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和歌ゲーム
あれね。れんがってありますよね。いや、ぼけなくていいっす。ブリックじゃないっす。あれも、まあ一種の『和歌ゲーム』っちゃあ、そうなんすけど。
もっと、恐ろしい話なんですよ。むしろ、西洋でいいますとね、フランケンシュタインに近いというか。
千手観音ってありましょう? その逆のことを考えたんですな。ミカドが。
和歌のね、上手な連中をね、束にして、やっつけたい。まあ、やっかみからでしょう。よくわかりませんが、藤原のなにがしに命じて、まあ、死んだ人も含めてですよ、とにかく和歌の上手な奴を束にしてしまえ、という命をだしたんですな。恐ろしいことに。
それで、命じられたほうは、なんと自身も含めてね、フランケンシュタインの合成にとりかかったんです。その怪物を待ちに待って、身を焦がすような思いをして塩をいれて燃焼させて、完成させたんです。
それが、人間は百人いるのに、首がたったひとつしかない、怪物です。
名前を、「百人一首」といいましてね。
