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ヒーローズジャーニーとは?人の心を動かすストーリーの書き方を解説

「この本の小説は人の心を動かす」

「あの映画には引き込まれる」

物語には人をひきつける不思議な力があります。

それは、人の心を動かす文章のストーリー構成によって、感情が動くからです。

小説や映画に限らず、ビジネスやWebメディアでも、ストーリー構成によって共感や感動を得ることができます。その結果、信頼され、人の心を動かすことができるのです。

そのストーリー構成の1つに「ヒーローズジャーニー(Hero’s Journey)」という理論があります。

この記事では、ヒーローズジャーニーとは何か?活用シーンや文章構成テンプレート、書き方などをお伝えします。

ヒーローズジャーニーのストーリー構成に沿って書くことで、人の心を動かす文章を作り上げましょう。


■凪花~Nagihana~人を動かすWeb文章術

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ヒーローズジャーニーとは?

【ヒーローズジャーニーとは?】

ヒーローズジャーニー(Hero’s Journey)とは、「英雄の旅」とも呼ばれ、米国の神話学者、ジョーゼフ・キャンベルが「千の顔を持つ英雄」という著書で提唱した理論です。

ジョーゼフ・キャンベルは、世界中の神話をいくつも研究し、人の心を動かす流れには、共通するパターンがあることを見いだしました。

そして、人が本能的に感動するストーリーの流れを17段階の理論「ヒーローズジャーニー」としてまとめたのです。

「スター・ウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」「マトリックス」など、たくさんの名作が、ヒーローズジャーニーのストーリー構成に沿っています。

ヒーローズジャーニーの活用シーン【ビジネス活用例含む】

ヒーローズジャーニーの活用シーン【ビジネス活用例含む】

ヒーローズジャーニーは、小説家、エッセイスト、コラムニストに限らず、マーケター、ライター、ブロガー、インフルエンサー、講師など、ストーリーによって、人の心を動かしたいシーンで応用して活用されています。

「英雄の旅」という冒険の旅にでる物語を、ビジネスに置き換えるのです。

ヒーローズジャーニーは、特に、各種ビジネスにおけるプロフィールストーリーやブランドストーリーに有効です。

1. 小説・エッセイ・コラム

小説・エッセイ・コラムなどでは、主人公が試練を乗り越え、成長していくストーリーを描くことで、共感や感動、インスピレーションを与えられます。

2. 自己紹介・講演・セミナー

自己紹介・講演・セミナーなどでは、自身の自己成長ストーリーを語ることで共感を得られ、強い印象を与えられます。ストーリーで語りかけ、記憶に残すのです。

3. 商品ストーリー・ブランディング

商品ストーリー・ブランディングなどでは、商品の開発過程や、ブランドの理念を表現することで、強いつながりを築くことができます。商品サービスにストーリー性とドラマを与えるのです。

4. 営業・プレゼン

営業・プレゼンなどでは、問題を乗り越えるストーリーにすることで、感情を動かしやすくなります。商品を売るのではなく、ストーリーで売るイメージです。

5. ブログ記事やYouTube台本

ブログ記事やYouTube台本などでは、ストーリーを通じて価値を与えることで興味を引き、感情的なつながりを構築します。感情移入しやすくなり共感を与えられます。

※他の活用シーンでの「文章構成パターン」は、こちらの記事「文章構成のパターン!5つの基本と伝わりやすいテンプレートを例文解説」で解説していますので併せてご覧ください。

ヒーローズジャーニーの書き方を17段階のテンプレートで解説

【ヒーローズジャーニーの書き方を17段階のテンプレートで解説】

ここでは、ヒーローズジャーニーの書き方を、17段階のテンプレートで解説します。

1. 冒険への召命

日常を過ごしていた主人公に、異変、予兆、事故、衝動など、何らかのきっかけが起こり、冒険にでる必要性が生じます。

主人公の運命が動き始める火種となる始動点です。

変化を余儀なくされる主人公の旅立ちを描きましょう。

2. 召命拒否

主人公は、不安、恐れ、迷い、自信のなさ、責任感の欠如などから冒険を拒もうとします。

現状にとどまろうとする主人公の弱さを表現しましょう。

人間らしい弱い面を持っている心理描写で、共感を生むようにするのです。

3. 自然を超越した力の助け

主人公が旅立ちを決意すると、冒険を導く者が現れます。賢者、精霊、神的な存在の導師から、知恵や助言、道具などを授けられます。

冒険での精神的な支えとなる、「自然を超越した力の助け」として描写しましょう。

この導師的な存在は、ストーリーの中での知恵や力の象徴です。主人公が冒険を続けられる精神的な支柱となる存在として表現してください。

4. 第一関門突破

主人公は、日常を離れ、もう後戻りできない未知の世界へ踏みだします。

敵、障害、試練が待ち受ける、非日常の世界の境界にたどり着いて突破するまでを描写しましょう。

ここから、冒険が本格的に始まるのです。

5. 鯨の腹の中

境界を突破した主人公は、最初の危機に直面し、自我の崩壊を経験します。

極限状態の置かれ、古い自我が崩れ落ちることで新しい自我が目覚め、新たな存在として生まれ変わる準備が整うのです。

自我が崩壊するプロセスを描写しましょう。

6. 試練の道

主人公は、いくつもの障害、敵、試練に直面し、経験を積むことで、肉体的、精神的に成長していきます。

ここでの試練を経験し、英雄へと変貌していくのです。

敵との戦い、仲間との関係、道徳的な選択など、多様な形で現れる成長過程を描写しましょう。

7. 女神との遭遇

いくつかの試練を越えた先で、主人公は女神的存在と出会います。

これは、人の場合もあれば、象徴的なものや体験の場合もあり、主人公に内面的な安定感を与えるのです。

癒やし、祝福、愛、理解を得られる存在と出会い、精神的に成長、安定し、悟りに至る兆しを見せる過程を描写しましょう。

8. 誘惑する女

冒険を邪魔する誘惑者が現れます。

これは、人に限らず、内面的な怠惰、慢心、怒り、虚栄心などとして表現されることもあります。

主人公を迷わせ、心を試す存在として描写しましょう。

9. 父親との一体化

主人公が、権威的存在と向き合います。

父、神、権力者など、これまで恐れていたものと対峙し、乗り越えたり、あるいは和解したりする描写を表現しましょう。

この経験が、主人公の大きな転機となり、精神的に成熟します。

10. 神格化

精神的に成熟した主人公は、神のような存在へと変化を遂げます。

時間や空間、生と死、善と悪というような二元的世界を超越した視点を持つ、神のような存在として描写しましょう。

あらゆる対立を超越した、神のような存在として目覚めるのです。

11. 究極の恵み

主人公が、冒険の最終目的である「究極の恵み」にたどり着きます。

秘宝、秘術、秘薬、能力、愛、知識、救済など、主人公自身や、世界にとっても価値がある恵みを得るまでを描写しましょう。

この恵みを得ることで、主人公はこの冒険が報われたことを自覚します。

12. 帰還の拒絶

主人公は、究極の恵みを持ち帰ることをためらいます。

「神的な世界に留まりたい」「現実に戻りたくない」という葛藤から、現実世界に戻ることに抵抗を覚える描写を表現しましょう。

変化と向き合う勇気がここで問われます。

13. 呪的逃走

主人公が「究極の恵み」を持って帰還する際、新たな困難や妨害にあいます。

例えば、宝を盗まれ、それを追跡する、緊張感のある逃走劇を描写するなどです。

「究極の恵み」を失うかもしれない緊迫感の中で、主人公が帰還のために力を振り絞る姿を表現しましょう。

14. 外からの救出

主人公は、逃走劇で力尽き、倒れかけたそのとき、助けだされます。

孤立していた主人公が、冒険の途中で出会った仲間、導師、神などから救出される描写を表現しましょう。

主人公は1人ではなく、人とのつながりの中で生きる存在であることを改めて認識します。

15. 帰還の境界越え

主人公は、冒険の世界から日常世界に戻ります。

帰還の状況だけではなく、恵みや経験を日常世界でどう生かすかに悩み、以前の自分には戻れない感覚を描写してください。

新たな視点で世界を見る主人公を表現しましょう。

16. 二つの世界の導師

主人公は、日常と非日常、両方の世界を理解した存在になります。

精神世界、現実世界を自由に行き来し、自己を超越した存在となる描写を表現してください。

もはや冒険する者ではありません。導く者となるのです。

17. 生きる自由

主人公の物語は終焉を迎えます。

過去に縛られず、未来を恐れず、あるがままに自由に生きる境地へと到達する様子を描写してください。

執着、恐怖から解放され、人間として精神的に完成し、生きる自由を得る主人公を表現しましょう。

まとめ:ヒーローズジャーニー理論で共感や感動を与えよう

【まとめ:ヒーローズジャーニー理論で共感や感動を与えよう】

この記事では、ヒーローズジャーニーとは何か?活用シーンや文章構成テンプレート、書き方などお伝えしてきました。

  • ヒーローズジャーニーとは

  • ヒーローズジャーニーの活用シーン【ビジネス活用例含む】

  • ヒーローズジャーニーの書き方を17段階のテンプレートで解説

  • まとめ:ヒーローズジャーニー理論で共感や感動を与えよう

ヒーローズジャーニーは、人が本能的に感動するストーリーの流れを17段階にまとめた理論です。

誰もが無意識のうちに共感する普遍的なストーリー構成といえるでしょう。

小説や映画に限らず、ビジネスやWebメディアでも、ヒーローズジャーニーによって共感や感動を与え、人の心を動かすストーリーを実感してください。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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