深呼吸して、と言われ続けてきた
数年前の私は、測量の現場に出ていました。
今は、人の身体に触れる仕事をしています。
以前の私からすると、かなり不思議な人生です。
元々、施術を受けることが大好きでした。
痩身エステやリラクゼーションに通って、「気持ちいいな」と感じる、ただ“受ける側”の人でした。
当時の私にとって施術は、
“自分を整える場所”というより、
ただ疲れをリセットするための時間だった気がします。
毎日慌ただしく過ぎていく中で、
少しだけ力を抜ける時間。
誰かに身体へ触れてもらうと、
自分でも気づいていなかった疲れや緊張が、
少しだけゆるむ感覚がありました。
でもその頃は、
なぜ身体にそんなに力が入っているのか、
考えたこともありませんでした。
なにより自分が、施術をする側になるなんて、
想像したこともありませんでした。
当時の私は、母の設計事務所で働き、
結婚、そして出産後に
父の土地家屋調査士・行政書士事務所へ。
父が急逝して廃業してからは、
ご縁があり、公共事業に関わる仕事をしていました。
3人の子どもの育児もあり、
毎日本当に慌ただしく
常に時間に追われていました。
電話が鳴って、
時間を確認して、
次のことを考えて、
気づけば頭の中はずっと動いたまま。
今思えば、
ずっと“現実”の中で生きてきたように思います。
小さい頃から私は、
あわてんぼうで、おっちょこちょい。
母からはいつも、
「落ち着いて」
「深呼吸よ」
と言われ続けてきました。
それでも私は、
常に急いでいて、
呼吸も浅く、
身体にも力が入っていました。
未だに、
まつ毛の施術を受けている時でさえ、
無意識に力が入っていることがあります😮💨
当時は、
そんな自分にすら
気づいていませんでした。
施術をしていると、
「大丈夫です」
と話してくださっている方のお身体が、
ずっと硬いままだったり、
呼吸が浅かったり、
無意識に力が入っていたり。
身体には、
その人の“今”が
自然と表れているのだと感じます。
そしてそれは、
私自身も同じでした。
澪花(みとはな)を学び始めてから、
“触れる”ということは、
ただ技術を行うことではなく、
相手を感じること、
自分の状態を知ること、
安心できる空気をつくることでもあるのだと、
少しずつ感じるようになりました。
だからこそ、
まずは自分自身を整えること。
それが、
触れる仕事をする上で
とても大切なのだと実感しています。
ここでは、
身体に触れることを通して感じたことや、
心と身体について、
日々の気づきを綴っていこうと思います。
触れる日々の中で感じたことを、
これから少しずつ残していこうと思います
内臓セラピー澪花(みとはな)
