リキ日記_乾燥機
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、そのハリ飼いの中でも、素人のままだった。
我が家のハリネズミの名前は、リキといった。
そうなのだ。私は、リキと一緒に4年も暮らしたのに。ハリネズミについて、人に語れるほどのものは、実は、何も無い。

さっちゃん(注1)は最近、土日は休日出勤をしている。そこまで働いているのだから、家事は私の仕事なのである。
だが、5月22日にリキが旅立ってからというもの、家事の手を抜き、あろうことか疲れ果てているさっちゃんに押しつけてしまったりしている。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、すっかり怠け者になってしまったね……。
まあ、そこまででもなかろうと思っていたが、どうやら自分に甘かったようである。
最近、人生100年時代だという。時間がたっぷりあるような言いぐさだ。
だが。これは、誰でもわかっていることなのだが。
その100年。いつまで元気でいられるのだろうか?そう、長くは無いだろう。
長く元気でいようとしたら、それなりのケアも必要だろう。
土日、さっちゃんが家にいないことをいいことに。洗濯物をコインランドリーの乾燥機に入れ。そして、収納まで済ませてしまう。
私も、疲れ果てて、それでもやることがあり過ぎて、時間が勿体ないのだ。
さっちゃんは、帰宅してきたら、言う。
「コジくん、またコインランドリーの乾燥機に頼ったでしょ。こんなに良い天気なのに、勿体ない」
そうこうしているうちに、天から声が聞こえてきた。
「コジ、忙しい忙しいと言っている者に限って無駄な時間を過ごしている。時間は自ら作るものである。心して生きよ」
……。
そろそろ三志朗(注2)も、洗車してやらねば。
リキの遺影が、私を、ちょっと睨んでいるように見える。
「リキ日記」というタイトルは、これからも続けていくつもりだ。だが、中身は、いつもの「独り言日記」である。また来週も、こんな「リキ日記」を書こうと思うのである。

※コリキの顔は一円玉よりも少し小さいくらいの大きさです
ミニチュア生け花の会は、現在、42名です。
ちなみに、私は会員番号3番。リキと家内で9番をとりましたが、リキが旅立ったので、9番は家内ひとりの番号ですが、作品は一度も作ったことがありません。
別途メールでやりとりすれば、希望の無料でミニチュア花器が送られてきます。
宛先
↓
teruhitoy0778@gmail.com
(数字と@は全角になっていますので
半角に変更してご利用ください)
その後は……。
眺め暮らしてもよし。ミニチュア生け花の作品を記事にあげてもよし。新たな花器を入手してもよし。コレクションだけしてもよし。なーんもしなくてもよし。
全くの自由です。
ミニチュア生け花の会。何の制約もありません。完全自由です。
ミニチュア生け花、週末にも、なかなか探しに行けません。ちょっと忙しすぎて。いろいろあり過ぎて、ちょっと手が回りません。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑っていた。
コジくん、マッサー(注3)の時間を作ることも、忘れずに、頼んまっさ-!
マッサージをすると、家内は上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。
(注2)我が家の車には、三志朗という名前がついている。燃費もまずまず良く足回りも軽やかで、最高の相棒なのである。
(注3)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。

