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tukamatter
ボトル
私は、サッカーは横浜FCを応援している。
これまで3度、J2からJ1へ昇格したが、その都度成績が振るわず、すぐまたJ2へと降格し、またJ1へのチャレンジが始まる。
一昨年、その降格をしてしまい、去年、J2で何とか2位となりJ1へとトーナメントを経ず自動昇格できた。
思うに、勝負というのは紙一重で。地獄のトーナメント勝ちぬきを回避して「自動昇格」枠に入れたのは、幸運だったとつくづく思う。
昇格は喜ばしいことなのだが、むしろ今シーズンの戦いの厳しさを思うと、気が気ではないのである。
ファンクラブに入っていて。その特典で昨年、ボトルを得た。

毎日、夕食時にこのボトルで水を飲む。
何の変哲も無い水だから、味が変わるわけではないのであるが。強く思うのである。ファンとしての気持ちについて。
弱くても負けても、我慢強く応援する。今年も厳しい戦いが予想されるが、そういうときこそ、淡々としぶとさを持って応援していこう。
それが、ファンとしての矜持というものであると思うのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
負けが込むと、コジ、あからさまに機嫌が悪くなるけれどね。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくん、負けたら機嫌が悪くなるの、やめてね。こっちが雰囲気悪くなるから。今までの罰として、倍返しね。
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。


