【職種紹介】街に光を灯す、社会を支える技。栄信電気の電気工事士の仕事とは?
私たちの日常に不可欠な電気。その安定した供給を現場の最前線で支え、建物に命を吹き込むのが「電気工事士」の仕事です。
マイスターエンジニアリンググループの一員である栄信電気では、高い技術力を持つ電気工事士たちが、オフィスビルからショッピングモール、工場、学校、病院、物流、データセンターといった多種多様な大規模建築物の電気設備工事に携わっています。
本記事では、栄信電気の「電気工事士」がどのような仕事を担い、どんな魅力とやりがいを感じているのか、そして未経験からでもプロフェッショナルを目指せる環境について、詳しくご紹介します。「手に職をつけたい」「社会の役に立つ仕事がしたい」「チームで何かを成し遂げたい」そうお考えの方は、ぜひご覧ください。
栄信電気の電気工事とは?仕事の概要と役割
栄信電気の電気工事士は、電気設備の設計図に基づき、建物内で電気が安全かつ効率的に使用できるよう、実際の配線や機器の取り付けといった専門作業を担います。主に扱うのは、照明やコンセント、動力設備など、建物に電気を送り様々な活動を可能にする「強電(きょうでん)」と呼ばれる分野です。
具体的な業務は、建物へ電気を引き込む最初の工事から、各部屋への配線、照明器具やコンセントなどの取付け、そして最終的な点検に至るまで、電気設備が正常に機能するためのあらゆる作業に及びます。
建物の用途とそこで活動する人々の安全を深く見据え、長期にわたって安定した電力を供給し続けること。その確固たる使命を胸に、私たちは一つひとつの作業に対して持てる技術と細心の注意を注いでいます。
電気工事の主な業務と流れ

電気工事の仕事は、建物の建設工程と並行して進められ、大きく分けて以下の4つのステップで構成されます。これらの作業は、複数のチームに分かれて同時並行で進めることが多いです。
1.建物への電力供給工事(引込・受電設備工事)
まず、建物全体で使用する電気を外部の電線から安全に取り込むための工事を行います。例えば、敷地内に専用の電柱(1号柱などと呼ばれます)を設置し、そこへ電力会社から供給される高圧ケーブルを引き込み接続したり、建物内の電気室やキュービクル(箱型の受変電設備)へケーブルを敷設し、各フロアやエリアへ電気を分配するための「分電盤」という設備へ接続します。これは建物全体の電気の入り口となる非常に重要な工事で、高圧電気を扱うため専門的な知識と技術、そして何よりも安全管理が求められます。
2.屋内配線工事
建物の中に電気が行き渡るように、電線を張り巡らせる工事です。設計図に沿って、天井裏や壁の中といった目に見えない部分に照明器具やコンセント、各種設備へ電気を送るための電線を敷設していきます。
具体的には、分電盤の各ブレーカーから、それぞれの照明器具やコンセントの設置場所まで、適切な太さの電線を、他の設備に干渉しないように、また将来の整備性も考慮しながらルートを計画し、敷設します。高所作業車に乗って地上4~5メートルの位置で作業することも多く、ケーブルを束ねてフックにかけながら、美しく、かつ安全に配線する技術が求められます。
3.電気設備・器具の取付工事
配線工事と並行して、またはその後に行われるのが、実際に私たちが日常的に使用する電気設備や器具の取付けです。天井板が貼られた後に、照明器具を取り付けるための穴を開け、天井裏から電線を引き出して器具に接続し、固定します。コンセントも同様に、壁板が貼られた後に、あらかじめ壁の内側に通しておいた電線と接続し、コンセントプレートを取り付けます。この段階ではまだ電気は流れていないため安全に作業できますが、正確な位置に、確実に接続することが重要です。
4.最終点検・通電試験
すべての配線と器具の取付けが完了したら、いよいよ電気を流しての最終チェックです。スイッチを操作して照明が計画通りに点灯するか、コンセントに正しい電圧がきているかなどを、一つひとつ専用の測定器を使って確認します。もし不具合が見つかれば、原因を特定し、配線を修正したり器具を交換したりといった対応をとります。すべての設備が正常に動作することを確認し、安全が確保されて初めて、電気工事は完了となります。
電気工事士の1日(配線作業の例)
電気工事士の1日は、現場の状況や担当する作業によって異なりますが、ここでは代表的な「配線作業」を行う日の一例をご紹介します。
7:30~7:50 出社・準備
現場事務所に到着後、作業服に着替え、その日の作業内容や使用する工具・材料の最終確認、図面のチェックなどを行います。
8:00~ 朝礼・KY(危険予知)活動
施工管理者や他の職人さんたちと一緒に朝礼に参加。その日の作業全体の流れ、各作業の担当、安全に関する注意事項(特に高所作業や重量物取扱い時の注意点など)を共有し、指差し呼称などで安全意識を高めます(KY活動)。
8:30~12:00 午前作業(配線工事)
施工管理者の指示と図面に基づき、担当エリアの配線作業を開始。例えば、分電盤から照明やコンセントの設置予定位置まで、高所作業車を操作しながら天井裏に電線を敷設していきます。2人1組となって、1人が電線を送り出し、もう1人が天井裏で電線を固定していくなど、チームで協力しながら作業を進めます。
10:00~10:30 休憩
12:00~13:00 昼休憩
13:00~17:00 午後作業(配線工事の続き)
午前の作業の続きを行います。進捗状況によっては、別のエリアの配線や、照明器具・コンセントの先行配線(ボックス取付けなど)に移行することもあります。
15:00~15:30 休憩
17:00~ 作業終了・片付け・報告
その日の作業を終え、使用した工具の片付けや現場の清掃を行います。施工管理者に作業の進捗状況や問題点などを報告し、翌日の作業内容を確認して退勤します。
プロジェクトへの関わり方とチーム体制

電気工事士がプロジェクトに関わる期間や体制は、現場の規模や進捗状況によってさまざまです。年間では平均3~4カ所程度の現場を経験することが多いです。
比較的小規模な現場や、プロジェクトの初期段階から関わる場合は、施工管理者の指示のもと、少人数のチームで建物全体の電気工事を一貫して担当することもあります。その場合、電力の引き込みから配線、器具付け、最終点検まで、一連の流れを深く理解し、幅広い技術を習得する機会となります。
一方、ショッピングモールのような大規模な現場では、工事の最盛期には20人近い職人が各専門分野(幹線ケーブル敷設班、コンセント・照明配線班、ラック施工班など)に分かれて同時並行で作業を進めます。このような現場では、特定の期間、特定の作業に集中して従事することが多くなります。栄信電気の社員は、自社の作業員としてだけでなく、協力会社の職人さんたちと協力し、時にはその取りまとめ役を担いながら、チーム全体として高い品質の仕事を目指します。
どのような現場であっても、施工管理者との密な連携は不可欠です。日々の進捗報告や図面の確認、作業手順の打ち合わせなどを通じて、安全かつ効率的な工事を実現していきます。
働きやすさと成長を支える、栄信電気の環境づくり
栄信電気では、従来の建設業界のイメージにとらわれず、社員が安心して能力を伸ばし、長く活躍できる環境づくりと成長支援に力を入れています。
充実した資格取得支援制度
社員の成長に不可欠な専門資格の取得は、費用全額を会社が負担し強力にサポートしています。電気工事士や施工管理技士といった国家資格から、フォークリフトなどの各種技能講習まで幅広く対応。多くの先輩社員がこの制度を活用し、スキルアップと自身の市場価値向上を実現しており、未経験からでも着実に専門性を高めることが可能です。
若手が輝ける、活気ある職場
平均年齢は30代前半と若手が組織の主力となっており、社内は活気に満ちあふれています。年齢や社歴に関わらず、誰もが自由に意見交換できる風通しの良い雰囲気も持ち合わせています。年功序列ではなく実力主義を重視しているため、本人の意欲と成果次第で早期のキャリアアップも実現できます。また、経験豊富な先輩社員によるOJT(オンザジョブトレーニング)をベースにした丁寧な指導体制も整っており、会社全体で新人を育成する文化が根付いています。
チームワークと温かい社風
社員同士の絆が非常に強く、日々の業務でのチームワークはもちろんのこと、誰かが困っていれば部署の垣根を越えて自然と助け合う風土が当社の自慢です。定期的な情報共有や会社全体でのバックアップ体制も万全に整っています。 さらに、社内レクリエーションに加え、2年に1度は海外への社員旅行(最近ではグアムへ行きました。旅費は全額会社負担で、お小遣いも支給されます)を実施するなど、社員同士の親睦を深める機会を大切にしています。プライベートでも誘い合ってゴルフや釣りに出かけるなど、和気あいあいとした雰囲気です。
安心を支える働き方改革
社員が心身ともに健康で、長く活躍できる職場環境づくりを大切にしています。国の働き方改革も踏まえ、月間の残業時間には上限を設定。休日は原則として第2土曜日以外の土日で、休日出勤が生じた場合も確実に代休を取得できます。また、転勤はなく担当現場への直行直帰を基本とするなど、プライベートも大切にしながら安心してキャリアを築けるよう配慮しています。
「手に職」をつけ、社会を照らす。電気工事士のやりがいと未来

電気工事士は、社会のライフラインである電気を支える重要な仕事です。自ら手掛けた建物に灯りがともる瞬間の達成感や、社会貢献を実感できる喜びは格別。現場ごとに異なる設備や構造は常に新しい学びの機会となり、建設業界で進化する技術やDX化もスキルアップを後押しします。
「手に職」をつけ、安定して長く活躍したいと考える方にとって、電気工事士は自動化やAIにも代替されにくい専門技術で市場価値を高められる魅力的な選択です。栄信電気では、技術のエキスパートを目指す道、あるいは経験を活かして施工管理へステップアップする道など、多様なキャリアパスを用意しています。
大切なのは「やってみたい」という今の気持ち。経験は問いません。少しでも「面白そうだな」「話を聞いてみたいな」と感じていただけたなら、ぜひお気軽にエントリーください。新しい仲間と出会えることを、社員一同楽しみにしています!
