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329:原体験的に影響をうけたものたち

・即売会などに出ていると、その中で生まれる会話にしばしば「昔から文章を書いていたのですか?」みたいな質問がある。

・その回答としては「とくにない。なんとなく備忘録を8年間くらい続けているだけ。(途中からnoteになり、本になり)」にはなるものの、確かに自分は文字に触れる機会は小さな頃から多くあった気がする。

・親の影響も少なからずあるだろうが、自分は図書館やブックオフでいろいろ読んだ。
・作品という意味では、漫画やゲームなどにも影響を受けている。

・ということで、自分の懐古を押し付けたいのもあり、これまで自分が触れてきた作品で印象的なものを挙げていく。自分を掘り下げる良い機会かもしれない。

***

少しの差はあれど、なるべく時系列順に書いていく。

*** 幼少期 ***

ダレン・シャン / ダレン・シャン

・同名の作家ダレン・シャンによる児童向けファンタジー小説。
・ひょんなことから奇怪なサーカスのチケットを手に入れた主人公・ダレン・シャンが、クレプスリーというバンパイアと恐ろしい取引をし、闇の世界へと迷い込んでいく。そんな物語。

ガフールの勇者たち / キャスリン・ラスキー

・アメリカの作家キャスリン・ラスキーによる、フクロウ世界の冒険と戦いを描いたファンタジー小説。
・主人公であるメンフクロウのソーレンが、いろいろな事情をかかえさまざまな仲間とともに伝説の島フール島を目指す。

・印象的なものを二つあげたが、自分は昔図書室に置いてあるような海外児童文学はあらかた読んだ気がする。デルトラクエスト、セブンスタワー、サークルオブマジックなど。

The MANZAI / あさのあつこ

・バッテリーで有名なあさのあつこ作の児童小説。
・中学生の青春の形に「漫才」というエッセンスを盛り込んだ物語。

カラフル / 森絵都

・森絵都の小説。
・一度死んだ「ぼく」にお目付け役の天使のプラプラが助言をしながら、少年の葛藤などを描いていく物語。

*** 学生 ***

化物語 / 西尾維新

・自分がオタクになった諸悪の根源。作者は西尾維新。
・吸血鬼の怪異にみそめられた主人公・阿良々木暦がその他の怪異によっておこる事態に対応していく、そこで発生する人間模様も描かれている。
・西尾維新について話すとながくなるのでここで留めるが、「戯言シリーズ」なども面白い。

夜は短し歩けよ乙女 / 森見登美彦

・京大生の青春模様を描いた作品。森見登美彦作品の代表作のひとつ。
・自分が京都に興味をもつきっかけとなった作品。
・代表作として載せているが「恋文の技術」「夜行」が好き。

コンビニ人間 / 村田沙耶香

・村田沙耶香による、芥川賞受賞作。
・これを読んだ時は学生だったため実感がなかったが、今読むと衝撃が大きそうで、少し怖い。

*** 社会人以降 ***

ジョゼと虎と魚たち / 田辺聖子

・田辺聖子による純文学。
・特に結論めいたものもなく、そのまま同じような時間が流れているような描写が好きだった。

木曜日のココア / 青山美智子

・青山美智子による、美しい作品。
・この世界観を作りたいな、と思う。

苦役列車 / 西村賢太

・私小説家・西村賢太による作品。
・彼の幼少から青年期にかけての苦労が描かれている。
・この作品で、西村賢太作品にどっぷり浸かった。私小説家として生きてみたいと思わされた。

自分の中に「毒」を持て / 岡本太郎

・芸術家・岡本太郎による人生哲学。
・内容に衝撃を受けた。今の自分の行動原理は、ここに書いてあるものを意識している。

資本主義リアリズム / マーク・フィッシャー

・哲学者マーク・フィッシャーによる、現代の資本主義に対する批判。
・「資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい。」から始まるこの書籍は、自分のいま置かれている社会の輪郭を捉えるのにわかりやすくなった。

ゲーム

・思いのほか本が多くなってしまったが、いくつかのゲームにも影響を受けていると思う。

魔界戦記ディスガイア

・日本一ソフトウェアの出すこの作品は2作目までしかプレイしていないのだが、世の中は正義・悪の二元論ではなく悪側にも物語があることを教えてもらった。

ポポロクロイス

・自分の世代的にはポポロクロイス物語のピエトロ王子の息子、ピノンの物語からしか知らない。
・自分の人生も冒険譚的であるという意識は、ここから生まれた。

ラジアータストーリーズ

・人間と妖精が共存する世界、その中心に位置するラジアータ王国を中心とした人間・妖精の営みの確執に関する話。
・剣と魔法のファンタジーが好きだったのだろうが、物語として受け入れるのに心地よい作品であった。

漫画

・漫画を読むのは好きなのだが、感銘を受けたのはこれだけかもしれない。

月曜日の友達 / 阿部共実

・阿部共実による、大人になれない子どもたちの人間模様を描いた作品。
・社会人になった頃読んで、刺されたような気分になった。

***

・他にもあるかもしれないが、パッとでてくるのはこのあたり。
・自分の源泉、と呼ばれると少し違和感のあるものもあるが、こういった作品を享受した上で現代社会を生き抜くために働かせる思考を、noteなり本なりに綴っているのである。

・ただの趣味の押し付けになっちゃった。興味があるものがあったらぜひみて欲しい。感想も教えて欲しい。

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