125:彼と京都の思い出|OUR DAYS #003
・ながめいづきと、この世で唯一ながめいづきと共鳴する研鑽仲間である「彼」との2人の物語。
・前回。
・前回は「自慢の友人」と題して綴ったが、自分は人間関係に恵まれているので自慢の友人なら彼に限らずいくらでもいる。
・今は彼と共鳴するに至るまでのあらすじを綴っているが、今回の記事であらすじは最後。次回から本題になる。
・とは言え、彼との関わりは他ではあまりない出来事も多かった。
・今回は大学時代、大学3~4年生の頃の話。
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・日常的に彼と駄弁って互いの生活について話したりはしていたが、大学3~4年生になってからは2人でしっかりと遊ぶ、といったことも増えた。
・ちなみにサイコパス的な言動が目立っていた彼なので普通にサイコパスだと思っていたのだが、どこかのタイミングで彼が「キャラ立ちさせるためにサイコパスを演じていた」と言っていたのを聞いて、そこから彼のことは純粋悪だと思うようになった。
・サイコパスとしての評価を得るためにサイコパスを演じる、というのはもはやサイコパスなのでは?とも思った。
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・彼と様々な思い出を作った。
・以下にいくつか抜粋して紹介する。
ヒッチハイク
・彼に誘われてヒッチハイクに何度か出かけた。
・最初は金がないから、ということで就活イベントとしてインデックス大阪で開かれていた合同説明会にヒッチハイクで出かけた。
・就活舐めすぎだろ。

・また別の時には、東に行こうということで愛知の方までヒッチハイクした。
・京都から愛知の岡崎あたりまで行った。

・自分はそこで引き返したが彼はその後、さらに東へ向かい東京まで行って、新卒就活の最終面接を受けていた。
・就活舐めすぎだろ。
・もはやヒッチハイクすることが普通になってしまったので、彼と遊ぶ時足がなければヒッチハイクをするようになった。
最高で最悪の夏の一晩
・大学4回生の夏、学生最後の夏休みだからということで、2人でストロングゼロを片手に大学のベンチに座ってそれまでのことを語り合う夜があった。
・出会ってからの3年半くらいを、振り返った。
・普段の生活から恋愛、そして就職活動を共にした彼と深い話をしていた。
・していたはずだが、こうやって大学構内で酒を飲めるのも今後一切ないよな、ということで無理やり酔っ払うべくコンビニでスト缶を買い込んで限界まで飲むことにした。
・途中から鴨川デルタに向かおうとなり、歩きながら、〇歩進んだら一口飲まなければいけない、などの謎ルールを作って意味もなくハイペースにたくさんの酒を飲んだ。
・鴨川で放尿し、その後川の水をスト缶に含ませて飲んだところでその日の記憶は終わった。

・気づいたら自分の家で2人とも寝ていた。
・どうやって帰ったのか覚えていない。何を話していたのかも全く覚えていない。
・自分はそれから3日間、体調がすこぶる悪く病院に行った。
京阪三条から浜大津までの散歩
・彼とは今でもよくロングウォークをするが、たくあんとマヨネーズをサンドした滋賀県名物のコッペパン「サラダパン」を食べよう、ということで滋賀まで歩いたことがある。
・三条から山科を経由し、大津まで歩いた。

・なんとなく出来事として記憶に残っていたので書いてみたが、意外と特筆することはなかった。
・サラダパンがあまり美味しくなかったこと、琵琶湖に面している大津の風がひどく強かったことだけ覚えている。
・距離も10kmちょっとなので、言うほどロングウォークでもない。
雲ケ畑、志明院
・鴨川の水源地である洞窟の湧水を敬うとされている志明院へ彼と2人で出かけたことがあった。
・北区の雲ケ畑というところにある志明院へ向かう交通手段は、北大路からでているもくもく号という自治会バスしかなかったので(自分で車を運転して向かうでも良いが)、1日に2本しか出ていないというそのバスに乗るべくそこそこの早起きをして北大路に集まった。

・バスというか、ジャンボタクシーだった。
・客は自分たち2人しかおらず、雲ケ畑へ近づくと共に電波が繋がらなくなってきたため、この車は本当に大丈夫なのか?という不安に駆られたことを覚えている。
・普段の頓狂な言動とは打って変わって純文学作品をこよなく愛する彼は、いくつかの文豪たちに関連する「洛雲荘」という宿に訪れたい、とのことでそこから派生し志明院まで赴いたのだった。

・志明院に入ると周りの空気が変わったような感覚があって、とても幻想的な場所だった。
・写真撮影禁止なのも頷けるくらい、神秘的な空間だった。
・その後は洛雲荘を含め雲ケ畑を散策した。
・途中、廃校となっていた小学校に入ってみたり、もう使われていなさそうな集落めいた場所を歩いたりした。

・帰り、ちょうど良い時間のバスがなく、歩いて下山することにした。
・が、体力に限界を迎えていた自分たちはヒッチハイクをし、ガソリンを入れるために街に降りるという親切な雲ケ畑の住民の車に乗せてもらって下山した。
・この頃は交通手段の1つにヒッチハイクというコマンドがあった。
***
・行動力のある彼に誘われて遊ぶということが多かったが、この時点で彼との共通点を強いてひとつ上げるとすれば、「やらない後悔はしない」という所だったのかな、と振り返っている。
・頓狂な彼ではあったが、その頓狂さについて行きたい自分もいた。
・次回
