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【道草のススメ:山口旅】 電車・バス・船、そして歩く ー 下関・門司編 ー そして、 目的地はここ!

みなさん、道草は好きですか?

私は、小学生の頃に目覚めました(道草に目覚めはあるのか?)。下校途中、ふらふらするのが、大好きでした。ある日の帰り道、橋の欄干から小川を覗き込んでいたら、ランドセルの蓋がきちんと閉まってなくて

ダダダっ!

と、教科書やノートが川に流れていくでは、あ~りませんか(チャーリー浜 風で)


その時ばかりは、わき目もふらず
家まで猛ダッシュ。

母親に、なんとか掬い上げてもらいましたが、こっぴどく叱られたのを思い出します。
そうそう、本は乾いてもピンとしないんですよねー。メラメラに分厚くなった教科書で、その後一年間授業を受けたのも懐かしい思い出・・・


寒い季節、凛と咲く


◇◇

ということで、本日のなぐなぐツーリストも、道草旅。
続きです。

今回のお宿は、新山口駅の近く。そして、目的地は下関のお店、夜7時から予約をしております。ホテルから1時間ちょいかかるレストランを、予約するなんて、アホちやうの? という声が聞こえてきそうですが、旅ってそんなことの連続ですよね。

ついでなので、早朝から出発。本来なら1時間の道のりを、寄り道をしながら10時間以上かけ、お店に到着しようという魂胆です。

旅も人生も、道草が大事なのだ。


ん? と、思ったら立ち止まるべし


▼ みもすそ

前回は、長府城下町を散策し、昼食を済ませたところまで、
その後、再びバスの人になる。
西に向かうんだ、ニンニキニキニキ(って、知ってる?)
目指すバス停は、御裳川みもすそがわだ。

10分程で到着、バスを降りる。

ここは、日本海側から瀬戸内海への入口。狭い海峡は、世界中どこでも貿易・地政学的に重要な場所。超ざっくり言うと、歴史上いろいろあった場所なんだ。

外国からの脅威におびえて、備えた場所でもある。

そして、

伊勢神宮を参拝したことがあるかたは、「みもすそ」という言葉に「ん?」と思ったかも知れませんね。

説明しよう!

伊勢神宮の参拝時、橋(宇治橋)を渡って、右手に降りていくと五十鈴川がある。この川が、御手洗場みたらしばを兼ねている。その五十鈴川は、別名「御裳濯川みもすそがわ」とも呼ばれている。

みもすその漢字が微妙に違うのが面白い



ひと月前に、伊勢神宮参拝したばかりだった・・
旅の面白さは、つながりが広がること。

本家 みもすそ



で? なんで、下関で「みもすそ」なの?

ここは、壇ノ浦の戦い、平家終焉の地。

当時6歳だった孫である安徳天皇を、抱いて入水した平時子。
その際に詠まれた辞世の句が、

「今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にもみやこありとは」

調べてみると、和歌の世界では「みもすそ川」というのは、単なる川ではなく、神聖な流れや、皇統をも意味するらしい。


ということで、故事にのっかってあやかって、この場所を流れる川を「御裳川」にしちゃった、ってわけです。(コラ!)

それにしても、死ぬ間際に和歌を詠むなんて、できる?
死に際、私なら、いやだー!!って叫ぶか、おろおろしてへたり込むかだな。辞世の句を詠む余裕なんて、ないなぁ・・

小市民だもの(あいだみつを 風で)


もとい、道草に戻ろう(道草に戻るってのも変ですが・・)

そもそも、ここでバスを降りたのは、


トンネル


ここから、関門トンネルを歩いて門司側へ向かうためです。

▼ 関門

ということで、山口旅なんですが、歩いて九州に上陸!
道草すぎるだろ、というツッコミは、無しで・・

そもそも関門って関所の門って意味じゃないですか、そんな海の関所の地名が下関と門司で、略して「関門」って、出来すぎじゃないですか?

なぐなぐの独り言

ここからは、写真多めで門司の道端風景をお送りします。
貿易で栄華を誇った門司。
寂しげだが、心満たされる風景にも出会える街。

めかり神社

昔は、海側から参拝に来ていたのだろう
長年潮風、岩をも穿つ。

めかり神社は、散骨もできる。
墓は要らないし、散骨もいいな。


こんにちは

社務所にあったオブジェ? 猪?
挨拶したくなる


めかり広場

左右にタンカー、上部はトラックが行き交う、
大動脈交差点。
今は、通り過ぎる貨物を眺める街となった。


▼ 門司

海沿いを歩く

背景とのギャップ萌え

冬の海、早くも夕暮れの兆し
小さな漁船が、活躍中。



秋の忘れモノ


バス停(御裳川)から、1時間半ほど歩くと、門司の歴史ある街並みが見えてくる。

岩田酒店

呑兵衛は、酒屋に惹かれる。
たとえそれが、営業しておらずとも(笑)


旧門司税関

税関って、響きからして苦手(笑)
関税も大っ嫌い! だよね?



門司港駅

かつて、石炭の積み出しでにぎわった駅。
鹿児島本線の起点でもある。

さて、そろそろ我々も
山口(下関側)に向けて出発しよう。

新山口駅から、電車、バスを乗り継いできた道草旅も終盤。
最後を飾るは、船。


唐津港

船に揺られること5分で、下関側に到着。
往路は、下関側から門司側まで、ぶらぶら歩いて5時間。帰りはどん兵衛並みに、あっちゅう間である。

夜の帳(よるのとばり)が下りてくる。
翼よ、あれが下関の灯りだ。
って、船に翼はないけど・・


▼ 目的地は?

はい、2回にわたる道草旅、お付き合いありがとうございました。朝からぶらぶらして、ついに到着。



ということで、次回は
このお店からお届けしまーす。


次回もおったのしみにー!






(つづく…)

コチラの冬散歩もいかが?


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