ナインタイルパニック【レビュー】【インスト留意点】

ナインタイルパニック
人数   :2〜5人
プレイ時間:約20分
システム :パズル

公式サイトより
オインクゲームズさんはデザインが最&高

◉簡単なルール紹介

・一人9枚あるタイルを一斉に並び替えて道をつなげる
・毎回3つお題があるので、それも同時にクリアを目指そう

誰かが一定ポイントに達したらゲーム終了です。

◉インストで気をつけた点

最初の一言

「時間内に道をつなげていくパズルです!」

シンプルぅ

インスト流れ

まず実際に自分でタイル並べて見せます。
その時に、
  ①3枚×3枚で作る
  ②それぞれ裏表の絵は違う
  ③道は外から入って外に出るように並べる
ということを伝えます。

実際に説明書にはNG例が載ってるので、それを見せながら説明するのがわかりやすいかと。
特に③の「道は外から入って外に出る」という一言が、理解の良い補助になると思います。


そのあと実際にみんなで練習でやってみます。
ここでは時間を測らずに、お題もめくらずに、とりあえずみんなで完成だけを目指します。
完成したら、後からお題カードを3枚めくり、実際に得点計算してみましょう。
早い者勝ちとは言いつつも、一番大切なのはお題をどれだけ満たしているかその次に順位
ただ、時間内に完成させたら必ず得点はある、ということも大切ですね。


そこからじゃあやってみましょうか!でスタート。
お題カードは簡単なものとテクニカルなものとで別れていますが、毎回みんなでお題を確認する時間が取れるので、いきなり全部混ぜちゃっても大丈夫だと思います。

◉感想

優等生なコンパクトパズルゲーム

まず見た目がいいです。さすがオインクゲームズ。
宇宙人もエージェントも全部可愛い。
あとサイズも小さく、箱にみっちり詰まっててワクワクします。
自分が持ってるのは旧版の小箱バージョンなのですが、よりみっちみちに詰まってます。
砂時計というザ・アナログ道具が入ってるのもとっても好きです。


お題が生むインタラクション

パズルゲームのレジェンズとして、ウボンゴ先輩や、元祖ナインタイル先輩がいらっしゃいます。あの方々はスピード一発勝負のシンプルさで私たちをぶん殴り、「ウボンゴぉ!!」と普通の人は一生言うことのない単語を叫ぶカタルシスを与えてくれています。全てのパズルゲームは完成したらウボンゴ!!って叫べばいいと思う。
ただ、ナインタイルパニックはそこに、可能な限り満たすとよいお題という一捻りを加えてます。

BoardGameGeek より ウボンゴ先輩
実は旧版は得点方法にゲーム要素あり

3つのお題により、ナインタイルパニックは
 お題はどれを満たすべき?
 何個同時に達成できそう?
 もう条件なしで完成優先させちゃう?

などの悩みどころが毎回生まれています。

また、お題があることにより、対戦相手との相互作用も生まれています。
例えばお題の一つに、
「(完成させたパズル内の)家の数が多い」
があったとします。そうすると、誰かが自分より速く完成させたとき、その人のタイル状況を見て、
「ほおーん、あなたは2個しか家ないのね。」
「だったらもう少し粘って3個で完成させちゃおっかな〜」
など、相手を見てから自分の方向性を変更することができます。
これってスピード系パズルゲームにはなかなか珍しい、相手とのインタラクションを感じるところかな、と思います。
スピード勝負ではあるけども、制限時間内での駆け引きが生まれるところが魅力かと思います。(もちろん狙いすぎてタイムオーバーもお約束)

BoardGameGeekより
家5個作っちゃお〜の例

初心者へのおすすめ度
★★★★☆

「ボードゲーム?人生ゲームとか?」
みたいな方への一発目に出すには少しだけハードルがありますが、確実に2つ目には出せます。人によっては一発目に出してもいけると思います。

あと小箱なのがいいです。トートバッグから取り出せるサイズなら人を引かせる原因にはなりません。いくら初心者キラーの雄とはいえ、リュックからいきなり宝石の煌きを取り出したら引かれます。

◉まとめ

一生のうちにパズルゲームを一つしか買えない呪いにかかってしまうとなると、ウボンゴかナインタイルになるとは思うのですが、2つ買っていいよ、という呪いならナインタイルパニックを持っとくと思います。(ウボンゴ3Dも捨てがたい。)
単なるスピード勝負でないところが、ソロ感になりがちなパズルゲームとは異なり、複数で遊ぶ楽しさ、というひと味を加えてくれているかと。
オインクゲームズの中でも、とても好きな作品の一つです。

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