レジオン四条堀川——逃した魚は大きかったのか?
Legion Shijo Horikawa — Was the One That Got Away a Big One?
「レジオン四条堀川、どうされますか?」
そう仲介業者に聞かれたのは、この物件が出てすぐだったと思う。
たしか、いくつか別の内覧の予定が立て込んでいて、その日の見学をやめた。
「立地いいですね」と口では言いつつ、どこか他人事だった。
毎週末、なんなら平日に午後休をとって物件を観に行ってれば
疲れるに決まっている。
でも、駅徒歩7分で阪急も地下鉄も使えるという利便性は本物だった。
モリタ屋、西友、コンビニも徒歩5分圏内。大通りからも少し外れていて、うるさくない。
(これは見るべきマンションかもしれない…)

"二条城前"というい言葉よりも"大宮"の方がステータスUP??
ロイヤル三部作のそばでもある。このあたりいいんだよなぁ。
雪が降る中もマンションの内見をし、
たくさんの仲介業者から様々なことを勉強させてもらい、
不動産投資に詳しい友人の話を聞き、
自分たちが置かれている状況を鑑み、
「ローンを組んで買うのも選択肢の一つに入れる」
と、決断したばかりだった。
ちょうどその頃、知人に言われたのが
「満額決済の人に負けないように、先にローン審査とっとけ」
だった。
が、当初ローンを組もうとは考えていなかったのでようやっと
動き出したばかりでもあった。
この「レジオン四条堀川」は、1995年築、13階建のマンション。
総戸数は57。そう、京都のマンション選びは総戸数が大事だ。
ベージュ×ブラウンのタイル貼りの外観は、京都らしい落ち着きがある。
このマンションは、部屋の間取りも1LDK+納戸〜3LDKまで幅広く、
「セカンドハウスにも、普通に住むにも使えるものが見つかるやつ」だった。

じゃあ、なぜ買わなかったのか?
いや、なぜ、足を止めてしまったのか?
その理由は、ちょっとした“引っかかり”にあった。
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