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幼馴染はじめました

さようでございますか。高齢のお母様が、お父様がなくなられて随分になる。最近は施設でふさいでおられることが多い。よくあることでございます。お元気になられる素は、心のときめきでございますのに、それがない。

お客様は、親孝行でございますな。どうするか、ですか?

お母様、共学でございましょう? まず高校の卒業アルバムに、弊社の役者をまぎれこませます。同学年、特にお母さまと親しかったご友人にインタビューします。先生のあだ名、同級生の癖のあるお仲間たちのこと。

お母さまが彼と会話なさって、ああ、この人は同級生なんだ、いわば高校からの幼馴染なんだ、と信用されれば、後はお任せください。あこがれのマドンナから、実は密かに好きだった、までさまざまなアプローチがございます。共にあのころをなつかしんで、若い頃は可愛かったとささやかれて。

お代はこれだけかかりますが、お母様のプライスレスな幸せの対価としては、妥当なものと存じます。はい。






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