【時事考察】映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が面白かったので、SFにハマってから現実の「アルテミス計画」を調べたら壮大過ぎて眠れなくなった! 人類、マジで宇宙進出始めてんじゃん!
話題の映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観てきた。評判通りの面白さで2時間半があっという間だった。

ロッキーとの友情は子どもが見ても楽しめるはずで、かつて『スター・ウォーズ』や『E.T.』がSFの入り口となったように、現代の少年少女がそういうジャンルを好きになるきっかけとなるような映画で素晴らしかった。
その分、科学的な描写は抑えられていたらしい。映画鑑賞後、ネタバレ厳禁と言われていた原作を映あえて読んだところ、異世界の存在とも科学知識を介すればコミュニケーションが取れるという感動をこんなにもリアルに表現していたのかと驚いた。
そんなわけで久々に宇宙ものに大ハマり。YouTubeで関連動画を見漁っている。ゆっくり解説なんかで不思議な現象の解説を聞きながら寝落ちすることもしばしば。
すると、ニュースにもなっているアルテミス計画についての説明を知り、え! いま人類ってこんな凄いこと挑戦してたの! と度肝を抜かれてしまった。
アポロ計画以来、54年ぶりに友人で月の重力圏に有人船が行くという報道だけだと、着陸した当時の方が画期的なことをしてたじゃんって素朴に思っていた。でも、アポロ計画のゴールが月面着陸だったのに対し、アルテミス計画にとって月面着陸はスタート地点に過ぎないようで、目指しているものが全然違うというのだ。
なんでも、アルテミス計画は持続可能な月面拠点の構築しようとしているらしい。月面に基地を建設し、人類が長期滞在できる環境を整え、今後、ここを拠点に宇宙探索をしていく予定なんだとか。具体的には火星探査。2030年代を目標に有人火星着陸に必要な技術や居住能力を月面で培うみたい。
さらに月資源の活用も進めるそうだ。月の南極付近に存在するとされる水(氷)を採取し、飲料水やロケット燃料として活用する技術を確立させようとしている。
以上、NASA主導のもと、日本を含む40カ国以上や民間企業(トヨタの月面探査車「ルナクルーザー」など)が協力し、月の経済圏が構築されていく。
正直、アルテミス計画がこんなに壮大なものと知らなかったので猛烈にビックリした。SF映画ではなく、現実でめちゃくちゃ実現性の高そうなプロジェクトがしっかりと進められていたなんて。
もちろん、すべてがうまくいっているわけではなくて、トランプ大統領が予算を削ると言うなど、常に軌道修正は図られているっぽい。それでも有人宇宙飛行は決行され、日本時間で4月7日午前2時には月接近ライブがNetflixやYouTubeで配信されるなど、わたしたちの日常に入り込んでいる様子には遅ればせながら大いに興奮してしまう。
ちなみにわたしはYouTubeのライブ配信を見た。チャット欄がいろいろな国旗や言語で埋め尽くされる光景はとても美しかった。


国際情勢は不安定で、各地で繰り広げれる戦争に人類の未来はどうしようもないんじゃないかと悲観的になりがちな昨今。一方で、火星探索を視野に入れた人類の宇宙進出が着実に展開されてもいるわけで、捨てたもんじゃないと希望が胸に湧いてきた。
2:57、アポロ計画の記録を塗り替え、人類が最も地球から離れたところにたどり着いた瞬間、世界中の視聴者が歓喜のメッセージを投稿した。"I was here"でみんながまとまった。



7:36、月の裏側と地球が同じ画面に映ったときもみんなが一体化した!

9:32、月と太陽が重なり、宇宙船から日食が見える。凄過ぎる映像。


10:23、太陽が再び姿を現す。美しい。


改めて、わたしたちはとんでもない時代を生きているのかも。このタイミングに生きている偶然がありがたい。宇宙の話って、それぐらいスケールの大きな感動を味わえる。
かつて星座に神話を重ねた先祖たちの熱い思いが未だに残っているのだろう。だとしたら、次世代にもつないでいきたい。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』みたいなSFだったり、アルテミス計画のニュースだったりがそういう役割を果たしているはずで、ちゃんと見て読むだけの価値があるんだなぁとしみじみ感慨深さを覚えた。
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