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子どもの頃の夢には理由があった? | 夢を叶えるキャリア設計#1

皆さんの子どもの頃の夢になりたかった職業は?

コメントキャンペーンにて、皆さんに問いかけてみました。(3/15まで実施中)

すると、こんなコメントが散見されました。
「その職業には就けなかったが、今でも憧れている」

私もそうでした。

大学時代、新聞記者になりたかった。
ニュースを取材し、文章にして人に伝える仕事に就きたかったのです。

なぜ報道の仕事に就きたかったのか。

その理由は家庭環境にありました。


父の影響で報道に興味

一家にテレビは一台の時代。
自分の部屋にテレビがある同級生はほんの数名でした。

そして、昭和の家庭と言えば、
父性が強い時代。

当然、チャンネル権は父にあります。
父はニュース番組、ナイターを観ていました。

たまに、バラエティー番組を見ていると、
「頭が悪くなるから消しなさい」と言われました。

父の帰りが遅い日だけ、
きょうだい揃って、バラエティー番組を観ることができたのです。

そんな家庭でしたから、
小学生の頃から、父と並んでニュース番組を観て育ちました。

父は、
「ニュースには裏がある。裏を読め」と言いました。
父の言う「裏」の意味はわからなかったのですが、
「このニュースの意味は何だろう」とぼんやり考えていた記憶があります。

そのうち、中学生になると、
ニュースを観ながら父が意見を言う時に、
自分の考えたことを口にするようになりました。

父は政治の話をする相手ができて、嬉しそうでした。
私も何となく楽しい気持ちになっていました。


父親の期待は公務員

その頃から父は、
「お前は弁護士か、裁判官になれ。法律の勉強をしろ」とか、
「これからは、男女雇用機会均等法の時代だぞ。総合職に就けよ」とか、
「男と同じだけ給料もらえるのは公務員だけだ。お前は公務員になれ」とか、
色んな事を言っていましたが、父の提案には全く気持ちが乗りませんでした。

父の提案で一つだけ気になったのは、大学に進学することでした。
数学は苦手でしたが、その他の勉強は苦手ではなかったので、
大学に行くのも悪くないかも、と思っていました。

中学時代は、
ミステリーを題材にした漫画を描いて
友達に見せるのが楽しみでした。

友達も漫画を描いていて、漫画家になりたいと言っていました。

何となく、私も漫画家に憧れていて、
父にそのことを伝えると、
「漫画なんかで食ってけないぞ」と一蹴されました。

一蹴はされたものの、
絵を描くことは好きだったので、美術系の高専を受験したいと思い、
父から、あくまで滑り止めなら良し、という許可をもらいました。

受験前には毎日、デッサンの練習をして、
それなりに倍率がありましたが、合格することができました。

しかし、結局は、第一志望の普通高校に合格したので、
高専に進むことを許してもらえず、辞退し、普通高校に進みました。

一緒に高専を受験した同級生に中には、
不合格だった子もいたので、後味の悪い思いをしました。


母親への思い

父の話ばかりしましたが、
母は、私の将来については、私の考えに任せるというスタンスでした。

ただ、母は中卒で苦労したので、私には
大学に進んでほしい。
結婚しなくても生きていけるようになってほしい
という希望はありました。

当時は、結婚して専業主婦になる人が多かったからです。

母は、父の稼ぎなしには自分は生きていけないと思っていたと思います。

父の給料日には、給料の入った封筒を子どもたちの前に置いて、
「お父さんに感謝しなさい。お父さんが一生懸命働いてきたから、
みんながご飯を食べることができるんだよ」
と言う母を見てきました。

お母さんだって、朝早起きして、
家事をして頑張っているのに、なんでそういう言い方になるのかな

私は違和感を感じていました。
母は、貧しかったから、高校にも大学にも行けなかっただけなのに。
自分に自信をもてない生き方をしている。

男女が平等に生きられる社会になればいいのに。

この思いが、大学時代に出会ったディスカッションやディベートで、
社会問題を掘り下げていく原動力につながっていきました。


子ども時代を振り返ってみる

私の場合、
父と観ていたニュース番組と、母の姿から感じ取っていた社会問題、その2つのきっかけが、新聞記者になりたいという思いへとつながっていきました。

ただし、その間に、
ミステリー漫画家という夢が挟まっていました。

子ども時代を改めて振り返ってみると、
なぜその仕事への憧れが生まれたのか、
理由がどこかにあるのではないでしょうか。

また、
どこかのタイミングで、
諦めた夢はありませんでしたか。

その2点を掘り下げていくと、
今現在のキャリアと、今後のキャリアへのヒントになる可能性を感じます。

今後の記事で、掘り下げていきたいと思います。


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