見出し画像

楽しみだったのも本当だけど、それ以上に私は怖かったんだ 妹が出産して泣いた話

コーチングの学びとクライアントさんと出会うの両立を実験中のなほです。

毎日楽しいが向こうからやって来るし、楽しいをもっと私にさせちゃおうと思います!

今年一番楽しみにしていたのが、妹が双子を出産するということでした。

私には子どもがいないし、妹も初産なので身近な所で赤ちゃんがやって来るというのは、楽しみだった。

ちゃんと3人が元気だ(双子と妹)。
それが分かると、急に泣けてきた。

嬉しいとか良かったではなくて、安堵の涙だった。

そんなことが起きるとは思っていなくて、安心したから泣けてきたんだと分かった。

そんなに泣くほど心が動くことって最近はあまりなかったと思う。

双子だったので、予定帝王切開で生まれてきた。

朝一のオペだったので、10時過ぎには生まれたよって母から連絡があった。
その時に写真も送ってくれて「元気だよ」とは聞いたけど、なんとなく実感がなかった。

それから、ぱらぱらと送られてきた赤ちゃんの写真の腕に点滴が入れられているのが私には引っかかった。

看護師なので、それは引っかかる。

「ルート(点滴)入れるってことは、何かあるの?」って思う。
1人だけ点滴している。

術直後は「寝る」と妹からは連絡があったので、夜に傷は痛まないか?って連絡した。

妹も看護師だ。

だから、母に聞くよりも妹に聞いた方が正確な情報が分かる。

兄の方(甥っ子2人が誕生)は、母子同室できるくらい元気なこと、弟の方はNICU(新生児集中治療室)に入るけれど、特に治療ではなく少し様子を見るだけだ、妹も元気だってことが、ちゃんとその時に分かった。

そしたら、涙が出た。

本当に3人が元気だってことが分かって、安堵したら1人暮らしの部屋で急に泣けてきた。

私は怖かったんだな、が分かった。
ずっと見ないようにしてきたけど、怖かったんだ。

そして、帝王切開をよく分かっている私が不安を見せてはいけないもあったんだと思う。

そんなことをしたら神経質な母はさらに不安になる。

この怖いという気持ちを誰にも共有できなかったんだな、も分かった。
だからここに置いておく。

妹には伝えたけどね。

オペナースをしていたので、帝王切開も仕事としてやっていた。
初めて器械出しをした帝王切開は双子で印象に残っている。先輩についてもらいながら、緊張しながら手術をした。

同級生の帝王切開も何度か担当した。

他の手術にもリスクはあるけれど、帝王切開はちょっとぴりっとする手術だ。
出血量は多いし、赤ちゃんが産まれた瞬間に看るべき人間は2人に増える。双子なら3人。


おめでとうって祝福できる幸せな手術だけど、緊張感は高い手術なので、私は好きな手術ではなかった。

赤ちゃんは助産師さんが看てくれるけれど、無事に赤ちゃんが産まれるのか、産声をあげるのか、不安はある。

私の勤めていた病院では、赤ちゃんが産声を上げて元気だったら、有線の音楽を流していたので、ハッピーバースデーに音楽を切り替えて祝福していた。

元気だったら、ハッピーバースデーを流す。

つまり、元気じゃなかったら流さない。

近隣に周産期の整った病院があったのでリスクの高いお産は基本なかった。けれど、たまにそういう帝王切開もある。

さらに双子というのもリスクが上がる。

ことさらに妹の妊娠中に何か大きなトラブルがあった訳ではないけれど、良くないことが起きるかもしれないという不安を私は見ないようにしてきていたんだと思う。

そのリスクを見たり、口に出すと、それが起きてしまうような気がしていて、心配だったり不安を言えなかったんだと思う。
もちろん、帝王切開じゃないお産にもリスクはある。

妹の大きくなるお腹にふれるのも何か気が進まなかったのも怖い気持ちがあったからかもしれない。1度だけさわらせてもらった。

妹の方が不安だろうし、私は帝王切開の手術については知っているから、妹にどんな流れなのか、産婦が気をつけたら良いことについて話していた。

3人が健康じゃないかもしれないことを怖れていて、無事に産まれてくることがどれだけ大変なことか、私は出産したことがないけれどオペナースとして分かっている分、怖かったんだと思った。

赤ちゃんもだけど、私は一番妹に何かあったらどうしようって思っていたんだと思う。

泣いてしまう程、私は妹に何かあったらどうしようって思っていた、怖かった気持ちに初めて気づいた。

私に家族のことを思う気持ちがそんなにあったとは思っていなくて、甥っ子たちの人生に幸せがたくさん降り注ぐように祈ったし、妹がいて良かったなって思った。

健康である時には分からないけれど、こうやって健やかな体と心があって、普通に息が出来て動き回れる足があって、ご飯が食べられる。

そのことに改めて感謝した。

そして、母親との距離感に悩んだり、父親に会いたいのか分からない(両親が離婚してから一度も会っていない)って思いながらも自分の気持ちを伝えるんだって行動している。

妹が新しい家族を私に連れてきてくれた。そして、元気で生きてくれている。

そういうことに感謝しようと思った。

ときどき私には応援してくれる人、支えてくれる人がいるのに見えなくなることがある。

それは家族も同様で、私の心を預かってくれる存在としても家族がいることを忘れない。
私にとって大事な人たちだというのが改めて分かった。

私にも家族を思う気持ちがあるようだ。

この内容が少しでもお役に立てたなら、ぜひ『スキ』ボタンを押していただけると、とても励みになります!

最後までご覧頂きありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!

なほ|照らし、照らされるライフコーチ あなたと私の間に愛が循環していきますように。いただいたチップは、私が健やかに生きられるようにチョコ次郎を買うために使わせて頂きます。

この記事が参加している募集