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よんだ「この国のなくしもの 何がわれらを去勢したのか」野坂昭如 著 (追記あり)

松岡正剛の千夜千冊 0877夜。

野坂さんは、1930年(昭和5年)生まれ。昭和一桁世代。でも、昭和一桁でも様々だと本の中でも言われてました。時代共有しているのは映画と音楽くらいだと。
脚本家であった林秀彦さんは、1934年(昭和9年)生まれで、昭和二桁世代の言うことを信じていなかった。例えば、1939年(昭和14年)生まれですと、敗戦を迎えるのは六歳。戦後の(怪しい)教育により洗脳される世代になるのでしょう。その十年後となると、テレビという洗脳装置で、考え方を固められる。自分は自由だと思っている、操られ人形。20世紀末から亡くなられるまで、日本民族を憂えていらした。昭和二桁世代を、えせ日本人だと思っていたでしょう。(私は、戦後の日本の教育と、テレビで洗脳された親に育てられている。)
実際、そうなんだと思います。遡って、江戸から明治となり、それまでの(日本人)とは断絶した人となっていった。これは渡辺京二さんの著書「逝きし世の面影」からそう思う。そして、大東亜戦争後、日本人ですらなくなった。日本語を話してはいるが、数学者の岡潔さん的に言えば、「情緒」を喪失している。小さきものに心をよせることが出来ない。
このあたりのこと、林さんも、野坂さんも、昭和一桁世代は、共通認識だったのかと。
著書の55頁、
『何もかも「物」は溢れかえっている、ただ一つ、ないものは「未来」。』
日本人の劣化・衰退は、もう間に合わないんだと思う。
負け戦であっても、なにかやらねばいけないんだけど。

追記)
自分にやれる事なんか限られている。
① 身体に良いものを食べる。
  出来れば、有機農業を行うことだが、
  出来ないので、(経済的に可能な限り)
  有機農業でつくられたものを飲食する。
  ボランティアで手伝う。
  *守ろうとする意志がないと、日本の有機農業は守れない。
  (言わずもがな、食品添加物、遺伝子食物、外食を避ける。)
② (お酒や、パソコン麻雀を減らし)本を読む。
  現状、松岡正剛さんのテーマアップされた本を買って積んでいる
  だけだが、少しずつ読む。出来ればアウトプットする。
③ 音楽は聴く。
  無気力になった14歳の頃から、
  音楽にはエネルギーをもらい続けてきた。   

どんな世の中になろうとも、食うのに困っても
たんたんと生きて、力尽きたら死ぬしかない。