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荒技ショートショート_ 生産性

レシートを、最近、受け取ってすぐにPDFにして格納するようにしている。

それはなぜかというと。

さっちゃん(注1)が、レシートを全て、いつまでも残して捨てないので。ゴミばかり多くなって、家中の引き出しという引き出しがとんでもないことになっていて。

それを是正するために、私自身から、不要なレシートまみれにならない生活を率先垂範使用としているのである。

レシートをPDFにする手順は、至極簡単である。

スマホのアプリを開き。写真を撮るだけである。

だが。

それが、できない。

まず、動作として。そして一番大事な、習慣化を、さっちゃんは、する気がない。


「諦めるしかないのだろうか?」

今宵の月を、ベランダから眺めながら、ひとり、呟く。


そんな日曜日の夜更けに、またもや、荒技をやってしまった。


さて、小牧幸助さんの、シロクマ文芸部の最新お題は、毎週木曜日に出る。

そして、今回のお題は、「レシートに」からはじめるnoteを自由に書いてみませんか?ということで。

そして、田原にかさんからのお題は…。

お題が【浮気清浄機】|д゚)チラッ、ということで。


また、山根あきらさんの、青ブラ文学部のお題は、一昨日出た。

お題は「 微恙にかまけて」と、いうことで。

今回は、山根あきらさんのお題を、そのまま使おう。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

コジ、「荒技師あらわざし」だなんて、あんまりおおっぴらに言わないほうがいいよ。


うむ……。そうだな。



3人の企画は両方とも、膨大な数のファンの方、参加希望者を抱えていらっしゃって。お題を出すだけでも、大変だと思うのである。それでもお題を出してくれる。毎週。ほんとうに、ありがたい限りだ。ほんとうに励みになる。

また、今回は、ルイーザ・ジューン・ボルコットさんのシロクマ文芸部作品を読んでみた。ちょっとその感想を、シロクマ感想文として書いてみる。

「シロクマ文芸部・レシートに」で検索して飛んで来ました。

コメント欄に、シロクマ感想文を、ほんの少し書かせて頂きます。



春。そこから少しだけ時を経て、そろそろ初夏。

レシートに、湿り気も、季節の匂いも、音も、気配も、染みこんでいき。

春はまた、ほんとうに初夏に、なっていくのでしょうね。


なんだか、夏が来るのが、少し楽しみになりました。



◆追記◆
今、スキ制限になっておりまして。
スキができません。多分、明日の夕方くらいまで、この制限、食らうと思います。笑
スキは、そののち、させて頂きます。

今、生きていられることに感謝して。今宵も、月に祈ろう。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

せっかく出していただいたお題を、小牧幸助さんの始まりの言葉(シロクマ文芸部)と、たらはかにさんの表のお題(毎週ショートショートnote)、そして山根あきらさんの青ブラ文学部のお題。3ついっぺんに書く荒技。まして、シロクマ感想文と、全部で4重の荒技。あまりにもやりすぎじゃないかな。

そうだ、今週は4重の荒技だ。


うむ。


これで何週間だろうか。とうとう3年半に突入した。


まあ、続けられるだけ、続けるさ。



心の中の、リトルkojuroが、また、ボソリと、つぶやいた。

まるで、悪ガキそのものだな。


まあな。


なんのはなしですか。

荒技、まだやるのか?って…まぁ…はぃ…


さて。それでは、本編にまいりましょう。今週の荒技、「ショートショート_ 三原色」約410字を、どうぞ。



レシートに頭痛薬の名前が、確かに書かれてはいたが。

微恙にかまけて、財前はその日のタスクを全てキャンセルした。

あるチップを試すためだ。



それを仕込むと、半径1m以内の人間は、一日に180分以上、本来集中すべきミッションに無関係なタスクに取り組むことが強制的に出来なくなる。

研究員の生産性を上げることも狙いの内である。また、燃え尽きでのモチベーションダウンを防ぐという財前独自の考え方も込めた。

それを、自分を含めた全ての研究員のIDカードに仕込んだのだ。




涼が、問うた。

「4時間というのは、甘くないか?」

財前が笑いながら応えた。

「休むのも仕事のうち。人は、ひとつのことに集中する時間を制限しないと、いざという時に力を発揮しなくなる」


既に研究員の1日の平均在所時間は8.5時間に抑えている。そのうえで、4.5時間、最優先ミッションに集中する。




その後、中央研究所の生産性は、爆発的に伸びた。


財前の策は自らも含めて、まんまとハマった。

《余滴》
さて。「毎週ショートショートnote」のお題の解説です。

ショートショートnoteカードゲームでは、お題の言葉そのものを入れ込まないで匂わせるのを流儀としています。

小牧幸助さんの書き出しのお題や、山根あきらさんの青ブラ文学部のお題、私が水曜日に書いている「三題噺」の三つのお題は、その言葉そのものをストレートに文章やタイトルに入れ込むのですが、田原にかさんのお題は、なるべく言葉そのものは入れ込まず、“匂わせる”という流儀に沿い、なるべくそうしていっている“つもり”なんです。

しかし一方で、私のこの「荒技」にお題を探し続ける人もいらっしゃいまして。



田原にかさんのお題については、今日もここに、お節介な解説を入れてみようと思います。

ですが。

この解説についての一切の苦情は受け付けません。なぜならば、これこそが、「荒技」だからです。笑



◆お題が【浮気清浄機】→本来集中しなければならないミッション以外のよそ事に、勤務時間のうち、4時間以上集中できない制御をかけるチップ。これが、「浮気清浄機」



何ですと?わからない?理解できない?しっくり来ない?

当然です。全部“荒技”ですから。笑



ちなみに今回のカバー画像は、「生産性」で検索して選びました。AIがいかに進化しようとも。人間の集中力に関する課題は、未来永劫、恐らく残り続けると、私は思います。





それにしても荒技。やはり難しいです。時間もかかりますし。苦行です。笑


荒技師への道は、まだまだ遠く彼方にあり。欠片も見えてきません。


そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑っていた。

「荒技、してる場合じゃないよ。何か、忘れてるね?マッサー(注1)という名の、大切なものをね?」

「あ、はぃ…」


マッサージをすると、家内は上機嫌である。


家内が上機嫌だと、我が家は平和である。


だから。



これで、いいのだ。

また来週、荒技、やってみよう


(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。


荒技、こんな時間までかかってしまう…って、話

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