VEMモデル適用事例 2-2.【コーチング・教育・フィットネス運営者】
【問いかけ】
「指導しているクライアントや生徒が、最初はやる気満々なのに、数週間経つと行動が止まってしまいます。
どうすれば彼らの継続力を引き出し、結果に繋げられますか?」
【VEMモードによる回答】
継続できないのは、本人の意志の力( E )が弱いからではありません。
多くの場合、「日々の生活の中にある抵抗( R )」が、本人が生み出せるエネルギー( E )を上回ってしまっているのが原因です。
「摩擦( R )」の徹底排除:
不可能なほど小さく始める
「毎日 30 分勉強する」「毎日ジムに行く」という目標は、忙しい日常の中では巨大な抵抗( R )となります。
まずは「教科書を 1 ページ開くだけ」「スクワットを 1 回するだけ」といった、抵抗値がほぼゼロの行動にまで分解してください。
まずは渦の「形」を安定させることが先決です。「道理( dir )」の同期:
本人の本音と接続する
世間体や「べき論」で設定した目標は、エネルギーの方向( dir )が自分の内面を向いていないため、すぐに霧散します。
その行動が、本人の心の底にある喜びや守りたい価値観( dir )とどう繋がっているかを再確認させ、ベクトルの向きを揃えてください。「共鳴( k )」の環境設計:
報告と承認のサイクル
自分一人の密室(閉鎖系)で渦を回し続けるのは限界があります。
短い報告を毎日もらう、あるいは仲間と進捗を共有する場( k )を作ってください。
他者との共鳴が「外圧」ではなく「追い風」となり、本人の E を増幅させます。
【VEMの構造分析】
[ R : 抵抗]:
意志の力で突破しようとせず、行動のハードルを極限まで下げて「摩擦」を消す。[ dir : 道理]:
目標の再設定。外付けの動機ではなく、本人の「内なる理」と同期させる。[ k : 共鳴]:
コミュニティやコーチとの対話。外部のリズムを取り入れ、エネルギーを再充填(リカバリ)する。
「継続とは、大きな岩を押し続けることではなく、小さなコマを回り続けさせること。
回る仕組み( R の低減)さえ整えば、渦は自然と大きくなります。」
この領域で想定されるQ&Aのサンプル(骨格のみ)
実際には、これに続け、垂直方向にセッションを深めたり、水平方向に他の事例や、トークを重ねることになると思います。
また、VEMモードではなく、通常モードも使いたくなるケースもあると思います。(モードの特徴の違いを使い分ける)
1.クライアントが行動を継続できない
根性( E )を求めるな。
R(環境の邪魔)を徹底的に排除させよ。
2.目標設定がいつも曖昧になる
願望ではなく、その人の本質的な「道理( dir )」に軸を置け。
3.指導の効果が人によってバラつく
手法( ef )の固定化を避け、相手のリズム( k )に教え方を同期させよ。
4.集客がうまくいかない
広告( E の投入)より、既存顧客の満足の共鳴( k )を増幅させよ。
5.燃え尽き症候群(バーンアウト)
放出( V )に対し、内面のエネルギー( E )の補充が追いついていない。
6.自己流でやって結果が出ない人
ef(正しい技術)の重要性を、「摩擦抵抗の低減」という視点で説け。
7.「コミュニケーションの齟齬
互いの dir(大切にしている価値観)のベクトルが逆を向いている。
8.受講生の潜在能力を引き出したい
本人の微かな E(意志)が、外部の k(機会)と繋がる瞬間を設計せよ。
9.成果を出すための「集中力」
E を拡散させない「タイマー等のR設置」により dir を鋭くせよ。
10.コーチとしての自分の強みは?
自分が最も抵抗( R )なく、自然に回せる「得意な渦」を特定せよ。
更に想像を広げれば、例えば、前述の「」のようなアプリを顧客・クライアント層に合わせてカスタマイズ、
顧客自身でセッションを経験してもらい、その経験をトレーナーなどの専門家が、専門的知識を動員して、
深い解釈にアップグレードできれば、顧客満足度も高まるのではないでしょうか?
この際、重要だと思うのは、「同じ共通言語( VEM モード)を使う」ということかと想像します。
miroc マガジン群
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