短編小説 好きなことをして生きよう
短編 好きな事をして生きよう
藤村朱里 23歳。
社会人になって、もう1年経過します。
2年目になると営業で外に駆り出される事が増えた。仕事は徐々に慣れて来たがわからないことも多く、先輩もフォローしてくれるが1人で営業に行けなんて鬼だろ!?と叫びながら、朱里は覚えたことを必死に頭に叩き込み営業に行く。
初めてのことばかりで緊張で嫌になりそうなぐらいだ。
でも、此処で負けたら試合終了ですよと漫画の名言が脳内で再生される。
泣きそうになるが、これを頑張ったら帰ってもいいよって言ってくれてるだから、お昼過ぎには仕事が終わると思うと正直めちゃくちゃ嬉しい。
朱里は深呼吸をして、手鏡で身なりを整え笑顔で笑う。
そうだ!こんな時は、楽しめって言うし、今日は先輩が体調不良で営業に行けないって言われて、フォローもしてくれるし、死にはせん!!
行くぞー!!
朱里は他社に営業に行き、オフィスビルに向かった。
2時間後、オフィスビルから魂が抜けた状態で身体が左右に揺れながら外を出ると快晴で雲も一つもない。スマホで時間を確認すると13時になっていた。
とりあえず、無事に営業終わったことを上司に報告するとお疲れ様と言われ、無理をさせてしまって申し訳ないと謝罪され、今日はこのまま仕事終わっていいと言われ、無事に仕事を終えると朱里は片手の拳を握りしめる。
なんとか無事に終わって本当によかった。
泣きそうになりながら、緊張が解けお腹も空く。
お昼過ぎで、ランチもやっているため美味しいご飯でも食べて元気だぞう。
朱里は近くのお店でランチしているレストランを見つけ、お店に入りおすすめのランチ和風ハンバーグセットを見つけ注文するとすぐにテーブルに届いた。和風ハンバーグにご飯、サラダ、デザート、ジュースまでテーブルに並べられ朱里は目を輝かせながら両手を合わせ美味しい頂く。
「めちゃくちゃ美味しい!!」
この大根おろしにハンバーグの肉汁がマッチして、お腹空いた胃にはとても最高と言っていいぐらい美味しく食が進む。美味しく頂きながら、朱里はこの後どうしようか考えていた。
スマホでたまたま映画情報が流れてくるのに目が入る。
そういえば、最近映画館で映画観ていないな。なにか面白い作品ないかな?
朱里はスマホで近所の映画館を調べると大人でも平日なら会員カード作るだけで、映画1000円と目に入る。これは、とてもいい情報を見つけたと内心嬉しくなり、映画を調べると今注目されている邦画を見つける。
大人料金通常なら1800円する所が、1000円でしかも新作の映画も全て見れるなんて激アツだな!!
朱里はランチを食べ終わり映画館に向かった。
映画館で住所と名前を記入するだけで会員登録が終わった。勧誘などもなく映画館のカードを手に入れて飲み物だけ購入し、映画館に入ると平日のお昼過ぎはご年配の方が多く、学生はほぼ居なかった。
私も映画の席に着くと椅子とクッションが柔らかく、映画館のスクリーンも大きく人も少ない中、圧迫感もなく暗闇になると映像が流れる。音響もとてもよく映画館を数人で見れるなんて最高だと思い映画鑑賞をする。
映画を終えると朱里はハンカチで自分の涙を拭き、あまりにも話がよく感動してしまった。
「やっぱり映画館で映画観るの最高だ!」
それから朱里は、映画館に週1ペースで通い映画を観るのが増えた。今まで見なかったホラーやミステリー系、洋画など色んなジャンルを観るようになった。
これはこれでストレス発散になるし、映画館マジで最高!と楽しみながら1人楽しそうに帰宅する朱里を見て、最近元気だなと職場の方も思っていた。
「やっぱり好きなことを見つけてやるのは最高だね!」
後日、朱里が営業に行った企業の方から連絡があり、彼女の必死にプレゼンする姿に感動したと言われ、朱里は2年目で大手企業の営業を取って来たと上司から褒められて嬉しかった。
けど、2年目の子を1人で連れてくるのは上が悪いと上司は相手から怒られたのは、朱里には内緒にしているが、その分褒めえて美味しいデザートを渡してくれた。
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