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優しい人が、ある日冷たくなる仕組み


ねぇ、優しい人って
本当に優しいのかな。

いや、優しいよ?
でもちょっとだけ、ズルい。

(私も含めてね。)


優しい人は察する。

頼まれてないのにやる。
空気が悪くなる前にフォローする。

で、思う。

「まあ、いっか」

この“まあ、いっか”がクセ者。


本当はイヤだった。
ちょっと雑に扱われてた。
でもその場を丸く収めた。

そのたびに心のどこかで
小さな付箋が貼られる。

ペタ。
ペタ。
ペタ。

本人も忘れてるけど、
ちゃんと溜まってる。


優しい人は怒らない。

怒る前にこうなる。

「言っても伝わらないよね」

これ、もう諦め。

怒りはまだ関係を諦めてない。
でも諦めは静かに終わる準備。


そして、ある日。

急に冷たいと言われる。

急じゃないんだよなぁ。

こっちは
何十回も“まあ、いっか”やってきた。

ただ、
優しさの在庫が切れただけ。


ここでちょっと痛い話。

優しい人ってね、

嫌われたくない人でもある。

本音を言わないのは
思いやり半分、保身半分。

だから最後に極端になる。

ゼロか百。

与え続けるか、
完全にシャットダウンか。

間がない。


本当に上手な人はね、

小出しに言う。

「それはちょっと嫌」
「今日は無理」
「私はこう思う」

これを小さく出せる人は
冷たくならない。


もし最近ちょっと冷たいなら。

それは性格が悪くなったんじゃない。

やっと
自分を優先し始めただけ。

でも次は、

冷たくならなくても済む優しさに
アップデートできたら最強。

どうせ優しいなら、
自分にも向けよう。

ね。

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