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yzengo
仲良く
随分前の、11月のあたまの話だ。
さっちゃん(注1)がまた、変わった高級そうなものを買って帰ってきた。
豆腐である。

M(注2)は、豆腐が好きなようで。
「コジくん、仲良く分けて食べよう」
と、LINEにコメントを入れてきた。
てっきり私は、さっちゃんと同様、半分こだと思い込んでいて。帰宅してお皿に半分ずつにしようとパッケージを開けようと思った矢先、LINEにさっちゃんから依頼ごとが入ってきた。
その時、ふと、Mのコメントに目がいった。実は、コメントには続きが書いてあったのだ。
「私は、ヤマイモが苦手だから、カボチャをもらうね」
……。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
ギリギリセーフッ!
半分こにしていたら……とても生きてはいられなかっただろう。笑
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくん、半分こにしてあげるのは、世の中で私だけだからね。有難く思ってね。倍返しね!
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。
(注2)Mとは、長女のことである。私にはかなりキツいが。根は、優しい子である。


