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文章が伝わらない原因は「主述のねじれ」かも?初心者でもわかる直し方【例文つき】

文章を書いていて「なんだか伝わらない」「読み手が途中で離れていく気がする」という悩みを感じていませんか?

特に初心者の方は、表現や語彙にばかり意識を向けてしまいがちです。

文章が本当に伝わるかどうかは、それだけで決まるわけではありません。

あなたの文章が伝わらない原因は、意外にも「主語と述語のズレ」つまり「主述のねじれ」という構造の問題ということもありえます。

この主述のねじれに気づかずに書き続けるとどうなるのか?

せっかくの思いや考えが読者に届かず、伝わらないまま終わってしまう可能性が高まるんです。

そこでこの記事では、初心者でも理解しやすいように「主述のねじれ」の意味から、例文を使った具体的な直し方までを解説します。

この記事を読むことで、あなたはどんな文章がねじれているのか自分で見抜けるようになり、書き直すコツも身につけられるはず。

結果として、読者にストレスを与えず、しっかり伝わる文章を書けるようになるでしょう。

その先にある「伝わった!」という実感は、あなた自身の努力の証であり、私も心からその喜びを共有したいと思っています。


■凪花~Nagihana~人を動かすWeb文章術

Webメディア運営歴・記事執筆歴10年以上。SEO上位表示(ビッグキーワード1位など)や記事添削累計1,000件以上の指導経験をもとに、読者ファーストを大切にした文章術を発信しています。

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記事添削+全体診断

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【「主述のねじれ」とは】

「主述」とは「主語」と「述語」の関係のことです。つまり「誰が」「何をする・どうであるか」を示しています。

主述のねじれとは、この主語と述語が正しく結びついていない状態を指します。

主語と述語が意味的にかみ合わず、文の意味が伝わりにくくなるのが特徴です。

たとえば...

「彼が本を読むのは楽しかった。」

この文は、一見問題なさそうに思うかもしれませんが「彼が楽しかった」か「本を読むのが楽しかった」のかが曖昧で、主語と述語の関係がぼやけています。

正しくは...

「彼は本を読むのを楽しいと感じた。」

などと、主語と述語の関係をはっきりさせる必要があります。このように、主語と述語のつながりが不自然になることが「主述のねじれ」です。

主述のねじれが伝わりにくい3つの理由

【主述のねじれが伝わりにくい3つの理由】

では、なぜ「主述のねじれ」が文章の伝わりにくさを引き起こすのでしょうか?主に次の3つの理由があります。

1. 意味が伝わりにくくなるから

主語と述語がズレていると、読み手は「誰が何をしているのか?」がすぐに把握できません。

結果として、文章の意味を理解するまでに立ち止まり、読み進めるテンポが悪くなってしまいます。

2. 読むのが疲れる原因になるから

日本語は語順や構造が比較的自由なため、主述の距離が離れたり、修飾語が多すぎたりすることがあります。

こうした複雑な構造は文章を読みづらくし、読み手に疲労感を与えてしまうんです。

3. 文章の信頼性を損なうから

曖昧な表現や誤解を招く文が続くと「書き手の意図がわからない」と読み手に思われやすくなります。これは文章全体の信頼感を低下させ、特にWebライティングでは致命的です。

信頼される文章を書くことは、伝えたい内容を正確に届けるために欠かせません。

あなたの文章には必ず価値があります。

私たちが目指すのは、その価値がしっかり読者に届き、共感を生み出す文章です。あなたの伝えたい想いが、誤解や混乱で埋もれてしまわないように、ここでしっかりポイントを押さえましょう。

あなたの言葉にも、きっと「誰かの心を救う力」があります。それを一緒に育てていけたら嬉しいです。

※その一文が誰かの心を救います。こちらの記事「その一文が誰かの心を救う:読者ファースト思考で紡ぐ『言葉に宿る真実の想い』」で語っていますので、併せてご覧ください。

主述のねじれが起きる2つの原因

【主述のねじれが起きる2つの原因】

主述のねじれが起きやすいパターンを理解することで、未然に防げるようになります。

ここでは、2つの原因を紹介しますね。

1. 主語と述語の関係が不明確

【解説】

主語と述語の関係が不明確だと、文章が複雑になり、読み手がその関係を理解しにくくなります。

これは、主語と述語の間に多くの修飾語が挟まったり、複数の主語や述語が混在することなどが原因です。

その結果、読者は「主語は何か?」と迷ってしまい、文章の意味がぼやけてしまうことがあります。

例えば、下記のような文では、主語と述語の関係が不明確で、どこで何をしているのかがわかりにくいはずです。

【悪い例】

「私の担当は、資料の整理や発表者との連絡をとりつつ、会議の準備を進めることで、何度もチェックを重ねて最終的な内容を決定し、後片付けします。」

  • 主語:「私の担当は」

  • 述語:「進める」「決定し」「後片付けします」

この例は、主語と述語が一度に多くの情報に関連してしまっていて、主語(「私の担当は」)と述語(「後片付けします」)が離れすぎです。

その結果、文の途中で「何を言いたいのか」が分かりにくくなり、読者は主語と述語の関係を追いきれなくなります。

【良い例】

私の担当は、会議の準備を進めることです。資料を整理し、発表者と連絡を取り、最終的な内容を決定します。会議後は後片付けも行います。

  • 主語:「私の担当は」

  • 述語:「準備を進めることです」「整理し」「取り」「決定します」「行います」

この改善例では、主語と述語の関係がシンプルに保たれ、文が短く区切られています。それぞれの文が独立しており、読者は「誰が」「何をしているのか」を簡単に理解できるはずです。

修飾語や情報が多くなりすぎると、逆に文章がわかりにくくなります。重要なポイントを押さえたシンプルな構成が有効です。

【補足説明】

主語と述語の関係が不明確になる原因は、情報が多すぎて主語と述語が離れてしまうことです。

改善策は、文を短く分けること。主語と述語をはっきりさせ、読者が迷わずに内容を理解できるようにすることです。

また、主語と述語が一致していても、無駄な修飾語や複雑な情報を減らすほうが良いでしょう。

2. 主語の省略により不明確

【解説】

主語が省略されていたり、曖昧であったりすると、文章の意味が不明確になります。

読者は誰が何をしているのか理解しにくくなるんです。特に、主語を省略することが多い会話調の文章や、簡潔さを追求する場合などに多く見られます。

書き言葉では主語がしっかりと示されていないと、主述のねじれや誤解を招きやすいです。

たとえば、下記のように主語が省略されている場合。読み手は文脈から主語を推測しなければならず、理解するまでに時間がかかってしまいます。

【悪い例】

「昨日の会議で、重要な決定がくだされ、意見交換が行われ、問題が解決されました。」

  • 主語:省略されている

  • 述語:「くだされ」「行われ」「解決されました」

この文では主語が省略されています。「誰が」「何を」したのかが明確ではなく、読者は文脈から主語を推測しなければなりません。

どの行動が誰によって行われたのかが不明確なため、文章があいまいに感じられます。

【良い例】

「昨日の会議では、司会者が重要な決定を下し、参加者が意見交換を行い、問題が解決されました。」

■最初の部分(司会者が決定を下し)

  • 主語:「司会者が」

  • 述語:「下し」

■次の部分(参加者が意見交換を行い)

  • 主語:「参加者が」

  • 述語:「行い」

■最後の部分(問題が解決されました)

  • 主語:「問題が」

  • 述語:「解決されました」

この改善例では、主語が明確に示されています。読者は「誰が」「何をしているのか」をすぐに理解でき、文の意味が明確になります。

【補足説明】

主語がないと、文全体の理解が難しくなります。

特に長い文章や複雑な文章では、誰がどのように行動しているのかをしっかりと示すことが重要です。

主語を省略することで簡潔さを追求する場合でも、読者が混乱しないように、必要に応じて主語を明示しましょう。

例文で見る「ねじれた文」と「直した文」

【例文で見る「ねじれた文」と「直した文」】

ここからは「主述のねじれ」が実際にどう起きているのかを、具体的な例文で確認していきましょう。

実例を見比べることで「なんとなく変だな」と感じていた違和感が明確になります。自分の文章にも置き換えやすくなるので、チェックの目が養われるはずです。

1.「趣味」が勝手に考え始める?

【ねじれた文】

私の趣味は、毎日写真を撮りたくて、新しいレンズを買いたいと思うことです。

  • 主語:私の趣味は

  • 述語:思うことです

この文だと、読み手は「趣味が思ってる?」と混乱します。

「趣味」は思考できないので、主語と述語の対応がおかしいです。

【直した文】

私の趣味は、毎日写真を撮ることと、新しいレンズを買うことです。

→「趣味=〜すること」の形で、スッキリとつながっています。

2.「魅力」に人気がある?

【ねじれた文】

このレシピの魅力は、簡単に作れて、見た目も美味しそうで、時間もかからず、ヘルシーだから人気があります。

  • 主語:このレシピの魅力は

  • 述語:人気があります

主語と述語のあいだに情報が多すぎて、主述の関係がぼやけてしまっています。

【直した文】(1文バージョン)

このレシピの魅力は、簡単に作れる・見た目が美味しそう・時間がかからない・ヘルシーという点があり、それが人気の理由です。

【直した文】(2文バージョン)

このレシピの魅力は、簡単に作れることと、見た目が美味しそうなことです。時間がかからず、ヘルシーである点も人気の理由になっています。

→一文で詰め込まず、主述の関係が見えやすくなるよう整理すると、伝わりやすさがアップします。

3.「主人公」が考えさせられる?

【ねじれた文】

この小説の主人公は、複雑な心理を抱えていて、読者に深く考えさせられました。

  • 主語:この小説の主人公は

  • 述語:考えさせられました

この文だと「主人公が考えさせられた?」とも読めてしまい、主語と述語のつながりに違和感があります。

本来「読者が考えさせられた」のが正しい意図です。

【直した文】

この小説の主人公は、複雑な心理を抱えていて、読者に深い思索を促します。

→主語と述語の対応を明確にすることで、伝えたい内容が自然に伝わります。

初心者でもわかる「主述のねじれの直し方」5ステップ

【初心者でもわかる「主述のねじれの直し方」5ステップ】

ここからは、実践的な直し方を5ステップで紹介します。このステップを踏むことで文章のねじれを減らせるでしょう。

1. 主語と述語を「セット」で意識する

まずは文章を書く前に「誰が・何が(主語)」と「どうする・どうである(述語)」をセットで考える癖をつけてください。

  • 主語 →「私の夢は」

  • 述語 →「画家になることです」

この「主語=述語」という構造を、あいまいにしないことが基本中の基本です。

2. 一文にひとつのことだけを伝える(一文一義)

一文に複数の情報を詰め込もうとすると、主語と述語の対応が崩れやすくなります。

「~~だが、~~で、~~だから、~~だと思った」

こういった長文は、途中で何が主語だったのか分からなくなりがち。伝えたいことが複数あるときは、迷わず文を分けましょう。

短く区切るだけで、読みやすさと理解度が上がります。

※一文一義につきましては、こちらの記事「その一文、詰め込みすぎでは?『一文一義』で変わる文章力アップの基本」で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

3. 主語と述語をなるべく近づける

主語から述語までが遠すぎると、読み手は混乱しやすくなります。

とくに、修飾語・接続詞・挿入句が多く入ると、主述の距離感が広がってねじれの原因になるんです。

  • 主語と述語はセットでひとまとまりに

  • 説明が長くなる場合は、修飾語を別の文に分けることも検討

主語と述語が近くにあることで、読み手は「何について語っているか」を迷わず理解できるようになります。

4. 音読して「引っかかる箇所」をチェック

書いた文章を声に出して読んでみると、ねじれや読みにくさに気づきやすくなります。

  • 息継ぎの場所がおかしい

  • 「何か変」と違和感がある

  • 意味がすっと頭に入ってこない

こうした感覚がある場合、主述のズレや構文の混乱が潜んでいるサインです。

音読は効果的なセルフチェック方法ですからね。

5. 例文と照らし合わせて練習する

自分の書いた文を「ねじれた文」と「直した文」の例文と比べてみましょう。

  • どこがズレていたのか?

  • どのように直せば明快になったのか?

このプロセスを繰り返すことで、主述の構造を「感覚ではなく理屈で理解」できるようになります。

修正の引き出しも増えるので、文章力アップに直結するはずです。

文章力は、一朝一夕で手に入るものではありません。しかし、一歩ずつ改善することで、確実に自分の文章に自信が持てるようになります。

私も最初は、なんども「なんか違う」と思っては直し、伝わらずに落ち込むことを繰り返しました。

しかし、そのたびに「書くこと」で積み上がっていくものがあると実感できたんです。

あなたも、いま目の前の改善を一つずつ積み重ねれば、やがて「書くことで誰かの心を動かせる自分」にきっと出会えるはず。

焦らず、楽しみながら進んでいきましょう。

※「心を動かす文章」につきましては、こちらの記事「心を動かす文章に必要な『3つの原理』—感情だけじゃ、なぜ届かない?」で語っていますので、併せてご覧ください。

まとめ:主述のねじれに気をつけて伝わりやすい文章を書こう

【まとめ:主述のねじれに気をつけて伝わりやすい文章を書こう】

この記事では「主述のねじれ」がなぜ文章の伝わりにくさを生むのか、その理由と具体的な直し方を、例文を交えて解説してきました。

主なポイントは下記の通りです。

  • 主述のねじれとは、主語と述語の意味が対応していない状態のこと

  • 主述のねじれがあると意味があいまいになり、読み手の理解を妨げる原因となる

  • 主語と述語の距離が遠い、省略、曖昧な主語、修飾語の多用などが原因になりやすい

  • 一文一義を意識し、主語と述語を近づけることで改善できる

  • 音読や例文との比較が、主述のねじれに気づく助けになる

文章の基本構造である「主述の関係」に注意するだけで、あなたの文章は伝わりやすくなります。

書き手の意図がスムーズに伝わり、読み手にストレスを与えない文章に変わっていくはずです。

「伝える」ことは、単なる技術ではなく、人と人が心でつながる手段だと私は思っています。誰かの気持ちに寄り添う文章、背中を押す文章、優しく響く文章。

そんな「あなたにしか書けない言葉」を、これからも一緒に育てていけたら嬉しいです。

伝わる文章は、あなたの思いがカタチになる魔法のようなもの。これからも応援しています。

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