わが子のゴールの瞬間、でも撮影が下手な件
風が心地よい季節になると、子どもの運動会が近づいてきたことを感じます。娘も連日、体育の授業でダンスの練習に励んでいるようで、「今日も体育」と話してくれる姿に、こちらも近づいてきたなとワクワクします。
しかし、今年はいつもと違うんです。
というのも、うちの小学校の運動会は平日開催。そして、娘が1、2年生の頃や、保育園の運動会は、仕事を休みにして行くことができていました。
毎年ビデオカメラを片手に、わが子の姿を必死で追いかけていたものです。
小学校になると広すぎて、
子どもがどこにいるかも実はわからなかったり。
で、何が言いたかったかと言いますと…
今年は、どうしても休むことができない仕事と、見事に重なってしまったのです。
50m走、そして一生懸命練習したダンス。
これまで私が撮影してきた運動会の映像は、手ブレがひどすぎて画面に酔うくらい下手で、結局見れないのですが、それでも必死に子供の姿を追い続けていました。
今年も、もちろんそのつもりでしたけどね。
「だんだん、こうして子どもの行事に参加できなかったりして、少しずつ距離が離れていくのかな…」なんて、少し切ない現実を感じています。
ところで、そんな私のビデオ撮影ですが、去年は大失敗をやらかしてしまいました。
あれは、娘が出場する50m走でのこと。
「絶対ビデオに撮ってね!」
と言われるくらい、50m走やリレーに燃える子でして
私も、「今年こそ、ゴールの瞬間を完璧に撮るぞ!」と意気込み、ゴールテープの近くに最高のポジションを確保して、ただひたすら、一人でその時を待っていました。
そろそろうちの子の番。仲の良いお友達もなぜか勢揃いで撮れ高ありな50m走。私もカメラを構える。
そんなとき、私の前に座っていたおばあさまが、おもむろにスッと立ち上がり、電話を始めたのです。
「もしもし?今ここにいるのよ!」
大きな身振り手振りで誰かを探すおばあさまの背中が、私の視界を完全に塞ぎます。
「まずい!」と慌てて場所をずらし、なんとか娘の姿をカメラに収めようとしていたら、
すかさず号砲が鳴り、子どもたちが走り出します。
ビデオでゴールの瞬間をと思っていたんですが
敬老席のテントのポールがちょうどいいところに入って、
ピンとが合わず…
ちょうどゴールのところとポールが、一直線上にピタリと重なってしまったのです。
「うわ、どうしよう!でもゴールの瞬間は見たい!いや、撮らないと!」
あたふたして、パニックの中で私が記録していたのは、全くあらぬ方向の空と地面でした。
結局、ゴールの瞬間は影も形も残っておらず、後から映像を確認して、ただただ笑うしかなかったです。
つらかった…。あ、でもブレブレな私が撮った映像は後でどうせみることないし撮りましたよっていう自己満足なんですけどね。
今年は声援を送ることはできませんが、ちょっと離れたところで娘の健闘を祈っています。
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