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ドラマ「コルミノ」との出会い

自分が「コルミノ」を観たのは、ほんの「偶然」だった。
だがしかし、今は「必然」であり「運命」だったと感じている。
それ程、コルミノとの出会いは、自分にとって心揺さぶられるものだった。

自分は特にGLものに興味があるわけではなかった。
というか、「これだからオッサンは…」と思われることを承知の上で敢えて書くが、GL=百合もの=ソフトなAV、というような感覚だった。
自分は女性同士のカラミを見たい欲求があるわけではないので、AVでも百合ものを好んで見たりはしないし、同様に思ってたGLドラマやGL映画とかも特に観たりはしなかった。
じゃあなぜコルミノに辿り着いたかというと、きっかけは「おとなになっても」だった。

自分は栗山千明さんの演技が好きで、栗山さんの出演ドラマや出演映画はわりと観ている。その栗山さんがGLドラマを演るということを知って、「これはぜひとも観なければ!」と興味津々で「おとても」を観たところ、ストーリーの面白さと主演お二方の魅力にヤラれ、huluでノーカット版が観られることを知り、夢中で観まくった。ついでに原作漫画も読んで、ドラマの再現性の高さに舌を巻いた。また、初めて女性同士のキスシーンを「綺麗だ」と感じた。

で、そうこうしていると、「アナタGL好きなの?じゃあこういうのどう?」ってな感じで、オススメされた作品の中に「コルミノ」があったわけだ。
コルミノのことは全く知らなかったが、せっかくオススメされたので、ドラマのあらすじを読んでみたところ、なんか面白そうだと思って見始めた。
そして、見事にハマった…

「おとても」でGLに対する固定観念を変えられた自分は、何本かのGL作品を観たが、「コルミノ」は他のGL作品とは明らかに違うと感じた。

コルミノは、脚本も、映像も、音楽も、実に深く素晴らしく、制作チームの並々ならぬ思い入れがビシバシ伝わってくる作品だ。そして初主演だというW主演お二人の瑞々しい演技、それを引き出した監督の力、どれをとっても言うことなし、だ。
だが、それだけじゃない。なんだろう…コルミノを観てからずっと、心の奥でザワザワしたものを感じ続けている。
なんというか…この年になって、今更、何十年ぶりに青少年期のような行き場のない胸のざわめきを感じ、気付けば四六時中コルミノについて考えている。まるで恋だ。

そのザワザワの正体を見極めたくもあり、ドラマのBlu-rayを買った。何度も観た。ちなみに今もほぼ毎日観ているし、何度観ても新鮮に感じる。一向に飽きない。こんなことは生まれて初めてかもしれない。
スペースのアーカイブがあることを知って、それも全部、何度も聴いて、更にコルミノチームの皆さんの熱量に感動した。勿論、原作も読んだ。

そしてやっとザワザワの輪郭が見えてきたが、ザワザワの正体は1つや2つではないので、言葉で整理したいと思った。
本来、自分は書くより話すほうが得意だ。いや、むしろ、文章にするのは大の苦手である。だが、残念ながら、こんなオッサンが、こんな話を語る相手も場所もない。ということで、ここにこうして書き記してみることにした次第である。


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