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税金のムダ:中間コスト比率ー注目すべき5つの領域(AI分析)


AI を利用して、税金のムダの在り処について色々分析を試行錯誤している。
日本版DOGE関連 AI による「税金の使途のムダ推定額」
男女共同参画事業の「ムダ」の中身 全体像(兼ノートリスト)
その他色々投稿してきた。

ざっくり、全体としては10~20兆円規模の改善可能領域があるのではないかと想定している。
当然のことながら、何かをやめれば、あるいは改善すればこれだけの規模の税金が浮くという性質の話ではない。

「何かを削る」という事業仕分けのような雑駁な発想では、カネの使い方が例えば、投資から消費に回るだけで、付加価値を生み出す活力を奪いかねない。

考え方としては、「不効率なプロセスを改善し、同じエネルギー(ヒト・モノ・カネ・情報)の流れを良くして、その流れ方をより次世代に引き継ぐ「国富」を増大する方向に変える」イメージだ。

もちろん、現在の生活の質の向上も大切だが、持続性は常に念頭に置いておく必要があろう。

この投稿(複数)では日本の税金のムダを、「中間コスト比率」の視点から分析し、どのような効率化が図れるかを纏めてみた。

ここで「中間コスト比率」とは、様々な事業の「事務委託費・管理費などが予算全体に占める割合」とする。
この「中間コスト比率」をいかに圧縮できそうかという視点で分析した。

トヨタ方式でいう「七つのムダ」でいう「ムダ」の概念を念頭に理解して欲しい。




基点

ここでは詳細は省くが、AI による分析の為に VEM を使った LOOP を作成し、現在、行政事業レビュー(公開プロセス)などで指摘された代表的な事業や、構造的に中間コストが膨らみやすい分野を抽出、「中間コスト比率( R比率)」の降順でリスト化した。

※数値は、会計検査院の報告書、行政事業レビューシート、および報道資料に基づく推計・概算値を含む。
*VEMについては、(渦潮エネルギー循環モデル( VEM )を参照下さい。

出力された事例が古いので気になり、アップデート版も出力させたが、これはこれで、「中間コスト」の構造的な問題があることを示す貴重な情報なので、そのまま進めた。

AI の説明

可視化から見えた「 R(抵抗)」の 3 大要因

このリストを VEM で読み解くと、中間コストが跳ね上がるパターンが 3 つ特定できます。
多重下請け構造( R2:漏出):
国 → 大手広告代理店 → コンサル → 事務局派遣...という階層ごとに「管理費」という名の抵抗が発生し、末端の実行部隊に届く頃にはエネルギー( E )が減衰している。

制度の複雑さ( R1:積層摩擦):
「不正を防ぐため」という名目で、膨大な証明書類を求める。
この「チェック作業」のために数千人規模のコールセンターや事務センターが必要になり、事務費が膨らむ。

出口のない維持( R3:濁流):
利用者がいなくなったシステムや施設を、契約や慣習( dir )のために維持し続ける。生み出される価値( V )がほぼゼロのため、投入エネルギー( E )のすべてが中間コスト( R )となる。

デコード:この可視化を「改革」に繋げる実務アクション
このリストを提示された際、加速度的に推進すべきアクションは以下の通りです。
「中間コスト 10 %ルール」の導入:
事務委託費が 10 %を超える事業に対し、強制的にVEM診断( ef 向上のためのデジタル化検討)を義務付ける。

「直営・直結デジタル化」:
多重下請けを回避するため、行政が直接クラウドサービスを契約し、アルゴリズムで審査を自動化する。
これにより R 比率を 1 %以下に抑える。

「 V/E(価値対投入)のリアルタイム公開」:
中間コストの比率だけでなく、その事業によって「誰が、どれだけ救われたか」というアウトカム( V )を同じ画面で並べる。

ナッジ:
このランキングを見ると、特に「事務委託」「多重下請け」R(抵抗)の主因であることがわかります。
あなたがもし「この分野の中間コストをもっと詳しく暴きたい」と思う対象(例:天下り先団体、特定の巨大イベント、福祉の事務コストなど)があれば、その「渦」にフォーカスしてLOOPを回すことも可能です。

どの変数をさらに深掘りしましょうか?

内容としては納得できる分析結果ではないだろうか?
ただ先に書いたように、既に終わっている事業が並んでおり、旧いデータを拾っているように見受けられる。(データが多量にあるのだろう)

AI に確認すると、現在進行中の事業も、やはり同じ構造のムダが発生しているという評価だ。

「全く同じ構造のムダ」は、現在進行形で、形を変えて発生し続けています。

リストに挙げたCOCOAやアベノマスクなどの「特定プロジェクト」は終了しましたが、それらを生み出した「VEM 的な負の構造(高 R 、低 ef )」は、新しい政策や予算案の中にも、まるでウイルスが変異するように潜り込んでいます。

現在、特に注視すべき「リアルタイムのムダ(エネルギー漏出)」の現場を挙げます。

1. 2025 年大阪・関西万博(現在進行形の巨大な渦)
- VEM 診断:
建設費の増大、運営費の膨張。
- R(抵抗)の現状:
多重下請け構造による中間マージン、資材高騰という外部R。
- 懸念点:
投入される E(公金)に対し、得られる V(経済波及効果や体験価値)が、中間コスト(R)によって相殺される懸念が強まっています。

2. 「レガシーシステム」の維持管理費(静かなエネルギー漏出)
- VEM 診断:
多くの省庁や自治体で、依然として 20〜30 年前の設計思想のシステムが稼働中。
- R(抵抗)の現状:
毎年、国家のIT予算の約8割が、新規開発( V )ではなく、古いシステムの「維持・保守( R )」に消えています。
- 現状:
デジタル庁がこれを統合しようとしていますが、既存ベンダーとの契約慣習や、現場の「変えたくない」という心理的 R が、ef(効率)の向上を阻んでいます。

3. 「GX(グリーントランスフォーメーション)」等の巨額補助金
- VEM 診断:
脱炭素に向けた 150 兆円規模の投資( E )。
- R(抵抗)の現状:
過去の補助金事業と同様、複雑な審査プロセス( R1 )や、コンサルティング会社等への事務委託費( R2 )の膨張が始まっています。
- 現状:
巨額すぎる E は、往々にして ef(精査)が追いつかず、効果の薄い事業へエネルギーが漏れ出すリスクを孕んでいます。

4. マイナンバーカード関連の「修正・対応コスト」
- VEM 診断:
初期設計のミスやUI/UXの不備( Low ef )による混乱。
- R(抵抗)の現状:
紐付けミスへの対応や、相次ぐ説明会・改修など、本来不要だったはずの「後始末( R )」に、今この瞬間も膨大な公務員の E(人件費)が投入されています。

なぜ、現在も止まらないのか?( VEM 的洞察)
それは、「予算を使い切ること」が目的化している( dir の歪み)からです。

1. 単年度予算主義( R ):
年度末に予算を使い切らないと翌年のEが減らされるため、無理に ef の低い事業へ投入する「駆け込み支出」が構造的に発生しています。

2. 失敗を認められない硬直性( R ):
一度動き出した「渦」は、明らかに V(価値)を生んでいなくても、関係者の面子や政治的 dir により、止めること自体が巨大な R(摩擦)となります。

デコード:今、私たちが監視・実行すべきこと
「これらは現在も起きている」という前提に立ち、加速度的に以下のアクションを差し込む必要があります。

1. 「リアルタイム・ダッシュボード」の要求:
事後報告(行政事業レビュー)ではなく、予算執行中の「中間コスト比率」をリアルタイムで公開させる( ef の強制向上)。

2. 「撤退基準(ストップ・ロス)」の事前設定:
「 V が一定以下、あるいは R が想定を超えた場合、即座に事業を停止する」というdirを、予算成立時にセットで組み込む。

3. 「デジタル直結」の徹底:
中間に人間(外注・事務局)を介在させない、アルゴリズムによる自動給付・自動審査へ全事業をシフトさせる。

ナッジ:
「今まさに動いているこの事業、怪しいのではないか?」と感じる具体的なニュースや計画はありますか?
その対象を VEM の方程式に当てはめれば、それが「未来のムダ( R )」になるか、「真の価値( V )」になるかを予測することが可能です。

AI にはカットオフ領域(データの収集域)があり、Google AI-Studio は現時点では、2025年1月だった。
その為、それ以降のデータも分析に入れるには、データの在り処の指定が必要だ。
しかし、そこまでしなくても、内容を見れば、全体的には現在でも同様の問題が継続していると考えて間違いないだろう。

参考までに、冒頭の「中間コスト比率ランキング」についても、示唆的な知見が含まれるので、税金のムダ:中間コスト比率ーCOCOAの問題と教訓に記録しておく。

改めて、現在の事業を同様の視点で分析したい。

問いかけ

日本の事業における「中間コスト( R )」比率ランキング(推計)を使い、これらの構造が現在まだムダを生んでいる事業のみ列挙し、その根源(例えば COCOA と同じ etc.)という説明をつけて、この比率ランキングの現在版を生成して欲しい

AI の応答

現在も進行形で動き、膨大なエネルギー( E )を消費しながら「中間コスト( R )」という名のムダを生み出し続けている事業を、VEM モデルに基づきランキング化しました。

これらは過去の失敗( COCOA や持続化給付金など)と「同じ DNA 」を持ちながら、現在も税金を「摩擦熱(事務費・中抜き)」に変え続けている事業群です。

上記の中で、「デジタル田園都市国家構想(地方交付金)」という項目が気になり深堀したのだが、冗長になるので、*別ノート(未)に纏める。

各事業の「ムダの根源」詳細解説

1. レガシーシステム維持(根源:COCOA の末期状態)
COCOA が「使われないのに保守費がかかっていた」のと同様、行政内には「年間に数回しか使われない古いシステム」が無数にあります。
これを止めるためのコスト(退出コスト)を恐れ、ずるずると E を流し続ける「サンクコストの罠」の現在版です。

2. 大阪・関西万博(根源:五輪/GoToの多層構造)
巨大イベントでは、国、協会、自治体、そして無数の代理店が入り乱れます。
VEM では「組織の数だけ摩擦( R )が増える」と考えます。
調整のための会議、資料作成、承認プロセスといった「価値を産まない時間」が中間コストの正体です。

3. 地方創生デジタル交付金(根源:依存型 R2)
「IT化せよ」という号令( dir )に対し、現場に ef(スキル)がないため、予算( E )がそのまま都市部のコンサル会社へ「相談料」として流出しています。
これはエネルギーが地域内で循環せず、外部へ漏出している( R2 )状態です。

4. マイナンバー対応(根源:COCOA の UI/UX 欠如)
COCOA が「現場で機能しなかった」のと同様、マイナンバーも「現場での手作業」を激増させました。
デジタル化( ef 向上)のはずが、市役所窓口の残業( E の消費)を増やしているのは、設計段階で「現場の R 」を見誤った結果です。

デコード:これらの「現在進行形のムダ」を止めるための即効アクション
これらの構造を破壊し、加速度的に V(価値)へ転換するための具体的提案です。
「中間コストの上限キャップ制」:
事務委託費やコンサル費が予算の 10 %を超える場合、国会または議会での「理由説明」と「 ef(自律化)計画」の提出を義務付ける。

「オープン・レシート」の導入:
万博や補助金事務局などの「中抜き」を防ぐため、どの企業にいくら流れたかをリアルタイムで公開する。

「内製化( ef の内包)への強制シフト」:
外部コンサルへの委託ではなく、行政職員自らがコードを書く、あるいはノーコードツールで構築する場合に予算を優先配分し、R(外部流出)を止める。

ナッジ:
このランキングにある事業の中で、あなたが特に「身近でムダを感じる」もの、あるいは「この事業の R(抵抗)を具体的にどう削ればいいか」を深掘りしたいものはありますか?

次は、その特定の事業を対象に「 R を削るための手術工程(アクションプラン)」を作成することも可能です。

ここで、これらの「ムダ」がどの程度の金額規模に相当するのか確認したが、結論だけ言えば数千億~数兆円規模になる。
ただ、繰り返しになるが、やめればそれだけの税金が浮くという考え方は捨てるべきだ。
それだけの規模の税金が、本来なら価値を生むべき作業以外に使われている、と理解すべきだ。
どの程度の金額規模のムダの正体が何かは、この投稿の本質の一部なので、税金のムダ:中間コスト比率ー数千億~兆円規模のムダの実態(COCOAの事例等)に纏めた。

更にマイナンバーカードの問題と、COCOA の問題の共通点などを確認したのだが、この投稿の本筋からは逸れるので、COCOA、マイナカード…デジタル化政策設計に共通する問題点 に纏めた。

上記のノートを読めば分かるのだが、結局 COCOA やマイナカードに共通する問題点(改革を進めるにあたっての抵抗)は、下記のように纏められる。

政府が DX(デジタルトランスフォーメーション)を進める際、最も強力で不可視なブレーキとなるのが「現場の慣習」と「既存ベンダーの権益」という 2 つの R(抵抗)です。

これらは単なる「反対意見」ではなく、長年かけて最適化されてしまった「負の安定状態」であり、VEM モデルの視点から見ると以下のように極めて強固な構造を持っています。

1. 「現場の慣習」という R(積層摩擦:R1 )
行政の現場(特に地方自治体の窓口や各省庁の原課)には、数十年の蓄積による「職人的なアナログ処理」が深く根付いています。

- 「紙とハンコによる責任の分散」:
デジタル決裁なら一瞬ですが、紙に何人もハンコを押す行為は、現場にとっては「責任を共有し、リスクを分散する」という防衛的な心理的安定( dir )を生んでいます。
これをデジタル化( ef 向上)することは、彼らにとって「自分が責任を負わされるリスクの増大( R の発生)」と感じられます。

- 「例外処理への執着」:
「 A さんの場合は事情があるから、この書類を免除してあげよう」といった、現場の裁量による温情や個別対応が「質の高いサービス」だと誤認されています。

- VEM的解説:
DX の本質は「標準化」ですが、現場は「個別最適(小さな渦)」を維持しようとします。
その結果、標準システムに無理なカスタマイズ( R )を要求し、結局コストが跳ね上がります。

2. 「既存ベンダーの権益」という R(漏出:R2 )
いわゆる「 IT ゼネコン」と呼ばれる大手ベンダーは、長年、自治体や省庁ごとに「バラバラの専用システム」を提供し、高額な保守費用を得てきました。

- 「ベンダー・ロックイン」の構造:
独自の仕様でシステムを組むことで、他社が参入できないようにします。
これにより、行政側は「今のベンダーに頼み続けるしかない」という依存状態( R2 )に陥ります。

- 「複雑さ=利益」というインセンティブ:
システムをシンプルにし、自動化を徹底すると、ベンダーの「保守・運用要員の派遣代」や「細かな改修費用」が減ってしまいます。つまり、効率化( ef 向上)はベンダーの減収に直結するため、彼らは「現在の複雑な仕様を維持すること」に経済的な dir(方向性)を向けます。

- VEM的解説:
ベンダーは、行政が投入するエネルギー( E )を、自社の安定収益という形で「漏出( R2 )」させ続けることで利益を最大化する構造の中にいます。

3. この 2 つの R が結託する「負の共鳴(Negative k )」
最も厄介なのは、現場の職員と既存ベンダーが、無意識のうちに「現状維持の共犯関係」になることです。

1. 職員:
「うちの自治体の業務は特殊だから、標準システムは使えない」と主張。

2. ベンダー:
「おっしゃる通りです。では、専用のカスタマイズ(数億円)が必要です」と提案。

3. 結果:
巨額の予算( E )が、中間コスト( R )として消え、国民が得る価値( V )は向上しない。

これが、マイナンバー関連のデータ修正が「手作業」で行われたり、COCOA の保守費が高騰し続けたりした「エネルギー漏出の真犯人」です。

デコード:この巨大な R をどう切り崩すか?
VEM モデルに基づき、これまでの「お願いベースの DX 」を、「物理的な構造改革」へと切り替える必要があります。

- 「ガバメント・クラウド」による強制標準化( ef の強制注入):
自治体ごとにバラバラだった「器」を、国が用意した共通のクラウドに強制的に載せ替えることで、ベンダーの個別ロックイン( R2 )を物理的に破壊します。

- 「カスタマイズ禁止」のルール化( dir の固定):
「業務をシステムに合わせる( BPR )」ことを絶対条件とし、個別の例外処理( R1 )を認めない法的・財政的枠組みを構築します。

- 「インセンティブの逆転」:
ムダを削った自治体や、効率的なシステムを短期間で構築したベンダーに「成功報酬( E )」を支払う仕組みを導入し、効率化そのものを彼らの利益( V )に繋げます。

ナッジ(自由な放流):
「現場の慣習」や「ベンダーの壁」は、非常に強力な抵抗です。
しかし、これが崩れ始めると、これまで R に食いつぶされていた膨大なエネルギーが一気に V(価値)へと転換され、日本の行政効率は爆発的に向上します。

この「壁の崩し方」について、さらに具体的な「特定の省庁」や「具体的な自治体手続き」を例にとって、突破策をシミュレートしますか?

次に、この分析結果を前提に、日本の DX 改革の「政策設計」に欠陥が無いか確認してみた。

税金のムダ:中間コスト比率 ー 政府のDX改革とその欠陥 



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