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人生に渇望している君、迷っているアナタ、そんな方におススメ、何かに挑戦したくなる本。『考える脚 北極冒険家が考える、リスクとカネと歩くこと』

有名な台詞

ー そこに山があるからだ ー


日本人なら、だれでも知っている台詞ですね。私も、大学生時代に山登りをしていたので、なんども使いました(笑)

さんざん使いまくった、この哲学めいた言葉。
実は、現代では誤訳とされているんです。つまり、こんな意味で言葉を発したヒトはいない。

えーーっ!


この台詞は、人類初のエベレスト登頂を目指した、ジョージ・マロリーが発した言葉とされる。きっかけは、記者から、下記の質問が投げかけられたことから、

WHY did you want to climb Mount Everest?

ニューヨーク・タイムズ紙

この質問への答え
それが、

Because it's there

そこに山があるから、ではなく、エベレストには挑戦できる前人未踏の場所があるから、と訳すべきだろう。

そうなのだ、行ったことのない場所。未知の領域があるから、そこに向かうのだ。

◇◇

本日は、本の紹介です。
なんだか毎日モヤモヤして、やる気が出ないアナタ。人生に渇望している君。そんなアナタに、贈ります。

この本は、冒険家「荻田泰永」の、北極、グリーンランド、そして南極の、3つの冒険記録。そして、冒険を通して彼自身が考えていること、人生観が、綴られている。

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◇◇

本には、知識欲を満たす本と、考えに影響を与える本、この2種類があると思っている。本作品は、後者。

もちろん、北極や南極って、へーそうなんだ、と知識欲も満たせる。が、加えて自分の考えを見つめなおし、頭の中の棚卸をさせられる本だ。
本書をオイラの座右の書に加えます。何度も読みたくなる本だ。実は、自分の中に、もやもやと言語化できない「ナニカ」があった。この本は、これを見事に、ビタッと文章で表してくれた。

自分の考えは、間違いではない。少なくとも同じ考えのヒトがいる。そう思えただけでも収穫。筆者と友達になれそうな気がした(笑)
そして、明日への意欲が湧いてくる。

へーボタンではなく、そうそうボタンを連発したくなる本
(へーボタン、知らない方は、おとーさんおかーさんに聞いてみよう)


凍結した糠平湖を歩く(2020年)


◇◇

本著で出てくる3つの冒険のうちのひとつ、北極点無補給単独徒歩到達

舌を噛みそうですが(笑)
厳冬期の凍った北極海を、無補給(途中で食料や燃料の調達を受けず)で、独りで北極点まで歩く。というとんでもない、マゾな冒険です。2か月間の食料や燃料をすべて持参して運ぶ。気象、地形、どちらのコースを選ぶのか、すべて独りで判断しないといけない冒険旅。

でも、彼はそれが「自由」だと説く。
連絡が取れる状態は、自由ではない。何かあったら助けが来る。それは、何かに縛られているという事。自分の命を、自分の責任で賭けることができる状態、これが自由なんだ。と、

また、冒険や旅をすることは「非日常」を味わうことではない。とも言う。旅先では、それが「日常」になるからだ。旅とは、「たくさんの日常」を行ったり来たりできる行為。これが、豊かな視点を育むのだ。私が旅をしている理由も、たぶんこれだと思う。人生を豊かにしてくれるものが、タビなのだ。

イマドキ絶景秘境は、ググれば出てくる。これは、シェフで言えば食材。これをどう料理するかが、旅人の腕なのだ。会社員の仕事も同じ、与えられた条件をうまく調理できるのが一流ビトの証。これも、本著に書いてあった言葉。すごく、自分の考えと一致する。やはり、筆者とは友達になれそうな気がする(笑)

◇◇

キャンディーズも歌ってました。

もうすぐ春ですね。

泣いてばかりいたって 幸せはこないから
思いコート脱いで 出かけませんか

春一番より(一部抜粋)


私は、4月になり、新入社員を迎えると、元気が出ます。新しいものに挑戦したくなります。

4月になっても、モヤモヤしているアナタ。
読んでみてはどうですか?

冒険することに、意味や目的はない。
冒険した結果、意味がついてくるのだ。




(おしまい)

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