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【考察】一般的なサイトではNG?怖さを引き出すUIデザインの秘密

当記事はDHU Kuriyaゼミ Advent Calendar 2024 - 3日目の記事です。

こんにちは!大学でWebデザインを専攻している、谷と申します。

最近、すっかり寒くなりましたね。それでも、ついつい怖いものを見てしまう自分がいます。まだ夏休み気分が抜けていないからなのか、就職活動の焦りから現実逃避しているのか…。どちらにしても、この季節に見るホラーのドキドキ感は格別です!

先日ホラーサイトを訪れると、普段の授業やネットでは「タブー」とされるUIデザインが多用されていることに気づきました。

ふと思ったのが、「ホラーサイトでは、あえて『タブー』とされるUIデザインを取り入れることで、訪問者に独特の恐怖体験を提供しているのではないか?」ということです。

この記事では、私が感じた「一般的には避けられるUIデザインを逆手に取ったホラー演出」を考察し、具体例を交えながらご紹介します!




1. 長い読み込み時間

一般的な見方
通常、読み込み時間が長いとユーザーのストレスが増え、サイトを離れてしまう原因になります。そのため、読み込みは可能な限り短縮するのが基本です。

ホラー演出の活用例
読み込み中に暗い背景や物語の序章を表示する。
不気味なカウントダウンやアニメーションを見せる。

効果
このような演出はサイトの雰囲気をしっかりと伝える時間として活用でき、ユーザーを物語の世界観に引き込む役割を果たします。また、単なる待ち時間を恐怖体験の一部に変えることで、緊張感や期待感をユーザーに抱かせて途中離脱を防ぎ、サイトへの没入感を高める効果があると考えられます。



2. 勝手に動くカーソル&画面

一般的な見方
ユーザーが意図しない動きをする画面は混乱を招き、操作性を損なうため、一般的には避けられるべきとされています。

ホラー演出の活用例
画面が突然スクロールしたり、クリックが強制操作されるような仕掛けを追加。

効果
ユーザーの「操作権」を奪うことで、恐怖心を煽ると同時に予測不能な緊張感を作り出します。特に、操作が意図しない形で妨害されると、ユーザーは「支配されている」感覚を抱きます。これは、日常的に自由に操作できるデジタル環境において、突然その自由を奪われることで、現実とのギャップが強調され、恐怖が増幅される要因になるのではないでしょうか。


3. フォントや文章の変化

一般的な見方
フォントや文章が頻繁に変化すると読みにくくなり、ユーザーに不快感を与えるため、通常は安定性が重視されます。

ホラー演出の活用例
表示されている文章が、気づかないうちに別の内容に変化する。
一見普通のフォントが、突然不気味な形状に変わる仕掛けを施す。

効果
こうした変化は、ユーザーに「見てはいけないものを見てしまった」という感覚を抱かせます。サイト内で最も目にする機会が多い文章に演出を加えることで、ユーザーに「このサイトは普通ではない」という印象を強く与える効果が期待できるのではないでしょうか。


4. ポップアップの活用

一般的な見方
ポップアップは必要以上に表示されるとUXを損なう要素とされるため、必要以上の使用は避けられます。

ホラー演出の活用例
突然現れるポップアップに、誰かが話しかけてくるような演出を追加する。

効果
普段目にするポップアップに不穏な要素を加えることで、訪問者に不安感を与えることができます。このような演出は、現実でも見かけるシンプルな仕掛けを活用することで、日常の安心感を揺さぶり、「日常の延長に潜む恐怖」を感じさせる効果が期待できるのではないでしょうか。


結論

ホラーサイトのUIデザインは、一般的なUIデザインの「タブー」とされる要素を逆手に取ることで、訪問者に忘れられない恐怖体験を提供しています。不便さや予測不能な挙動を意図的に取り入れることで、ユーザーの心理に強烈な印象を残すことができます。

もしホラーサイト制作に挑戦する機会があれば、この記事でご紹介したアイデアを参考に、独自の恐怖演出を作り上げてみてくださいね!

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