リキ日記_さよなら
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、そのハリ飼いの中でも、素人のままだった。
我が家のハリネズミの名前は、リキといった。

私は、日頃よく使い愛着のあるものには名前をつけたりする。
昔からの癖で。家内をはじめ、家族も最初は変わっていると思ったと思うのだが、やがて慣れてきて。次第にその名を使い始めたりする。
家内などはその影響を色濃く受けていて。自分でモノに名をつけることはしないが、私がつけた名を使っている。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
似たもの夫婦って、こういうことなんだろうな。
うむ。
だが、いくら愛着があるとは言っても、リキの食べていたエサとか、ケージとか、そういうモノにまでは名をつけていない。しかし、リキのモノだ。非常に愛着があり、処分しがたい。
今、リキのモノが我が家にたくさん残っている。
処分しなければならないのだが、なかなかその踏ん切りがつかない。
そして、「処分」とか「捨てる」という言葉を、愛着のあるものに対して、私は使えない。
我が家ではそういうときは「さよならをする」という表現を使い、その時にはそのモノに、「今までありがとう」と声をかけつつさよならをすることにしている。
近々、リキの使っていたモノにさよならをすることになる。
未だに家にある、リキの遺骨も、お寺に納める日程を決める。
その日程が、まだ決まっていないのだが、恐らくはリキの命日くらいになるだろうと思っている。
リキの遺影が、私を、ちょっと睨んでいるように見えた。
「リキ日記」というタイトルは、これからも続けていくつもりだ。だが、中身は、いつもの「独り言日記」である。また来週も、こんな「リキ日記」を書こうと思うのである。

※コリキの顔は一円玉よりも少し小さいくらいの大きさです
ミニチュア生け花の会は、現在、45名です。
ちなみに、私は会員番号3番。リキと家内で9番をとりましたが、リキが旅立ったので、9番は家内ひとりの番号ですが、作品は一度も作ったことがありません。
別途メールで、てるとさんとやりとりすれば、希望のミニチュア花器が無料で送られてきます。
宛先
↓
teruhitoy0778@gmail.com
(数字と@は全角になっていますので
半角に変更してご利用ください)
その後は……。
眺め暮らしてもよし。ミニチュア生け花の作品を記事にあげてもよし。新たな花器を入手してもよし。コレクションだけしてもよし。なーんもしなくてもよし。
全くの自由です。
ミニチュア生け花の会。何の制約もありません。完全自由です。
冬になり、ミニチュア生け花しばらく枯葉シリーズが続きます。私自身が、枯葉のようになってしまっているので。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑って言った。
「コジくん、モノに名前をつける時間があるなら、マッサー(注1)に時間を少しでも回してね」
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。

