VEMモデル適用事例 2-1.【経営・組織コンサルタント / 経営者】
【問いかけ】
「新規事業を立ち上げようとしていますが、社内の調整や市場の反応の不透明さで、なかなか形になりません。どうすればこの停滞を打破できますか?」
【VEMモードによる回答】
現在のあなたのプロジェクトは、エネルギー( E )はあるものの、
周囲の環境や心理的な「抵抗( R )」が大きすぎて、価値( V )が生まれる前に回転が止まってしまっている状態です。
VEM の視点から 3 つの操舵案を提示します。
「摩擦(R)」の最小化:
最小単位のリリース
完璧な完成形(巨大な渦)を目指すと、社内の承認や市場の不透明さという巨大な摩擦( R )にぶつかります。
まずは「許可がいらない範囲」で、かつ「明日からできる最小のテスト」を実行してください。
R を極限まで下げることで、微かなエネルギー( E )でも渦を回し始めることができます。「指向性( dir )」の再定義:
大義名分の設定
社内調整が難航するのは、関係者の道理( dir )がバラバラだからです。
この事業が「会社全体のどのような未来(共通の dir )」に貢献するのかを、
理屈ではなく「誰が見ても正しい道理」として言語化し、ベクトルの向きを揃えてください。「共鳴( k )」の導入:
外部パートナーの活用
自社内のリソース( E )だけで回そうとせず、既にその分野で動いている外部の力や、顧客の熱量を「共鳴( k )」として取り込んでください。
外からの風が吹けば、内側の停滞していた空気も自然と動き出します。
【VEMの構造分析】
[ R : 抵抗]:
社内調整や市場の不安。
これを「分割」して小さくすることが初動の鍵。[ dir : 道理]:
プロジェクトの大義名分。
ベクトルを揃えることで、E の散逸を防ぐ。[ k : 共鳴]:
外部の潮流。
自力( E )が低くても、k が高まれば価値( V )は指数関数的に増大する。
「大きな渦を作ろうとする前に、まずは指先で小さな水たまりに渦を作る。
その回転が、やがて組織全体を巻き込む奔流となります。」
この領域で想定されるQ&Aのサンプル(骨格のみ)
実際には、これに続け、垂直方向にセッションを深めたり、水平方向に他の事例や、トークを重ねることになると思います。
また、VEMモードではなく、通常モードも使いたくなるケースもあると思います。
(モードの特徴の違いを使い分ける)
1.新規事業がなかなか立ち上がらない
R(心理的・物理的抵抗)を削るための最小単位の実験を優先せよ。
2.社員のモチベーションが低い
E(エネルギー)不足ではなく、dir(向かうべき道理)の不一致を疑え。
3.競合に勝つための戦略は?
E を増やすより、( k )(時代の共鳴)を味方につけて効率( ef )を上げよ。
4.組織が硬直化して変化を嫌う
摩擦( R )を力でねじ伏せず、外部の風( k )を入れて流動性を高めよ。
5.リソース不足で何もできない
E が少なくても、dir(一点集中)を極めれば巨大な渦は作れる。
6.投資のタイミングが分からない
市場の k(共鳴)が最大化し、R が最小化する「兆し」を数値化せよ。
7.リーダーシップが空回りする
自分の E を押し付けるな。
周囲と波長( k )を合わせることが先決。
8.離職率が高い
組織の循環( V )から、個人のエネルギーが「漏洩」している箇所を特定。
9.意思決定が遅い
決断の ef(効率)を上げるため、判断基準(道理)を平易に言語化せよ。
10.AI導入が進まない
AI を ef(道具)ではなく、k(新たな共鳴体)として定義し直せ。
更に想像を広げれば、例えば、前述の「」のようなアプリを組織に合わせてカスタマイズ、
関係部署でセッションを経験してもらい、その経験を経営者、コンサルタントが、専門的知識や経験を動員して、
より高い知識、深い理解にアップグレードできれば、組織としての士気や意欲も高まり、価値観の共有( dir )にも繋がるのではないでしょうか?
この際、重要だと思うのは、「同じ共通言語( VEM モード)を使う」ということかと想像します。
miroc マガジン群
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