食洗機
洗い物は、だいたい、手でやるようにしている。だが、我が家には、もともと、ビルトインタイプの食洗機が設置されていて。それを使うようにと家内からは、リクエストが入る。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
食器洗浄乾燥機。
略して食洗機。
家内によると、機械は、使わないと、鈍ってくるらしい。
私も、少なからず、知っている。ある程度以上稼働していないと、機械は、トラブル率が高くなる。潤滑に動かない。いわゆる、錆びる、というやつだ。
それに。
家内によると、食洗機で洗った方が、綺麗になるらしい。
このあいだ、4月の末に、たまたまの休みで帰宅した時に私も休みをとり。そのときに、手ほどきを受けた。
予洗いは、みずで、大きな汚れは、だいたいおとしておく。
そして、食洗機に食器を入れていく。
水がきちんと当たるように。そして、乾燥熱風が、きちんと当たるように。
包丁は、ここ。スプーン、フォーク、お箸は、ここ。蓋のような平べったいものは、ここ。お箸やコップは、ここ。
食器は、入れ過ぎない。
洗剤は、この程度。
ここがスイッチ。
食器の量が多い時は「標準」。少ない時は、「少量」。
洗剤は、食洗機専用洗剤で、これ。
指示に従い、私がセット。洗剤を入れ、スイッチを押させてもらい、稼働。
1時間すこし後、ブザーがなり、綺麗になった食器が現れた。

なるほど。これは、便利だ。
だが、家内に不満を打ち明けた。
家内は、この食洗機をそのままにしておくことが多い。
そしてそこから直接食器を取り出すのだ。
ものは、洗ったり手入れをして、収納するところまでが、作業だと言った。
家内は、また今度、考えるねと、言った。
家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所の側のホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。
マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジは、洗濯は、乾燥機を使うのに、食洗機は、あまり使わないね。
さっちゃん(注1)がいたら、なぜ使わないのかと言われるよ。
やりとりからすると、さっちゃん(注1)は、元気なようである。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。
