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255:質の高い仮説を立てる

・最近、アウトプットよりもインプットの方に時間の比重を置いている。

・意識高い、仕事の話───ではなく、今後自分が生きていく上でより思考力を磨いていきたい、というところから再度腰を据えて学びに精を出すことにした。
・もちろん、仕事に通ずる部分も多いにあると思うが。自分にとって仕事とは、あくまで二の次なものである。

***

・話は変わるが(途中から戻るので安心して欲しい)今年度から、会社で新卒のチューターというかトレーナーというかOJTのようなものをやっている。
・社会人という世界の中における子育てをしている。

・偉ぶるつもりは全くなく適当にやっていようと思っていたが、気づけば自分もビジネスという宗教にだいぶ洗脳されていたみたいで、当たり前に思っていることが通じないことが多く教えるのにはかなり四苦八苦している。

・パソコン、最低限くらいは使えると思っていた。
・自分が作業中にも関わらず平然と話しかけてくるとは思わなかった。
・教えたことを次の日に忘れているとは思わなかった。メモを取る癖がないことにびっくりした。
・1ヶ月かけて練習に付き合ったプレゼン、改善した方が良いところ・良かったところをそれぞれ時間をかけてフィードバックしていたのに、1ヶ月後も全く進歩しないとは思わなかった。
・タクシーの呼び方まで教えることになるとは思わなかった。

・埒が明かない。困った。
・老害と呼ばれる人の気持ちが少しだけ分かった気がした。

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・業界・会社の情報だとか、業務手順だとか、(営業なので)営業としての考え方だとか、そんな枝葉の部分を教えてもしょうがない。
・まずは社会人として───人として、どのように考えたらベターな択を選べる可能性が高いか。そのような、彼の幹となる部分に水をやらねばならない、と思った。

・目標とすべき点を短スパンで定期的に認識合わせする。
・そこへ向かうまでの道のりをステップとして刻む。
・クリアすべきステップに対する課題を、制限を設けて与える。
・クリアできているかどうか、自己評価・他己評価含め確認する。評価軸の統一化をする。

・彼と話していると、どうやら情報のインプットの仕方が少なくとも今の自分の視座よりは低いように感じた。
・そのため、まずは仕事の指示が来た時にどのように分解してどこを自分のタスクとすれば良いか。そのような部分の、考え方から養ってもらうことにした。

・早く自走できるようになってもらわないと困る。
・彼に自分の仕事を引き継ぎたい。楽になりたい。その一心で、今は多くの時間を投下して彼を一人前にさせようと奮闘している。

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・さて話は戻るが、そのように考え方を説く時、自分が彼と同じような年次の頃身になった思考法をベースとし、自分の実体験も踏まえながら話している。
・もちろんそれが万人に当てはまるとは思っていないが、最初の型くらいにはしても良いだろう。
・自分が学び・実践してきたことを簡略化・体系化し、偉そうなことを言っている。

・そのようなことをしていると、「では今の自分はどうなのか?」とふと思った。
・昔はよく学び→実践し→軌道修正し→また学び→実践し→…を繰り返していた。

・何においても仮説を立て・そこに必要と思われる情報を収集し・検証する、ということを癖にしていて、その量を多くすることが正義だと思っていた。

・ただ、最近「学ぶ」というところがだいぶ不足している。
・というか、そもそもいわゆるPDCAサイクル的なものを回しまくる、という考え方自体がナンセンスなんじゃないか?と思った。

・仮説を検証し続けているにも関わらずいつまで仮説なんだろう、というか。実説にしろよ。
・質の高い仮説を立てる技術が欠けている。いつまで泥臭いことをやっているのだ。

・泥臭いことは時には必要だが、泥臭いことばかりやっていると泥臭いままだ。
・いい加減泥を落としたい。

・そのようなことを思い、より良い人間になるべく、思考回路を醸成させることにした。

***

・自分はアラサーだ。もうそろそろ若くない。
・クォーターライフクライシスを迎える直前の今、もがかずしてどうする。

・人生、勉強やね。

・あと新卒の彼は本当に早く一人前になって欲しい。一刻も早く自分の手から離れてくれ。

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