【エッセイ】ど忘れにも程がある・・・
自分の記憶力というものを、オイラは基本的にあまり信用していない。
しかし昨日ばかりは、自分でも引くほどのど忘れをしでかしてしまったのである。
昨夜、夕方6時過ぎに晩ごはんを食べ終えたオイラは、21時頃に就寝薬を飲むことにした。
就寝薬というものは空腹時に飲んだ方が効果が出る(そういうタイミングで飲むように指導されている)ので、ちゃんとお腹が空くのを見計らっていたのだ。
片付けをしたり、スマホを眺めたりしながら、半自動的に薬を口に放り込んだ・・・
普段なら、薬を飲んで1時間も経てば心地よい眠気がやってくる。しかし、22時を過ぎても一向に眠くならない。
「アレ? おかしいな・・・」
布団の中で首をかしげる。おかしい。いくらなんでも目が冴えすぎている。
「おっ、そうだ。きっと飲み忘れているに違いない」
実はすでに21時にちゃんと飲んでいたというのに、オイラはその事実を完全にど忘れしていたのである。
飲んだことすらきれいに忘れ去り、「あ、飲み忘れてるわ」と自分勝手に納得して、もうワンセット分の薬を飲んでしまったのだ。
※皆さんは絶対に真似しないでくださいね
そこから先の記憶はない。オイラは速やかに深い眠りの底へと落ちていった。
「ふはっ」と目が覚めた。
壁掛け時計を見ると、針は1時半を指している。
「また2時間ぐらいしか眠れてねーじゃん・・・」
オイラは苛立ちを隠せない。せっかく薬を飲んだのに、たった2時間で目が覚めてしまうとはどういうことか。
しかも、何かがおかしい。頭はぼーっとして重く、起き上がろうとすると体がフラフラする。全身を鉛のようなだるさが襲っていた。
まあ、2時間しか寝ていないのだから当然か、と自分に言い聞かせ、とりあえず体を動かすことにした。
ヨーグルトとバナナを胃に流し込み、目覚ましのコーヒーを一杯。
「さて、そろそろカーテンでも開けて朝の光でも浴びるか・・・」
そう思ってカーテンに近づいたオイラは、違和感を覚えた。 カーテンの隙間から、なんだかやけに眩しい光が漏れているのだ。
「あれ? 今って夜中の1時半だよな・・・?」
胸騒ぎがして、勢いよくカーテンを全開にしてみた。
ピカーーーッ!
強烈な日光がオイラの目を射抜いた。
「ま、眩しい・・・!?」
慌ててスマホの画面を見た。そこには残酷にも「13:15」という数字が表示されていたのである。
夜中の1時半だと思っていたのは、なんと「昼の1時半」であった。 オイラは夜の10時から、実に14時間も爆睡していたのだ。
頭がフラフラしてダルかったのは、寝不足のせいではなく、完全に「飲んだこと自体を忘れて追っかけ服用した」ことによるオーバーキル状態だったというわけである。ど忘れにもほどがある。
「あ〜あ・・・今日の午前中、終わったな」
呆然としていると、ピコピコとスマホからnoteの通知音が鳴った。 画面を見ると、フォローしている心野けいかさんが新しい記事を投稿したという通知であった。
開いてみると、なんと心野さんも同じように二度寝をして昼過ぎに起きてしまったという記事だったのだ。 「仲間がいた・・・!」と、勝手に親近感を覚えて少し救われた気持ちになった。
ちなみにオイラは毎朝6時にタイマーをかけているのだが、スマホを確認したところ、アラームは鳴り響いた挙句、オイラを起こすのを諦めて勝手に止まっていたようである。スマホにも見捨てられていたのだ。
まあ、過ぎてしまった時間はしょうがない。 この記事を投稿して、部屋の片付けでもしよう・・・と思ったら、もう15時である。
こんなに寝倒してしまったら、今夜は果たして眠れるのだろうか。 とりあえず心が落ち着いたら、気晴らしにカラオケでも行こうと思う。
みなさんは最近、ちゃんと寝られてますか?
いつも記事を読んで「スキ」やコメントをいただき、本当にありがとうございます。皆さんの温かい応援がオイラの生きがいです。
いいなと思ったら応援しよう!
記事を読んでくださり本当にありがとうございます!スキやコメントだけでも大喜びのオイラですが、もしサポートをいただけたら画面の前で狂喜乱舞いたします☕いただいたお気持ちを活力に、明日もトホホで愛おしい日常をお届けしていきます。気楽に温かいお心遣いをいただけたら嬉しいです!