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nagomu1985
ChatGPT
家内は、丙午生まれである。
長女との会話の中で、それを再認識したらしく。長女からさらに、丙午生まれは、どうして忌避されたりするのかと問われて、その解を求めるために、ChatGPTに、それを問うたらしい。
すると、「夫をかみ殺す」とか「それによって夫を早死にさせる」なる文言を読んだらしく、ちょっと落ち込んだという。
ある日、私が帰宅してきてから、何だか、家内のものの言い方が変わってしまっていた。
私は、妄想するのが好きだから、いつか、日本一周をしようとか、これから大金持ちになるから、いつか、楽をさせてあげるなどという戯れ事を、食事の時に言って、笑いをとるのだが。
家内が、それで、笑わなくなった。
そのかわり、私のそういう、妄想というか、冗談に対して、こう言うようになった。
「コジくん、その頃にはもう生きていないかもしれないから、今、家族に尽くして。先のことは、どうでもいいから。小さくても、家族に出来ることを、できる限り、して」
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、さっちゃん(注1)何だか、おかしいぞ……。
家内を問いただすと、ChatGPTに聞いたら、コジくんを早死にさせるみたいだから、コジくんには、時間がないのよ。家族に奉仕するための。
こう、きた。
……。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくん、マッサージも今のうちにね。今日は、倍返しでいいよ。
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。


