40年以上前の番組から、大事な示唆をもらう #317
昨年末のお昼時。一人で黙々と昼ご飯を食べるのもな…と思い、テレビをつけました。わかってはいたのですが、面白そうな番組はどの局もない。
そこで、NHKのEテレにチャンネルを変えてみました。
すると、「おとなのEテレタイムマシン」という番組をやっていました。
テーマは、「わたしの自叙伝 田河水泡〜のらくろ誕生前後〜」です。
1981年の番組。40年以上前です。💦
漫画「のらくろ」は戦前の作品と聞いていたので、その作家が1981年に活動していたことは知りませんでした。それでも、私が「のらくろ」を知っていたのは、「窓際のトットちゃん」(黒柳徹子著)の中に出てきたからです。小学校の授業で作った俳句にのらくろが出てくる件がありました。
前段が長くなりましたが、そんなことで興味を持ちました。
色々な点で見どころ満載でした。
● 番組の構成と進行
● 江戸っ子の発音
● マーケティング的視点とは何か の3つです。
番組構成と進行
まず驚いたのが、聞き手がおらず、一人で語るという形式です。それも講演の形式ではなく、イスに座ってです。ディレクターはいたと思われますが、昭和の後半のこの形式が、今のインタビュー形式に変遷してきたんですね。
もう一つ、(うろ覚えですが)最初か最後に、女性スタッフがお茶を出すのですが、襟が巨大、そしてなぜかブーツを履いている。なぜパンプスでなくブーツなのかが謎です。
襟は、今でいう赤ちゃんの「スタイ」。でも確かにそれが流行っていたことを思い出しました。テレビで見せるべき服装も本当に変化してきたんだなと、しみじみ。
江戸っ子の発音
江戸っ子ならではの発音は時代劇でくらいしか聞いたことがありません。
番組の中で、「しあわせ」と田川さんが仰るのですが、どうしても話の文脈と合わない。なんと「ひやあせ」と仰っていました。
「ひ」と「し」の中間の発音です。今しゃべれる人はいるのでしょうか。
「てやんでぃ」「べらぼうめ」「あたぼうよ」なんてチャンチャラおかしい味のある言葉でした。
マーケティング的視点
「のらくろ」を描いた動機について、「働く少年を励ましたかった」と語られていました。親元を離れて、小学生くらいの年から丁稚奉公で働く少年がほんのひと時、日頃の大変さを忘れる瞬間を提供したかった。
「ペルソナ」ってこういうことか!
私自身、日々の活動の中で、いま一つペルソナを定め切れていないところがあります。
その仕事をする目的は? とサラリーマン時代から常々問われてきましたが、どんな人のためにをもう少し深めねばと思いました。
表現する方法や言葉は常に変化するけれど、大事なことの本質は、今も変わらない。大事な示唆をもらいました。
では、また明日。
※見出し画像は、「のらくろ」にちょっとだけ似てるかな…と思う黒柴ちゃんの写真をお借りしました。遠くを見る目も気持ちエモくなりました。
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