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荒技ショートショート_ターゲット

紅葉色を、最近は見ていないのである。

幼少の頃は、六甲山の麓に住んでいたこともあり。身近にあった。そして少し山に入ると、紅葉は、そこにあった。

年月が過ぎ。忙しなく生きることが日常になると、自然を感じること自体が少なくなった。

紅葉色どころか、空の青や雲の白さえ、心して見ることがなく。ただただ、溜息をつきつつ時間にながされている。

そろそろ、そういう生活と人生に、訣別していくべきなのだろうと思ったりするのである。


そんな日曜日の午後に、またもや、荒技をやってしまった。



さて、小牧幸助さんの、シロクマ文芸部の最新お題は、毎週木曜日に出る。

そして、今回のお題は、「紅葉色」から始まる小説・詩歌・エッセイなどを自由に書いてみませんか?いうことで。


そして、田原にかさんからのお題は…。

表のお題が【インフル念写】で。裏のお題が【サンプル便座】|д゚)チラッ ということだ。


また、山根あきらさんの、青ブラ文学部のお題は、少し早めに出る。

今週のお題は、「不安のマーケット」ということで。

今回は、お題を文中に入れることにしよう。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

コジ、「荒技師あらわざし」だなんて、あんまりおおっぴらに言わないほうがいいよ。


うむ……。そうだな。



3人の企画は両方とも、膨大な数のファンの方、参加希望者を抱えていらっしゃって。お題を出すだけでも、大変だと思うのである。それでもお題を出してくれる。毎週。ほんとうに、ありがたい限りだ。ほんとうに励みになる。

また、今回は、粟野こーぎぃさんのシロクマ文芸部作品を読んでみた。ちょっとその感想を、シロクマ感想文として書いてみる。

「シロクマ文芸部・紅葉色」で、検索して飛んできました。

コメント欄で、ほんの少し、シロクマ感想文を残したいと思います。


短歌。良いですね。詩歌はnoteという媒体への親和性はかなり高いように思います。でも、詠めません。読めないのも読めないのですが、三度ほど読んで、私なりに味わってみました。

最近、自分自身としては、紅葉狩りなどという風流なことをしていなくて。というよりも、自然を味わうことが無くなっているのが残念です。

紅葉の紅は鮮明だが、誰と愛でたかは覚えているのか、覚えていないのか、淡い思い出として胸にしまっている。

風流ですね。そういう静かな趣に、ちょっと触れたくなりました。

鮮やかな色。静かな心の褪せた色。生きているって、幸せなことなんですね。


今、生きていられることに感謝して。今宵も、月に祈ろう。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

せっかく出していただいたお題を、小牧幸助さんの始まりの言葉(シロクマ文芸部)と、たらはかにさんの裏表のお題(毎週ショートショートnote)、そして山根あきらさんの青ブラ文学部のお題。4ついっぺんに書く荒技。まして、シロクマ感想文と、全部で5重の荒技。あまりにもやりすぎじゃないかな。

そうだ、今週は5重の荒技だ。


うむ。


これで何週間だろうか。もう、2年をとうとう超えて3年目4ヶ月に突入している。


まあ、続けられるだけ、続けるさ。



心の中の、リトルkojuroが、また、ボソリと、つぶやいた。

まるで、悪ガキそのものだな。


まあな。


なんのはなしですか。

荒技なんか、繰り出しやがってって……ええ、まぁ……


さて。それでは、本編にまいりましょう。今週の荒技、「ショートショート_ ターゲット」約410字を、どうぞ。


紅葉色が色濃くなってゆく季節。財前はふと、駐車場のモミジに目をやった。

そこにはレストルームのリフォームの担当業者の車が停まっている。

「折角、見積をするはずだったのに」

ボソリと、呟いた。




最近、妙な流行病が蔓延っているのである。全く身に覚えが無いのに、感染するという。



蘭が廊下を走ってきた。

「結果が出ました!」

蘭のpadを見た財前は、新手の怪人の仕業だと結論づけた。



財前の見立てによると、ヤツは、ターゲットにした人物に、念力でウイルスを植え付けることが出来る。



業者の担当は、その怪人に狙われたようだ。





「そんな能力……普通なら世の中が不安のマーケットになり得る」

財前は続けた。

「だが、想定内だ」




E(注)を使い。ウイルスだけをターゲットにして、体内から排除する。




財前は、徐にEを稼働させ、彼に声をかけた。

「さて、ご気分は?」





彼は答えた。


「嘘のように快適になりました」






邪悪な企ては、必ず真っ当な科学で一掃する。




財前は改めて、心に誓った。


(注) E(イー)— 「空間・時空・瞬間移動装置」のこと。泉の父が設計開発し、財前がツールとして最終形に仕立てた。Eは正式名称ではなく、開発者の頭文字から取られたコード名である。


《余滴》
さて。「毎週ショートショートnote」のお題の解説です。

ショートショートnoteカードゲームでは、お題の言葉そのものを入れ込まないで匂わせるのを流儀としています。

小牧幸助さんの書き出しのお題や、山根あきらさんの青ブラ文学部のお題、水曜日の「三題噺」の三つのお題は、その言葉そのものをストレートに文章に入れ込むのですが、たらはかにさんのお題は、表も裏も、なるべく言葉そのものは入れ込まない方が良い、“匂わせる”のだという流儀に沿い、なるべくそうしていっている“つもり”なんです。

しかし、方や、私のこの「荒技」にお題の言葉を探し続ける人もいらっしゃいまして。

田原にかさんのお題については、今日も、ここに、お節介な解説を入れてみようと思います。

ですが。

この解説ついての一切の苦情は受け付けません。なぜならば、これこそが、「荒技」だからです。笑



①表のお題が【インフル念写】→新手の怪人は、念力でインフルエンザウイルスをターゲットに感染させる(一種の念写)ことが出来る。


②裏のお題【サンプル便座】|д゚)チラッ→ レストルーム(トイレ)のリフォームの見積をとる。つまり、便座のサンプルを見て選定する。


今回の荒技も、淡々と書き、お題も淡々と入れ込みました。淡々過ぎ、中身もストーリーも無かろうと反省しています。



ちなみに今回のカバー画像は、「トイレ」で検索して選びました。


それにしても荒技。やはり難しいです。時間もかかりますし。苦行です。笑

荒技師への道は、まだまだ遠く彼方にあり。欠片も見えてきません。

そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑っていた。


「荒技も良いけど。そんなことより、マッサー(注1)、やってから寝てね」


……。


マッサージをすると家内は、上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は平和である。


だから。



これで、いいのだ。

また来週、気を取り直してチャレンジしよう、荒技に




(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。



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荒技をものにすることなんて出来るのか?って、話









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