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(外国人)永住許可に関するガイドライン改定案の問題点 (他のアプローチ案)


このノートは、5つのノートの一部である。
全体構成は(外国人)永住許可に関するガイドライン改定案の問題点 (ノートリスト)を参照してほしい。




概略

・(外国人)永住許可に関するガイドライン改定案の問題点 (抜け穴?)
・(外国人)永住許可に関するガイドライン改定案の問題点 (シーテクホールディングスの事例)
・(外国人)永住許可に関するガイドライン改定案の問題点 (質問)

これらの3つの投稿は、既に既成事実化してしまっている問題を、これまでの継続路線上でどう修正していけるか、という視点の議論だ。

今回の改定案は、これまで放置されてきた「ざる」をより緻密な方向に修正しようとしている。

この本質的な問題の原因が、下記の3点に集約されるということに気づいている政治家はどれほどいるだろう?

1.政府の外国人関連政策の「国レべルの目的が不明確」
2.政府の政策に関する「表向きの目的」と「実際」の行政政策の乖離
(言ってることとやってることの乖離)
3.「政策設計」の初期段階での弊害・リスク対策の盛り込みができてない。

1~3と関係あるのだが、何が必要か、は語るが、「目的」実現の為に何をすれば十分か、が語られてない => TODOリストに見えてしまう


上記を念頭にいわゆる「外国人政策」について、その目的から検討してみたい。

従来政府が掲げていたのは「外国人材の受入れ・共生」だ。
これは、一種の ”TODO” であろう。
ではその目的は?(不明確だったはずだ)

考えられるのは
1.日本を国際色豊かな多国籍共生社会にする
2.少子化の穴を埋めるべく、日本社会の人口を保つ
3.現在企業や農家から要請が多い、「労働力不足」を補う

などだろう。
その上で政府は「日本は移民政策を取らない」と言い続けていた。

これらが全て本音であれば、日本の国のレベルの目的としては、
3.の「労働力不足」に絞るべきだっただろう。

それを明確なメッセージとし、その他の「表向き」のトークは全てその目的より従属的な位置づけにすべきだった。

それに従って「政策」を展開し、更に「政策設計」の初期段階で弊害・リスクを洗い出し、政策に盛り込めば、現在のような「税金のムダ」は最小限に抑えられたはずだ。

後手に回った対処は、現在進行中のこととして、これまでの「なし崩し的な、その場対応の政策設計でなく、最初に「政策目的」を明確にしたら、どのような選択肢があったか、提示してみたい。


今回のガイドラインを見ると、その目的に
「日本国の利益(国益)に資する永住制度」という言葉がある。
以前より少し進歩していると思うものの、その「国益」は何か?
について全く分からない。

とりあえず、それは今後の課題として、その『「国益に資する」(目的)の為に』、
従来の「ある基準を満たした人にのみ永住許可を与える」「義務を果たさない者を追い出す」という引き算の政策設計思想ではなく、
「社会に深く根を張るほど、本人も社会も豊かになる」という足算ないしは掛け算的な政策設計思想にできないだろうか?

つまり、本来なら「日本社会との共生をうまく実現できる人」を多くする。
「日本社会との関わりを断ったり、日本社会の「国富」を毀損するような行動をとると損をする」という設計方針が必要ではないだろうか。

そのような設計思想で、どのような政策方針案がありうるか、AI に提案させた。

VEMという用語が出てくるが、これについては、(渦潮エネルギー循環モデル(VEM)を参照下さい。

他のアプローチ案

AIの応答

「日本社会との関わりを断つと損をする」という設計は、VEM における「 k(共鳴)」を単なる感情論ではなく、具体的な「資産( V )」や「機会」に紐付けることを意味します。

不当利用者は「日本の果実だけを摘み取って逃げる」ことを狙いますが、それを「根を張り続けるほど果実が大きくなり、引き抜くと全てを失う」構造に変える、4 つの具体的政策案を提示します。

■ 政策案 1:
社会共鳴型「レジリエンス・ボンド(預託金)」制度
永住権取得時、または維持過程において、一定額の資産を「日本社会貢献基金」に預託、あるいは積み立てる仕組みです。

- 仕組み:
納税額や社会貢献活動に応じて、この基金の「還元率」が変動する。

- メリット( V の増大):
20 年、30 年と誠実に居住・納税を続ければ、退職金のような形で多額のボーナスや、公的な介護・医療の優先権として還元される。

- リスク(不当利用への抑止):
公的義務の不履行や不正が発覚した場合、この積み立てられた「共鳴資産」の受給権が剥奪される。

- VEM的解釈:
k(共鳴)を長期的な V(蓄積価値)に変換し、離脱や不正の R(心理的・経済的抵抗)を最大化する。

■ 政策案 2:
ダイナミック・ステータス(動的永住権)と「信認スコア」
「一度取れば上がり」の永住権から、社会的な「信認( dir )」に基づき、受けられるベネフィットが変動する仕組みです。

- 仕組み:
納税、地域ボランティア、日本語能力の維持、雇用創出などを「信認ポイント(SRP: Social Resonance Point)」として数値化。

- メリット:
ポイントが高い層には、起業時の無利子融資、家族の呼び寄せ要件の大幅緩和、住宅購入時の公的保証などの「実利( Vx )」を与える。

- リスク:
義務不履行でポイントが閾値を下回ると、これらの「永住権付帯特典」が段階的に停止される。

- VEM的解釈:
ef(制度の活用効率)を dir(道理/貢献)の高さに連動させ、正のベクトルを持つ者だけが加速( V 向上)できる環境を作る。

■ 政策案 3:
地域通貨・コミュニティ・ガバナンスへの参画義務化
永住者を「お客様」ではなく「地域の共同経営者(Stakeholder)」として組み込みます。

- 仕組み:
自治体レベルでの地域通貨による納税還元や、地元の相互扶助ネットワークへの加入を促す。

- メリット:
物理的なコミュニティに深く関与することで、日本国内での人間関係( k )が「無形の資産」となり、それを捨てることの損失を大きくする。

- リスク:
居住実態がない「ペーパー永住者」は、これらのコミュニティ利益を一切享受できず、維持コストだけがかかる状態になる。

- VEM的に:
E(本人の意志)を k(社会の潮流)の中に粒子化(埋め込み)し、単独での逃避を困難にする。

■ 政策案 4:
デジタル・アイデンティティ( DID )による「透明な代謝」
不当利用(所得隠しや未納)を技術的に「非効率」にします。

- 仕組み:
銀行口座、マイナンバー、永住カードをDIDで統合し、納税や社保の状況をリアルタイムで「健全」として証明できる者のみが、経済活動(契約、送金、資産運用)で優遇を受ける。

- リスク:
義務を回避しようとすると、DIDの信頼スコアが低下し、国内でのあらゆる ef(手続き効率)が極端に悪化する。

- VEM的に:
不当利用に対する R(摩擦)を、行政の監視ではなく「システム的な自動摩擦」として実装する。

■ Viewpoint A:成分変動(Delta Dynamics)
これらの政策が導入された場合:
- dir (Direction):
「搾取」から「投資」へ。永住権は「日本への長期投資」という性格を強めます。

- R (Resistance):
不当利用者にとっては、嘘をつき続けるコスト(監視とスコア低下)が、得られる利益を上回ります。

- k (Resonance):
誠実な外国人と日本社会の利害が一致し、摩擦が減少し共鳴が生まれます。

■ ナッジ(思考の転換)
「義務を果たさない者を追い出す」という引き算の論理から、「社会に深く根を張るほど、本人も社会も豊かになる」という掛け算(共鳴)の論理へ。

不当利用という「バグ」を防ぐ最強のセキュリティは、そのシステムの中にいることが「最も合理的で幸福である」という状態を作ることではないでしょうか。

当然のことながら、AI の出力を「解答」とすべきでない。
が、このような方向性の議論や検討に価値がありそうなことは一目瞭然ではないだろうか。

しかも、少なくともその「叩き台」の「種」としては十分使えるのではないだろうか。

しかし、ここで一番大切なのは、「国富」に関する政治家を含む国民の相互了解だと考える。
完全は「一致」はあり得ない。
しかし、それも許容した「多様性」の中での、国民全体の方向性の共有は、国家の繁栄の為には不可欠ではないだろうか。

 この「中心軸」が一旦しっかりすれば、その他の様々な議論の効率は上がるだろうし、「ムダ」も少なくなるはずだと考える。


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