木の炬燵で暖まった昭和の夜
「僕の昭和スケッチ」311枚目

炭の入った炬燵アンカを布団の中に入れて寒い冬を過ごした時代から、上の絵のような電気ゴタツの時代に変わると暮らしはずいぶん楽になったものです。何しろコンセントを入れればすぐに温まるのです。
それまでのアンカは下のようなものでした。
中に炭や豆炭を入れて使用するのですが、火が入っているので子ども心にも危ないような心持ちがしたのをよく覚えています。布団の中で倒れたりしないように瓦のようなズッシリと重い材質でできています。ただ、朝方には炭が消えてコタツが冷たくなるようなこともあったのです。
電気ゴタツは朝まで温かいので、こんなありがたいものはない、と思ったのを覚えています。

電気炬燵が我が家に現れたのは30年代の後半でした。ナショナル製で上の絵の製品がまさにそれです。
後の時代の物のように布で覆われていませんでしたから、木が熱くなりすぎて目を覚す夜もありました(笑)
懐かしい昭和の木製暖房器具です。
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