見出し画像

50の言葉 #28 「今の時代に即した“リードマネジメント”①」

来年3月で50歳になる私。それまでに50の言葉をnoteに綴れるかチャレンジです。
今回は「今の時代に即した“リードマネジメント”」をお伝えしていきます。

モチベーション3.0

イギリスの作家ダニエル・ピンクが唱える「モチベーション3.0」という理論があります。
1.0が「生理的動機づけ」。「食えるかどうか」「生きるために頑張る」戦後の価値観です。
2.0が「外発的動機づけ」。アメとムチによって人を動かそうというもので、高度経済成長期の価値観です。これを今も通用すると信じているマネジメント層は今でもたくさんいそうです。
そして今の時代は3.0で「内発的動機づけ」。自分がやっているこの仕事は、社会にどう役に立っているのかという実感と、この仕事を通して自分は成長できるのか、この職場にずっと身を置いていて将来の自分は大丈夫だろうか、というものです。今後さらに強まっていく価値観です。
マズローの欲求段階説とよく似ていますね。

選択理論心理学とリードマネジメント

このモチベーション3.0に応える「選択理論心理学」と、これに基づくマネジメント理論が「リードマネジメント」です。

リードマネジメントには5つの「技術」があります。
①リーダーシップの技術
②個人の成長支援の技術
③水質管理の技術
④委任する技術
⑤仕組み化する技術

①リーダーシップの技術

住民の“困りごと”と“こうなったらいいな”を把握し、地域住民の今と未来の幸せを共に創っていくのが自治体職員の仕事の根幹です。ここをブレることなく押さえながら、刻一刻と変化し続ける現代社会の中で“困りごと”を解決し“こうなったらいいな”を実現していく現場の職員を支援していけるか。これが公務組織におけるリーダーシップの技術と捉えています。

共通する目的の明確化

業務が広範囲に渡る公務組織を機能させるために部署を分けてマネジメントする必要があります。しかし、部署ごとの縦割り意識の強さが課題となることもあります。各部署が担うべき役割と、それがどのように住民の今と未来の幸せに繋がるのかを対話し、職員一人ひとりが目的の達成に向けて走り出せるよう常に意識づけする必要があります。
複合化・複雑化する地域課題には、複数の部署が連携して対応することが不可欠です。情報や知見を共有しやすい仕組みをつくるのもリーダーの大切な役割です。


リードマネジメントは「技術」と書かれています。どんなにピッチングフォームの理論に詳しくても、繰り返しピッチング練習をしなければストライクを投げることはできません。「技術」というのは繰り返し実践して熟練度を増していきます。技術は身につけるまでに時間がかかりますが、誰でも身につけることが可能です。
マネジメントができていないのは、知識も実践も足りていない、とも言えそうです。

次回は、「リードマネジメントの技術②個人の成長支援の技術」です。

https://nakamasagas-1.jimdosite.com/

いいなと思ったら応援しよう!