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ドラマ「コルミノ」村田 学

胸のザワザワの一つの要因が、自分は村田だったということだ。
「そーゆーのもいーんじゃない?オレ、偏見とかねぇし」
正にそれ、その通りだった。自分には偏見などないとずっと思っていた。

そして、ドラマ版で斜線堂先生が村田に付けたという名前通り、ドラマ版コルミノを通して、自分も大いに学んだ。
そしてそれは、頭ではなく、心で学んだんだと思う。だからずっと胸がザワザワしていて、その正体がよくわからなかった。

ずっと「偏見なんかない」と思っておきながら、異性愛者の自分は、同性愛者に対して、ただの他人事だと思っていたんだと気付いた。
自分みたいな奴が蔓延していたら、そりゃー日本で同性婚が認められる日なんてなかなか来ないわな、とつくづく感じた。

当事者でなければ本当の気持ちは解らない。しかし、ただの他人事とは思わず、気持ちを慮り、受け入れることはできるはずだ。
いつも思うが、そういう柔軟さは女性のほうが優れているなと思う。
男は頭が固い奴が多い。ましてやオッサンになると凝り固まってくる。
なのに自分はそんなことないと思い込んでいるから、手に負えない。
自分はコルミノでそれに気付かされた。

最終夜、歩道橋のシーンで、メグちは琴葉の問いかけに対して「好きに理由なんてないよ」と答える。そう、それが全てなのだ。
男だ女だ異性だ同性だなどの前に、その人だから好きなのだ。その人だから一緒にいたいのだ。

異性愛者は本能で異性に惹かれる、同様に同性愛者は本能で同性に惹かれるのだろう。異性にも同性にも惹かれる人もいる、それも本能だ。本能なんだからどうしようもないこと。そこに理由なんてないのに、なんで理由を求めたがるのか?

異性愛者がマジョリティ(多数派)だからって、それが当たり前で正しいなんて思うのは傲慢でしかない。マイノリティ(少数派)の感情を無視していいはずがない。

日本国憲法第14条第1項「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」これは日本国民すべての重要な権利なはずだ。

そういえばこの条文を弁護士事務所の壁に大きく掲げていた朝ドラ「虎に翼」でも轟弁護士が同性愛者だったなぁ…
朝ドラを観ていた時は「なんで急に?」って思ったけど、本当はとらつばでも、できればそこにフォーカスを当てた内容もやりたかったのかもしれないなぁ…とふと思った。


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