は様々ですが、PicoSystemⅢの場合、マスターアウトはステレオ信号となりますので、間違ってもモノラルミニ→TS標準フォーンケーブルを使わないように...。

DAWにオーディオ録音する

コンピューターベースで使用するときは、ステレオミニ→XLR×XLRケーブルでオーディオインターフェース(以下AIF)のラインインに入力します。使用してるAIFがラインレベルとマイクレベルで切り替え出来ない場合は、先ほど紹介したステレオミニ→TS×TS標準フォーンケーブルを使用してください。

これでDAWにモジュラーのオーディオ録音が可能になりましたとさ。

あると便利なアンバランスからバランスに変換出来るステレオDI

モジュラーの信号をクリーン且つピュアにオーディオ機器に出力したいという場合は、上記のようなアンバランスのステレオ信号をバランスに変換出来るDI、もしくはバランス出力を備えたモジュールという選択肢もあります。

余談(環境音収録で通報された話)

私はモジュラーを導入してから効果音制作のバリエーションが無限大に広がりました。サンプリングは「この音を作る!」という目的があれば案外時間は掛かりません。特に擬似環境音の作成は非常に重宝する機材だと思います。

仕事で環境音制作を依頼されたときはPCMレコーダー片手に野外で不審者扱いされながらも頑張って録音して、家ではノイズ処理して...ということをずっとやってきました。

私は都合上夜中に環境音の収録を行うことが多いのですが、何回か警察に補導受けたことがありますwwww(←ガチで) 

この内、1回は通報されていたらしいです。公共の場でただ木々の揺れる音を収録していただけなのに、何で通報されるのって感じですよもう ٩( ᐛ )وプンプン

はい、完全にどうでもいい話でした。

以上!

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