私だけ未完結
たまたまNetflixでみつけたドラマ
『ちはやふる-めぐり-』。
最初はなんとなく観始めたけど、
全力で取り組む姿が、とても眩しくて。
眩しすぎて、直視できなかった。
最終回を観終わった時には、
ちゃんと「ちはやふるロス」に。
そこから、映画もすべて観た。
アニメも観た。
社会人なのに、そんな時間どこにあった?
と自分でも聞きたくなるくらい。
…
あとは漫画を残すのみ。
せっかくなら、漫画も読みたい。
漫画は全50巻。
電子じゃなくて、紙で読みたい派の私。
漫画喫茶とか行こうか悩んだけど、
せっかくなら、前から行きたかった
京都国際マンガミュージアムへ行くことに。
電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、
やっと目的地に到着した。
開館時間と同時に入って、チケットを購入。
周りを見渡すと、ここでは展示やイベント、
ワークショップなども定期的に行われており、
漫画を読む以外でも楽しめる空間だった。
『ちはやふる』の棚につくと、
1巻からずらりと並んでいた。
よしよし…
あれ?
1巻から並んでいるけど、42巻以降がなかった。
私は、自分と同じように、『ちはやふる』を読んでいる人がいることに、ちょっぴり嬉しくなった。
もうすぐ完結にたどり着くんだろうな。
どこの誰かわからないけど、同じ作品を読む者同士、勝手にそんなつながりを感じていた。
それに、今は誰かが読んでいたとしても、
42巻を読む頃には棚にあるはず。
そう思って、読み始めた。
私はアニメを観ていたから、23巻から読み始め、
5時間後に41巻を読み終えた。
42巻を手に取った時、まだ42巻以降がなかった。
え、みんなそんなに42巻以降を読んでいるの?!
と、不思議に思いつつ、
42巻を読み始めた。
42巻を読み終わっても、
結局43巻以降はなかった。
もしかしたら別の場所にあるのかも。
そう思って、配架場所検索ページで検索した。
…
え。
検索結果件数は42件。
つまり、42巻までしかなかった。
誰が読んでいたのではなく、
そもそもこの場所にはなかったのだ。
え〜〜〜
まさかの展開に驚きを隠せないまま、
もう一回42巻を読んだ。
当然だけど、読んでも43巻はなかった。
完結して4年経つのに、
私は未完結のまま。
でも、このまま終わりを迎えない幸せもあるかもしれない。
「続き」があることが、少しだけ嬉しいと思えるくらい、この作品を好きになってしまった。
いつか続きを読む日は来る。
だけど、それはもう少し先でもいいかな。
そう思っていた矢先、
先日本屋に行く機会があった。
なぜか43巻だけなかった。
