コピペで使える|AIに実務を頼むための Skill.md テンプレート集
マニュアル作成・議事録整理・掲示板投稿・報告書・稟議書・行政提出資料の下書き整理などに使える `.md` テンプレート9本をまとめました。
9本のうち、無料部分ではサンプルとして「議事録整理用 Skill.md」を1本公開しています。
有料部分では、残り8本のテンプレートを掲載しています。
前回の記事では、Skill.mdを「AIに渡す作業手順書」として考える話を書きました。
AIに「いい感じにまとめて」と頼むのではなく、
この仕事では、こういう順番で見てください。
この形で返してください。
分からないところは勝手に埋めないでください。
最後に人間が確認する点も出してください。
と渡しておく。
そうすると、AIの返答がぐっと安定します。
この記事では、その考え方をそのまま形にした、実務向けのSkill.mdテンプレートをまとめています。
どれもコピペしてすぐ試せます。
この記事に入っているもの
この記事では、以下の9本の Skill.md テンプレートを掲載しています。
無料部分では、サンプルとして「議事録整理用 Skill.md」を1本公開しています。
有料部分では、残り8本を掲載しています。
【無料サンプル】
・議事録整理用 Skill.md
【有料部分に入っている8本】
・マニュアル作成用 Skill.md
・掲示板投稿文作成用 Skill.md
・報告書作成用 Skill.md
・稟議書作成用 Skill.md
・行政提出資料の下書き整理用 Skill.md
・メール文面調整用 Skill.md
・研修資料たたき台作成用 Skill.md
・専門用語をやさしく説明する用 Skill.md
9本とも、同じ骨組みで作ってあります。
このSkillの目的
使う場面
AIに渡す材料
作業の進め方
やってはいけないこと
出力形式
最後に人間が確認すること
無料サンプルの「議事録整理用 Skill.md」を見ると、全体の作りが分かると思います。
1本の使い方を覚えれば、残りの8本も同じ感覚で使えます。
自分の職場に合わせた10本目を作りたくなった時も、この骨組みをまねすれば作れます。
また、9本すべて、AIの出力の最後に「最後に人間が確認すること」のチェックリストが毎回付くようにしてあります。
AIに丸投げで終わらせない作りです。
9本とも、Claudeにテンプレート全文とサンプル入力を渡し、出力形式どおりに返ってくること、不明な点が「確認が必要な点」に分かれることを確認しています(2026年7月時点)。
価格は通常300円です。
SNSプロモーション価格が有効な間は、100円で読める設定にしています。
無料サンプルを見て「この形なら自分の仕事にも使えそう」と感じた方に、残り8本も使ってもらう前提の記事です。
無料記事では「Skill.mdをどう考えるか」まで。
この記事では「実際に貼って使える形」まで。
そういう役割分けにしています。
Claude Skillsに登録しなくても使えます
Skill.md と書くと、Claude Skillsとして登録しないと使えないように見えるかもしれません。
ただ、このテンプレートは、普通のAIチャットでも使えます。
ChatGPTやClaudeなどのチャット画面にテンプレート全文を貼り、末尾の【ここに〜を貼る】部分を自分のメモに置き換えるだけでも試せます。
最初からClaude Skillsとして登録しなくても大丈夫です。
まずは普通のAIチャットに貼って試す。
よく使うものだけ自分用に直す。
必要になったらClaude Skillsとして登録する。
この順番で使う想定です。
使い方
使い方は2通りあります。
① ふだんのAIチャットに貼って使う
いちばん簡単なのは、ChatGPTやClaudeなどのチャット画面に、テンプレート全文をそのまま貼る方法です。
各テンプレートの末尾に「依頼文」を入れてあるので、【ここに〜を貼る】の部分を自分のメモに置き換えて送信すれば、それだけで使えます。
テンプレート冒頭の `---` で囲まれた部分、つまり `name` と `description` は、チャットで使う場合はなくても動きます。
付けたままでも問題ありません。
手元に保存しておく場合、ファイル名は自由です。
`議事録整理_skill.md`
`マニュアル作成_skill.md`
のように日本語の名前を付けておくと、後から見つけやすくなります。
② Claude Skillsとして登録して使う
Claude Skillsとして使う場合は、ファイル名に決まりがあります。
スキルごとにフォルダを1つ作り、その中に `SKILL.md` という名前で保存してください。
この `SKILL.md` というファイル名は固定です。
例えば議事録整理用なら、
`minutes-organizing-skill/SKILL.md`
のようになります。
フォルダ名は、テンプレート冒頭の `name:` と同じにしておくと迷いにくいです。
登録しておくと、毎回テンプレートを貼らなくても、依頼内容に応じてClaudeがこの手順書を参照しやすくなります。
使う前の注意
このテンプレートは、AIに実務文書の下書き・整理・確認補助をしてもらうためのものです。
AIに最終判断を任せるためのものではありません。
特に、行政提出資料、報告書、稟議書、職場ルールに関わる文書では、必ず人間が最終確認してください。
また、次のような情報は、そのままAIに入れない方が安全です。
利用者名・顧客名・職員名などの個人名
住所や電話番号
病名など、心身の状態に関わる情報
マイナンバー、口座情報、パスワード
社内・法人内の機密情報
必要に応じて、名前や固有名詞はぼかしてから貼ってください。
テンプレートは、購入した方が自分の職場や業務に合わせて書き換えて使う分には自由です。
テンプレート自体をそのまま転載・再配布・再販売することはご遠慮ください。
無料サンプル:議事録整理用 Skill.md
ここからは、無料サンプルとして「議事録整理用 Skill.md」を1本そのまま掲載します。
会議メモや委員会メモを、決定事項・保留事項・担当者・期限・確認が必要な点に分けるためのテンプレートです。
この1本を見ると、残り8本のテンプレートもどのような形で作っているか分かると思います。
1. 議事録整理用 Skill.md
会議メモ、委員会メモ、打ち合わせ記録、音声文字起こしの整理に使うテンプレートです。
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name: minutes-organizing-skill
description: 会議メモや文字起こしから、決定事項・保留事項・担当者・期限・次回確認事項・確認が必要な点を整理するときに使う。
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# 議事録整理用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、会議メモ、委員会メモ、打ち合わせ内容、音声文字起こしを、実務で見返しやすい形に整理するために使う。
文章としてきれいにまとめるだけでなく、決まったこと、まだ決まっていないこと、担当者、期限、次に確認することを分ける。
## 使う場面
- 会議後のメモ整理
- 委員会記録の下書き
- 打ち合わせ内容の共有文作成
- 文字起こし内容の要点整理
- 次回会議までにやることの整理
- 決定事項と保留事項を分けたい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 会議中のメモ
- 音声文字起こし
- 箇条書きの議題メモ
- 決定事項らしき内容
- 担当者や期限のメモ
- 次回確認したいこと
- 会議後に共有したい内容
## 作業の進め方
1. 渡された内容を読み、議題ごとに整理する。
2. 決定事項を抜き出す。
3. まだ決まっていない内容を保留事項に分ける。
4. 担当者が書かれているものは、どの事項の担当かが分かる形で担当者欄に整理する。
5. 期限が書かれているものは、どの事項の期限かが分かる形で期限欄に整理する。
6. 担当者や期限が不明なものは、勝手に補わず「確認が必要な点」に分ける。
7. 次回会議で確認すべき内容を整理する。
8. 事実と意見を混ぜないようにする。
## やってはいけないこと
- 不明点を勝手に補わない。
- 決定していないことを決定事項として書かない。
- 発言者の意図を推測で補わない。
- 議事録に必要な範囲を超えて、個人名を出さない。
- 発言のニュアンスを、実際より強めたり、やわらげたりしない。
- 雑談や余談を、重要事項のように扱わない。
- 期限や担当者をAIの判断で作らない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# 議事録整理
## 決定事項
## 保留事項
## 担当者
## 期限
## 次回確認事項
## 確認が必要な点
## 共有用の短いまとめ
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 決定事項として扱ってよい内容か
- 担当者と期限が正しいか
- 保留事項が抜けていないか
- 個人情報や不要な発言者名が入っていないか
- 会議で実際に決まっていないことをAIが補っていないか
## 依頼文
以下の会議メモを、上の議事録整理用Skillに沿って整理してください。
【ここに会議メモを貼る】ここまでが無料で読めるサンプルです。
このラインより下のエリアが有料部分です。
有料部分に入っているもの
有料部分では、以下8本の Skill.mdテンプレートを掲載しています。
・マニュアル作成用 Skill.md
・掲示板投稿文作成用 Skill.md
・報告書作成用 Skill.md
・稟議書作成用 Skill.md
・行政提出資料の下書き整理用 Skill.md
・メール文面調整用 Skill.md
・研修資料たたき台作成用 Skill.md
・専門用語をやさしく説明する用 Skill.md
無料サンプルの議事録整理用と同じ骨組みで、
・このSkillの目的
・使う場面
・AIに渡す材料
・作業の進め方
・やってはいけないこと
・出力形式
・最後に人間が確認すること
を整理しています。
「毎回AIへの頼み方を考えるのが面倒」
「議事録や報告書の形が毎回ぶれる」
「AIに実務文書を頼みたいけれど、丸投げにはしたくない」
という人向けのテンプレート集です。
1. マニュアル作成用 Skill.md
業務手順、操作説明、新人向け説明、現場ルールの整理に使うテンプレートです。
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name: manual-writing-skill
description: 業務メモや箇条書きから、目的・対象者・手順・注意点・よくあるミス・更新時の確認点を整理したマニュアル下書きを作るときに使う。
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# マニュアル作成用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、業務メモ、口頭で聞いた内容、既存の手順メモ、箇条書きの情報をもとに、実務で使えるマニュアルの下書きを作るために使う。
AIに任せるのは、文章整理、手順の並べ替え、注意点の整理、抜けていそうな確認点の洗い出しまでとする。
最終的な職場ルール、法人ルール、運用ルールの確定は人間が行う。
## 使う場面
- 新人向けの業務手順を整理したい時
- 口頭で説明していた作業を文章にしたい時
- 古いマニュアルを見直したい時
- 手順メモを読みやすく整えたい時
- 作業の注意点やよくあるミスを分けたい時
- 現場で使う説明文を、分かりやすく整えたい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 箇条書きの作業メモ
- 既存マニュアルの文章
- 口頭説明を文字にしたもの
- 作業中に注意していること
- 新人が間違えやすい点
- 更新したい箇所のメモ
- 現場で確認しておきたい点
## 作業の進め方
1. まず、渡された内容から作業の目的を読み取る。
2. 誰に向けたマニュアルなのかを整理する。
3. 手順を、実際に行う順番に並べ替える。
4. 手順と注意点を混ぜずに分ける。
5. 作業中に間違えやすい点を「よくあるミス」として整理する。
6. 情報が不足している部分は、勝手に補わず「確認が必要な点」に分ける。
7. 最後に、読み手が迷いにくい文章へ整える。
## やってはいけないこと
- 職場ルールや法人ルールをAIだけで決めない。
- 不明点を事実のように補わない。
- 個人名や利用者名などの個人情報を必要以上に出さない。
- 手順と注意点を混ぜない。
- 専門用語を説明なしに使わない。新人向けでは、言い換えや補足を添える。
- 実際には確認していない運用を、確定事項として書かない。
- 「必ず」「絶対」などの強い表現を、根拠なく使わない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# マニュアル下書き
## 目的
## 対象者
## 使用する場面
## 手順
1.
2.
3.
## 注意点
## よくあるミス
## 更新時に確認すること
## 確認が必要な点
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- この手順が現在の職場ルールに合っているか
- 古い情報が残っていないか
- 個人情報や機密情報が入っていないか
- 実際の作業順と文章の順番が合っているか
- 新人が読んでも分かる表現になっているか
## 依頼文
以下のメモを、上のマニュアル作成用Skillに沿って整理してください。
【ここに作業メモを貼る】2. 掲示板投稿文作成用 Skill.md
職員向け掲示、連絡文、お知らせ、提出依頼、期限案内に使うテンプレートです。
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name: bulletin-post-writing-skill
description: 職員や関係者向けのお知らせ文を、対象者・期限・行動してほしいことが分かる掲示板投稿文に整えるときに使う。
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# 掲示板投稿文作成用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、職員や関係者に向けた掲示板投稿文、お知らせ文、提出依頼、期限案内を、短く分かりやすく整えるために使う。
読む人が「自分に関係があるのか」「いつまでに何をすればよいのか」をすぐつかめる形にする。
## 使う場面
- 職員向けのお知らせを出す時
- 期限つきの提出依頼を出す時
- 研修や会議の案内を出す時
- 掲示板やチャットに投稿する文章を短くしたい時
- 強く見える文章をやわらかくしたい時
- 対象者や行動内容を明確にしたい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 投稿したい内容のメモ
- 期限
- 対象者
- 行動してほしいこと
- 補足説明
- 注意してほしいこと
- 既存のお知らせ文
## 作業の進め方
1. まず、投稿の目的を確認する。
2. 対象者を整理する。
3. 期限がある場合は目立つ位置に出す。
4. 読んだ人にしてほしい行動を明確にする。
5. 本文は長くしすぎず、必要な情報だけに整える。
6. 強すぎる表現や責めるような表現はやわらげる。
7. 補足情報は本文と分ける。
8. 期限や対象者が材料から読み取れない場合は、勝手に決めず「確認が必要な点」に分ける。
## やってはいけないこと
- 対象者が分からない文章にしない。
- 期限を本文の中に埋もれさせない。
- 何をしてほしいのか分からない文章にしない。
- 強すぎる表現や責める表現にしない。
- 個人名や個人情報を必要以上に入れない。
- 読み手を不安にさせる言い方にしない。
- 長文のまま出さない。
- 期限や対象者をAIの判断で作らない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# 掲示板投稿文
## タイトル
## 対象者
## 本文
## 期限
## 行動してほしいこと
## 補足
## やわらかい表現にした版
## 確認が必要な点
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 対象者が正しいか
- 期限が合っているか
- 投稿先に合った文面か
- 個人情報が入っていないか
- 読んだ人が何をすればよいか分かるか
## 依頼文
以下の内容を、上の掲示板投稿文作成用Skillに沿って整えてください。
【ここに投稿したい内容を貼る】3. 報告書作成用 Skill.md
事故報告、経過報告、業務報告、対応記録、振り返り文書に使うテンプレートです。
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name: report-writing-skill
description: 事実経過・対応内容・現時点の課題・今後の対応案を分けて、報告書の下書きを作るときに使う。
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# 報告書作成用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、業務上の出来事、対応経過、相談内容、事故やトラブルの概要、対応後の振り返りを、報告書の下書きとして整理するために使う。
事実と意見を分け、時系列で読みやすく整理する。
表現は、感情を強めも弱めもしない、落ち着いた中立の書き方に統一する。
AIに任せるのは文章整理と下書き作成までとし、最終的な事実確認と提出判断は人間が行う。
## 使う場面
- 業務報告書の下書きを作る時
- 対応経過を整理する時
- 事故やトラブルの概要をまとめる時
- 会議や上司への報告文を作る時
- 感情的な文章を落ち着いた表現に直したい時
- 事実と意見を分けたい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 出来事のメモ
- 時系列の記録
- 対応した内容
- 関係者への連絡内容
- 現時点で分かっていること
- まだ確認できていないこと
- 今後の対応案
## 作業の進め方
1. 渡された内容から、事実として書かれていることを抜き出す。
2. 時系列がある場合は、発生順に並べる。
3. 対応した内容を整理する。
4. 現時点の課題を整理する。
5. 今後の対応案を整理する。
6. 不明点や確認不足の部分は「確認が必要な点」に分ける。
7. 感情的な表現は、事実を変えずに落ち着いた表現へ直す。
8. 事実、意見、推測を混ぜない。
## やってはいけないこと
- 不明点を断定しない。
- 推測を事実のように書かない。
- 感情的な表現を強めない。事実そのものを弱める書き換えもしない。
- 責任の所在をAIだけで判断しない。
- 個人が特定される情報を必要以上に出さない。
- 誰かを責める文章にしない。
- 事実確認できていない内容を確定事項として書かない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# 報告書下書き
## 概要
## 事実経過
## 対応内容
## 現時点の課題
## 今後の対応案
## 確認が必要な点
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 事実経過が正しいか
- 時系列に誤りがないか
- 個人情報が必要以上に入っていないか
- 推測を事実として書いていないか
- 提出先に合った表現になっているか
## 依頼文
以下のメモを、上の報告書作成用Skillに沿って整理してください。
【ここに報告したい内容を貼る】4. 稟議書作成用 Skill.md
購入申請、導入提案、物品購入、システム導入、サービス利用申請に使うテンプレートです。
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name: approval-request-writing-skill
description: 稟議書や購入申請の下書きを、背景・目的・必要性・費用・比較案・効果・リスク・承認事項に分けて整理するときに使う。
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# 稟議書作成用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、稟議書、購入申請、導入提案、物品購入、サービス利用申請などの下書きを作るために使う。
通すために都合のよい文章を作るのではなく、承認者が判断しやすいように、背景、目的、費用、比較案、期待される効果、リスク、承認してほしい事項を整理する。
## 使う場面
- 物品購入の稟議書を作る時
- 新しいサービスやツールの導入を提案する時
- 修繕や更新の必要性を説明する時
- 費用が発生する提案を整理する時
- 上司や決裁者に判断してもらう文章を作る時
- 比較案やリスクも含めて整理したい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 申請したい内容
- 背景や困りごと
- 必要な理由
- 費用
- 比較した案
- 期待される効果
- リスクや注意点
- 承認してほしい内容
- 導入後の運用イメージ
## 作業の進め方
1. 申請内容を整理する。
2. 背景や現在の課題を整理する。
3. なぜ必要なのかを説明する。
4. 費用は、初期費用と、毎月・毎年かかる費用を分けて書く。数量があるものは数量も書く。
5. 比較案がある場合は整理する。
6. 期待される効果を整理する。
7. リスクや注意点も書く。
8. 最後に、承認してほしい事項を明確にする。
## やってはいけないこと
- 都合のよい効果だけを書かない。
- 費用やリスクを隠さない。
- 未確認の効果を断定しない。
- 比較案を無理に作らない。実際に検討していない案をでっち上げない。
- 承認者が判断しにくい曖昧な文章にしない。
- 誇張した表現を使わない。
- 承認するかどうかの判断をAIが行わない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# 稟議書下書き
## 件名
## 背景
## 目的
## 必要性
## 費用
## 比較案
## 期待される効果
## リスク・注意点
## 承認してほしい事項
## 確認が必要な点
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 費用が正しいか
- 比較案が実際に確認済みか
- 効果を言いすぎていないか
- リスクや運用負担が抜けていないか
- 承認してほしい事項が明確か
## 依頼文
以下の内容を、上の稟議書作成用Skillに沿って整理してください。
【ここに申請したい内容を貼る】5. 行政提出資料の下書き整理用 Skill.md
行政提出資料、申請書類、説明文、添付資料確認、窓口確認事項の整理に使うテンプレートです。
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name: administrative-draft-organizing-skill
description: 行政提出資料や申請書類の下書きを、記載内容・確認点・添付資料候補・担当窓口に確認することに分けて整理するときに使う。制度判断や提出可否の判断はAIではなく人間が行う。
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# 行政提出資料の下書き整理用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、行政提出資料、申請書類、説明文、添付資料候補、窓口に確認する内容を整理するために使う。
AIに任せるのは、下書きの整理、文章の読みやすさの調整、確認点の洗い出しまでとする。
制度判断、提出可否、法令解釈、必要書類の確定はAIだけで行わない。
## 使う場面
- 行政提出資料の下書きを整えたい時
- 申請書類に書く説明文を整理したい時
- 添付資料の候補を洗い出したい時
- 担当窓口に確認することを整理したい時
- 提出前に確認点を出したい時
- 文章を読みやすくしたい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 提出予定の下書き
- 申請内容のメモ
- 公式資料から抜き出した確認済み情報
- 添付予定の資料名
- 不明点
- 担当窓口に確認したいこと
- 法人内で確認したいこと
## 作業の進め方
1. 渡された内容を読み、提出資料の目的を整理する。
2. 記載内容を分かりやすく整理する。
3. 確認が必要な点を分ける。
4. 添付資料候補を整理する。
5. 担当窓口に確認することを整理する。
6. 公式資料で確認すべき内容を分ける。
7. 不明点は不明点として残す。
8. 材料にマイナンバーや口座番号などの機微な情報が含まれていた場合は、出力に転記せず「※要マスキング」と示す。
## やってはいけないこと
- 制度判断をAIだけで確定しない。
- 提出可否をAIだけで判断しない。
- 法令名や制度名を根拠なく出さない。
- 必要書類をAIだけで確定しない。
- 公式資料で確認していない内容を断定しない。
- 個人情報や機密情報を必要以上に出さない。
- マイナンバーや口座番号を出力に転記しない。
- 「この内容で必ず通る」といった表現をしない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# 行政提出資料 下書き整理
## 概要
## 記載内容の整理
## 確認が必要な点
## 添付資料候補
## 公式資料で確認すること
## 担当窓口に確認すること
## 法人内で確認すること
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 提出先の最新様式に合っているか
- 公式資料と内容が一致しているか
- 担当窓口への確認が必要な点は残っていないか
- 個人情報や機密情報が入りすぎていないか
- 提出可否をAIだけで判断していないか
## 依頼文
以下の内容を、上の行政提出資料の下書き整理用Skillに沿って整理してください。
【ここに下書きや確認したい内容を貼る】6. メール文面調整用 Skill.md
連絡、依頼、催促、謝罪、確認、報告メールに使うテンプレートです。
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name: email-tone-adjustment-skill
description: メールやチャットの文面を、相手に失礼なく、要件が伝わる形に整えるときに使う。標準の本文案に加えて、やわらかい版と事務的な版もあわせて出す。
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# メール文面調整用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、メール、チャット、連絡文、依頼文、催促文、謝罪文、確認文を、相手に失礼なく、要件が伝わる形へ整えるために使う。
強すぎる表現をやわらげ、曖昧すぎる表現は必要な範囲で明確にする。
## 使う場面
- メール文面を丁寧にしたい時
- 強く見える文章をやわらげたい時
- 依頼内容を分かりやすくしたい時
- 催促文を角が立たない表現にしたい時
- 謝罪や説明の文章を整えたい時
- 送る前に確認点を出したい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 書きかけのメール文
- 伝えたい要件
- 相手との関係
- 期限
- お願いしたいこと
- 避けたい表現
- 文章の温度感
## 作業の進め方
1. 伝えたい要件を整理する。
2. 相手にしてほしい行動を明確にする。
3. 強すぎる表現をやわらげる。
4. 曖昧すぎる表現は、必要な範囲で明確にする。
5. 件名が必要な場合は件名案を出す。
6. 標準の本文案に加えて、やわらかい版と事務的な版を出す。
7. 宛名や期限など、材料から読み取れない情報は勝手に補わず「確認が必要な点」に分ける。
## やってはいけないこと
- 相手を責める文章にしない。
- 必要なことをぼかしすぎない。
- 感情的な表現を強めない。
- 必要以上にへりくだったり、相手との関係に合わない極端に丁寧な文章にしたりしない。
- 個人情報や機密情報を必要以上に入れない。
- 期限や約束をAIの判断で作らない。
- 送信するかどうかの判断をAIだけで行わない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# メール文面案
## 件名案
## 本文案(標準)
## やわらかい版
## 事務的な版
## 相手にしてほしいこと
## 確認が必要な点
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 相手との関係に合っているか
- 期限や依頼内容が正しいか
- 強すぎる表現になっていないか
- 逆に曖昧すぎないか
- 送ってよい相手か
## 依頼文
以下の文章を、上のメール文面調整用Skillに沿って整えてください。
【ここにメール文や伝えたい内容を貼る】7. 研修資料たたき台作成用 Skill.md
研修資料、説明資料、職員向け勉強会、短時間研修の構成作りに使うテンプレートです。
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name: training-material-draft-skill
description: 研修テーマやメモから、目的・対象者・構成・説明内容・確認問題・最後に伝えることを整理した研修資料のたたき台を作るときに使う。
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# 研修資料たたき台作成用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、研修テーマ、説明したい内容、箇条書きメモをもとに、職員向け研修資料や説明資料のたたき台を作るために使う。
AIに任せるのは、構成案、説明の順番、分かりやすい言い換え、確認問題の案出しまでとする。
専門的な判断や法人としての正式見解は、人間が確認する。
## 使う場面
- 職員研修のたたき台を作りたい時
- 30分程度の説明資料を作りたい時
- 難しい内容を分かりやすく説明したい時
- 研修の流れを整理したい時
- 研修後の確認問題を作りたい時
- 伝えたいことが多く、順番を整理したい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 研修テーマ
- 対象者
- 研修時間
- 伝えたい内容
- 必ず入れたい注意点
- 参考資料
- 参加者に考えてほしいこと
- 確認問題にしたい内容
## 作業の進め方
1. 研修の目的を整理する。
2. 対象者に合わせて言葉の難しさを調整する。
3. 研修全体の流れを作る。
4. 説明内容を見出しごとに分ける。
5. 具体例が必要な部分を提案する。
6. 確認問題や振り返り質問を作る。
7. 参考資料にない内容や未確認の説明は、勝手に補わず「確認が必要な点」に分ける。
## やってはいけないこと
- 専門判断をAIだけで確定しない。
- 法人の正式見解をAIだけで作らない。
- 根拠がない制度説明を断定しない。
- 参加者を責めるような表現にしない。
- 不安を煽りすぎない。
- 難しい専門用語を説明なしに使わない。
- 参考資料にない内容を、確認済みの事実のように書かない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# 研修資料たたき台
## 研修タイトル
## 目的
## 対象者
## 所要時間
## 全体構成
## 各パートの説明内容
## 具体例
## 確認問題
## 最後に伝えること
## 確認が必要な点
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 内容が法人方針に合っているか
- 制度説明や専門用語が正しいか
- 参加者に伝える表現として適切か
- 個人情報や実例が特定されない形になっているか
- 所要時間に収まる内容か
## 依頼文
以下の内容を、上の研修資料たたき台作成用Skillに沿って整理してください。
【ここに研修テーマやメモを貼る】8. 専門用語をやさしく説明する用 Skill.md
AI用語、制度用語、業務用語、社内用語などを初心者向けに言い換えるテンプレートです。
---
name: plain-language-explanation-skill
description: 専門用語や分かりにくい言葉を、初心者向けにやさしく説明し、例え話・注意点・誤解しやすい点を整理するときに使う。
---
# 専門用語をやさしく説明する用 Skill.md
## このSkillの目的
このSkillは、専門用語、業務用語、AI用語、制度用語、社内で使われる分かりにくい言葉を、初心者にも伝わるように説明するために使う。
難しい言葉をそのまま言い換えるだけでなく、身近な例、誤解しやすい点、注意点も整理する。
## 使う場面
- AI用語を初心者向けに説明したい時
- 職場の専門用語を新人向けに説明したい時
- 制度や手続きの言葉をやさしくしたい時
- 研修資料やマニュアルの言葉を分かりやすくしたい時
- note記事や掲示文で専門用語を説明したい時
- 相手に合わせて説明の難しさを調整したい時
## AIに渡す材料
以下のような材料を受け取る前提で作業する。
- 説明したい専門用語
- 読者や相手の前提知識
- 使用する場面
- 避けたい言い方
- 入れたい例え
- 注意してほしい点
- 公式説明や参考資料
## 作業の進め方
1. まず、その用語を一言で説明する。
2. 次に、初心者向けにやさしい言葉で説明する。
3. 必要に応じて、身近な例えを出す。
4. 誤解しやすい点を整理する。
5. 注意点を分ける。
6. 根拠のない断定や、過剰な表現を避ける。
7. 最後に、短い説明版と少し詳しい説明版を出す。
8. 意味が複数ある用語や、公式確認が必要な内容は「確認が必要な点」に分ける。
## やってはいけないこと
- 分からないことを分かったように説明しない。
- 根拠のない制度説明を断定しない。
- 専門用語を専門用語で説明しない。
- 初心者を見下す表現にしない。
- 不安を煽る説明にしない。
- 公式確認が必要な内容をAIだけで確定しない。
- 難しい言葉を説明なしに使わない。
## 出力形式
以下の形で出力する。
# 専門用語の説明
## 一言でいうと
## やさしい説明
## 身近な例
## 誤解しやすい点
## 注意点
## もっと短く言うなら
## 少し詳しく言うなら
## 確認が必要な点
## 最後に人間が確認すること
以下のチェックリストは、毎回そのまま出力の最後に付ける。チェックするのはAIではなく人間。
- 説明が相手の理解度に合っているか
- 専門的に間違っていないか
- 必要な根拠確認が済んでいるか
- 読み手を不安にさせすぎていないか
- 説明が長すぎないか
## 依頼文
以下の言葉を、上の専門用語をやさしく説明する用Skillに沿って説明してください。
【ここに説明したい用語を貼る】まとめ
この記事では、実務で使いやすいSkill.mdテンプレートを9本まとめました。
無料部分では、サンプルとして「議事録整理用 Skill.md」を1本公開しています。
有料部分では、残り8本のテンプレートを掲載しています。
無料サンプル:
・議事録整理用 Skill.md
有料部分:
・マニュアル作成用 Skill.md
・掲示板投稿文作成用Skill.md
・報告書作成用 Skill.md
・稟議書作成用 Skill.md
・行政提出資料の下書き整理用 Skill.md
・メール文面調整用 Skill.md
・研修資料たたき台作成用 Skill.md
・専門用語をやさしく説明する用 Skill.md
どれも、コピーしてそのまま試せる形にしています。
もちろん、このテンプレートを使えば、AIが何でも正しく判断してくれるようになるわけではありません。
AIに任せるのは、整理、下書き、言い換え、確認点の洗い出しまで。
最後に見るのは人間です。
そのために9本すべて、出力の最後に「最後に人間が確認すること」のチェックリストが付く作りにしています。
毎回AIに同じ説明をしている作業があるなら、こうして作業手順書にしておくと、頼むたびに説明し直す手間がなくなります。
AIに、
「いい感じにまとめて」
と頼むのではなく、
「この順番で見て、この形で返して、不明点は確認事項に分けてください」
と渡しておく。
それだけで、返ってくる文章の安定感は大きく変わります。
テンプレートは、自分の職場や仕事に合わせて自由に書き換えて使ってください。
特に、行政提出資料、報告書、稟議書のように組織として残る文書では、必ず人間が最終確認してください。
テンプレートを実際に使いながら手直しした場合は、この記事にも追記・更新していく予定です。
AIは便利な下書き係です。
でも、最終確認者は人間です。
この距離感で使うのが、実務ではいちばん安全だと思っています。
